【能勢】妙見山ハイキング 2024春

1 登山(関西)

今日は絶好のハイキング日和だ。なに?ミツマタ群生地があるって?
こうして、ボーイスカウトのOBの人たちとハイキングに行くことになった。

さすらい記録

記録: 2024.03.30(土)
天候: 晴れ
場所: 妙見山
出発: 妙見口駅
到着: 妙見口駅
道程:[1] 妙見口 -> [2] 吉川峠 -> [3] ミツマタ群生地→[4] トンボ池の辻→[5] ミツマタ群生地→[6] トンボ池の辻→[7] エドヒガン→[8] 天台山→[9] 光明山→[10] 妙見山鳥居前トイレ→[11]大堂越峠→[12] ケーブル黒川駅→[13]妙見口
歩行:6時間
距離:約 15.5Km
体力:★★ (ちょっとしんどいかも)
技術:★ (特になし)
見所:★★ (ミツマタ、エドヒガン)
お店:★  (駅前)
駐車: 駅前、妙見山山頂
トイレ:駅、妙見山の鳥居近く
備考:

0915 出発

妙見口駅には、けっこうたくさんの人が降りてきた。ケーブルが昨年12月に廃止になったとはいえ、人気のハイキングコースがある。今日のコースは、天台山コースだ。何でもこのコースにはミツマタの群生地があるとのことでやってきた。

0950ミツマタ群生地

国道477号線をまたいでコースを進む。途中で初谷コースの分岐があるがこれを右に進む。初めて歩くコースだ。道なりにずんずん進み、ときわ台の宅地の横を抜けると、吉川峠に差しかかった。

ここから天台山コースが始まる。いい感じの山道が続くな。
なんでもこのコースのいくつかに、ミツマタの群生地があるそうだ。

やがて、「天台山31」のプレートを発見。通常なら、このプレートを左に進むのだが、ミツマタ群生地は右側の道を進むとか。あとで、もういちど、ここに引き返してくる予定だ。

広くて歩きやすい道をどんどん進んでいく。前にはハイカーが2人歩いていた。途中で左側に大きな石がある。これを目印にして、左の小道に入っていくのだ。だが、前を行くハイカーは先に進んでいく。すると、私達の声を聞いて、あれっという感じで引き返してきた。小道を見落としていたようだ。なんの標識もないから無理もない。

細い小道を進んでいくと、60から80センチくらいの高さの笹が現れる。笹の間を縫うように小道は続く。狭い道だ。

やがて、山あいにミツマタ群生地が現れた。すでに数人のハイカーがいた。

ミツマタの花は黄色っぽい花で群生していた。珍しいそうだ。
ミツマタの木は何でミツマタと言うのかというと、木がすべて3つに分かれていって、その先も3つに分かれていく。常に三又で育っていくので、ミツマタと言うのだそうだ。なんと規則正しい木なんだろう。

やがて、次から次へとハイカーたちがやってきた。みんな、ここを知っているようだ。写真をとりまくっている。
十分、ミツマタを見たので、ここをあとにして、さきほどの「天台山31」のポイントまで戻ることにした。景色はのどかで癒やされるなあ。

1030 2つ目のミツマタ群生地

天台山31コースを進むと、「天台山33 トンボの辻」にやってきた。

左側にはトンボ池がある。でも、今回はもう一つのミツマタ群生地を見に行くことになっている。
ヤシキ谷川を左にみて、右側の道を進む

やがて、山間の空間が開けると、ミツマタの群生地があった。これまた、たくさんのハイカーがいるではないか。ここって、有名なところなのかもしれない。腰をおろして休んでいるハイカーも多い。

こんなとこ全然知らなかった。ミツマタの花は3月中ぐらいが見頃で、4月には枯れてしまうそうだ。今が、ギリギリ見頃なんだろう。しばらく写真を撮ってから、休憩タイム。

あんまりゆっくりしてると根が生えてしまうからと、次のエドヒガンを見に行くことにした。さっき、通りかかったトンボの辻まで戻る。

1055トンボ池

トンボ池には今時珍しい浅瀬湿地帯が保護されていて、そこにはメダカとかイモリとかがたくさんいた。懐かしい景色が広がる。たくさんのハイカーが見入っていた。小さい子どもたちがイモリをすくって採っていた。子どもたちは興奮していたけど、お母さんがかわいそうだから逃がしてあげようねと言うと、素直にうなずいてリリースしていた。ちいさなメダカもいたようだ。

1105 エドヒガン

トンボの辻を北上する。数分で、景色が広がった。かつて民家があったようだ。このあたりの真ん中に、大きな桜の木があった。エドヒガンというらしい。樹齢300年と説明にあった。残念ながら花は咲いていなかった。まだ、早いらしい。

昼ご飯にしたいが、少し早い。まっすぐ天台山へ向かうことにした。

しばらくは、谷間の道ではなく、尾根沿いの狭い道を登っていく。青貝山へ行くことも考えたが、そうなると1時間は道を戻ることになる。今日は妙見山までいくことにしているんで、ちょっと、タイム的に厳しい。そこで、青貝山へは進まずに、ひたすら天台山へ向かう。トンボの辻からは高低差200メートルはあるので、途中で急勾配があったりで、尾根沿いとは言いながらちょっとしんどい。

ところが、今日はトレランの大会が開かれているらしく、たくさんのランナーが山を走ってくる。何人も道を譲ってあげた。みんな体力があるなあ。

1220 天台山で昼ご飯

ヒノキの森を抜けると天台山に到着。山頂では三角点をちょっと見て、そこでお昼ご飯を食べることにした。周りのハイカーもお弁当を食べていた。

私は恒例のお神酒で山の神様に感謝。お湯を沸かしてカップ麺を食べる。どうやら花粉が飛んでそうだ。途中で鼻水が出てくる。こうしている間にも、トレランのランナーが走っていく。

1255 出発

お腹がいっぱいになったので元気も出てきた。さあ、光明山を目指そう。コースタイムは20分ほど。

1315 光明山

特に険しくもない、おだやかな道を進むと光明山に到着した。三角点はない。ここには、15年前に豊能町からのルートで来たことがある。特徴もないので記憶には残っていない。天台山も光明山も標高640メートルくらいとよく似ている。

とりあえず、光明山の山頂を下ると、舗装道路に出る。ここからは道路を歩くことになる。途中で、山道に入りショートカットする。

1405妙見山

妙見口について少しトイレ休憩。よく歩いたなと話をする。10km近くは歩いたことになる。しかも、今日はよく汗もかいた。じっとしてるとしんどくなるので下山することにした。

1420下山開始

帰りは大堂越コースで降りることにした。何回も来ているコースなので、だいたい下山時間はわかる。

1520 ケーブル黒川駅

結局、1時間ジャストで降りてきた。昨年の12月に廃止されたケーブルの黒川駅は閑散としていた。黒川駅の看板だけが妙に綺麗だった。

1550 妙見口駅

駅の手前の自治会の会館がトレラン大会の本部になっていた。後片付けしているのも横目で見ながら駅へと進む。駅についたら、すぐに電車がやってきた。トータルで15キロほど歩いたことになる。

[感想]

[1] ミツマタを見るなら3月中が良い。
[2] 体力に自信がないなら青貝山を回ってそのままもと来た道を引き返す方が良いだろう。
[3] 15kmを超えるので、ストックを持っている人は使ったほうがよい。

以上

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