寒いけど良い天気になりそう?
で、今日は日曜日。西方面に行くとするか。
さすらい記録
記録:2014.11.30
天候:晴れ
場所:大岩ヶ岳(神戸市道場町)
出発:千刈貯水場
到着:千刈貯水場
地図:山と高原社「北摂・京都西山」
道程:[1]千刈貯水場→[2]千刈ダム→[3]大岩ヶ岳→[4]丸山分岐→[5]東山橋→[6]千刈貯水場
歩行:4時間
距離:約 9Km
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★★ (むずかしいところはない)
見所:★★ (ダムや山頂の展望など変化に富む)
お店:★ (近くにコンビニはない)
駐車:千刈貯水場(無料)
トイレ:千刈貯水場横に「市民のトイレ」がある。「北摂・京都西山」山と高原地図
備考:カーナビは「三田アスレチック」でセットした。
0804 自宅を車で出発
良い天気だ。今日は日曜日なので西方面に行くことに決めた。
中国自動車道は予想通り空いている。土曜日とは雲泥の差。西宮北口で降りる。
0840 サークルK
朝靄がかかっている。
0845 千刈貯水場
車が3台停まっていた。ここには20台は駐車できるだろう。
目の前の波豆川(はずがわ)から靄が立ち上っていくのが見える。
準備をして出発した。ふとみると張り紙がしてあって千苅ダムの西側のコースは崩落のために閉鎖しているとある。
フェンス沿いにダムを目指して歩く。
周囲には誰もいない。3回ほど来たがここで人と出会ったことは1回だけ。
0915ダム
紅葉は見えない。ダムを見上げると青空が広がっている。空気は冷えて吐く息が白い。
向こう岸へと渡る。大岩か岳まで2.5kmとある。
ダムから振り返ると朝靄に包まれた波豆川が見える。その川を100メートルほど下ると山側にフェンス沿いに登る道がある。
急な坂を登り切ると山の中だ。辺り一面が落ち葉に敷き詰められている。
木々につけられたテープがこれから進む道へと誘導している。風はほとんどないが落ち葉が時折ハラハラと舞う。
やがて尾根道にでた。
左下には貯水場が広がっていた。取り囲む木々はぼんやりと紅葉している。日当たりの良い尾根道を歩くと体も熱くなってくる。後ろからきたハイカーに道を譲る。初老の男性の一人歩きだ。
右手に小高い山が見えるが大岩が岳は二つ向こうだ。
1000 一つ目の尾根
この辺りの山は砂が多い。しかも落ち葉が積もっているので下り坂は滑りやすい。
小さな山を2つほど越えて大岩が岳を目指す。
1045大岩が岳の山頂(二等三角点384メートル)
眺めが良い。標高は384メートルと低いが周りが低いので360度パノラマ。
紅葉はそんなに目立たない。
さあ、少し早いがお昼にしようか。助六寿司にカップ麺だ。
風はないので寒くはない。のんびりとした風景だ。
山頂からぐるりと周囲を見回してみる。
こうしてみると標高がどうとかではなくて、周囲に遮蔽するものがあるかないかやと思う。
下の方から人声がしたと思ったら男一人、女二人のシルバーパーティがやって来た。
みんなニコニコしている。お昼の支度をし始めた。
他にも声が聞こえて来たのを機に出発することにした。
1140出発
急な坂を下る。落ち葉で滑らないように慎重に足を運ぶ。
100メートルほど下ると三叉路にでる。まっすぐいくと、丸山湿原、右に曲がると千苅ダムとある。
右に進もうと30メートルほど進んだところで道が落ち葉に埋れてしまって迷いそうだとおもった。
うっそうと草が覆っている。
いつもなら迷わず進むのだが、今回はなんとなく「やめとけと言う山の神様の声」が聞こえたような気がしたので引き返すことにした。結局、丸山湿原から迂回して東山橋に向かうことにした。
そこから2分ほど歩くと看板があった。
マジックで落書きがあり、左へ進むと絶景ポイントがあるという。
へー、いままで3回も来たけど気がつかなかったなあ。
では、いってみようかと分け入った。
かろうじて道とわかる程度だ。ほんまにこの道であってるんかいと登っていたら、上の方からおじいさんが降りて来た。
聞くと確かにこの先に展望のよい岩場があるという。お礼を言って先をすすむ。
あんまり狭いので周囲の木々を掴みながら急な山道を登った。
すると大きな岩が見えた。左へ回ってみたが登れない。
仕方がないので右に迂回して岩場にでた。
1205東大岩
すぐ横の木に東大岩という札が吊り下げられていた。
おお~、素晴らしい眺めだ。
真向かいには大岩が岳が見える。その下には貯水ダム湖が景色に溶け込んでいる。
少し狭いがここでお昼にするのもいいだろう。
5分ほど景色を楽しんでから下山した。登る時よりも降りる時の方が大変だ。
1215元の分岐点
ここからは、歩きやすい山道になる。雰囲気のある森林の中を歩いていく。
ハイカーはあまり見かけない。
1255交差点
左は丸山湿原とある。直進は道場駅。右に行けば千苅ダムだ。
右に進路をとり5分ほどいくと左に東山橋と札がかかっていた。
このまままっすぐすすんで狭い道を千苅ダムへと降りることができるはずだ。
と、前から初老のハイカーがやって来たので尋ねると、道が荒れているからいかないほうがよいという。
ありがたくアドバイスを受け入れることにした。
道を少し引き返して、東山橋への道に入って尾根沿いの道をいく。
眼下に貯水場に停車している車が見えた。
休憩している6名のハイカーグループに出会う。
70歳前後の男女だ。
みんなニコニコして山路の両側に座っていた。手前に手頃な開いた場所があるのに。
装備をチラッとみたが、普通の格好をしていた。あまり慣れていないようだ。
大岩が岳を目指しているのだろう。気をつけて歩いてくださいと心の中でつぶやいた。
1325東山橋
1330野菜販売所
民家で野菜を売っていた。
菊菜と金時イモをかった。280円也。
そこから川沿いをブラブラ歩く。
1345駐車場
歩数は13160歩。
車が8台停まっていた。
感想
[1] 台風の影響で山道がところどころ崩落していた。
[2] 東大岩でご飯を食べるとよいだろう。但し、足腰の良い人でないと登るのは大変だ。
[3] 距離は長くないが尾根沿いの道は変化が少ないので時間が長く感じる。