【京都】笠置山

これがアノ弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ) 1 登山(関西)
これがアノ弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)

目立たない低山を探してたら笠置山を見つけた。京都か!じゃあ、行ってみよう。

さすらい記録

記録:2019.10.05
天候:晴れ
場所:笠置山
出発:笠置山駐車場
到着:笠置山駐車場
地図:使用せず
道程:[1]駐車場→[2]笠置寺→[3]ゆるぎ岩→[4]行在所跡 →[5]笠置寺
歩行:1時間10分(お弁当を食べる時間含む)
距離:約 1Km
高低: 20mくらいか
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★ (巨岩がすごい)
お店:★ (なし)
駐車:500円。以後20分100円。五月山動物園は入園無料。
トイレ:駐車場。
備考:笠置寺 拝観料として大人300円。

笠置山のルート
笠置山のルート

1000 自宅

特に急ぐわけでもなく、ぶらぶら車で出かけることにした。天気は快晴 。まっすぐ向かうと1時間とちょっとで現地に到着してしまう。そんなわけで、途中で、コーナンに立ち寄ったり、ブラブラしながら現地へ向かった。

1230 駐車場

12時ごろには、現地周辺に到着。めっちゃ狭い道路を笠置寺に向かった。道幅は、軽自動車が通れるくらい。絶対にすれ違うことはできない。ハラハラドキドキの道を登っていく。途中で、宅配業者の車と出くわすも、すれ違いゾーンがあって助けられた。そんなスリルとサスペンスに囲まれて、なんとか駐車場にたどり着いた。

駐車場はガランとしていて、4台の車が停まっていた。満車だったら、30台くらいは駐車できそうだ。説明を読むと駐車場は1日500円とある。無人の受付にお金を投函するようになっている。その横には、立派なトイレがあった。

駐車場を降りて、ぼちぼち歩き出した。周りには誰もいない。このあたりは、東海自然道が通っているらしい。柳生街道が近いというニュアンスの標識を見つけた。数年前に、柳生街道のハイキングに来たときのゴールがこのあたりだったことを思い出した。

駐車場から5分ほど歩いたところに笠置寺があった。拝観料が300円とある。地図を見る限り、このルートを辿らないと笠置山の山頂にはいけない。このルートは1周800メートル。あっという間に歩いてしまいそうだ。ま、しかし、とにかく拝観料を支払って、このコースを回ってみることにした。

道は、歩きやすいところもあるけど、トレッキングシュースのようなしっかりとした靴でないと無理。ハイヒールでは歩けない

いきなり、弥勒磨崖仏を見る。凄いなコレ。いったい、こんな巨岩にどうやって彫刻したんやろ。鎌倉時代と聞いているけど。

コースを歩くとそれぞれ見頃のオブジェがあって、飽きさせない。
なかなか変化に飛んだコースだ。面白い。

1307ゆるぎ岩

早く歩くとあっというまにコースが終わるのでゆっくりと歩く。コースマップをみると、揺るぎ岩とか平等岩とかあって、そこからの風景がどうやら見頃であると書いてある。そうか、そこまでいってみよう。ゆるぎ岩についてみたら、先客がいて、おしゃべりを楽しんでいたようだ。私らをみて、どうぞどうぞと場所を譲ってもらった。標高が低いんだけど、見晴らしは良い

見晴らしがよいので、この場にレジャーシートを広げて、サンドイッチの昼食をとる。
ポカポカとしていて、実に気分が良い。今から1300年前にここにいた人もおなじ風景を見たんかなあと思いながら写真をとる。サンドイッチだけなので、20分もしたら、退散することにした。

このコースは半分以上歩いていることになる。それでも、けっこう見どころがあって楽しい。さあ、後半だ。次は二の丸跡だとか。ここに城郭があったわけではないらしい。二の丸の建築予定だとか。後醍醐天皇がここに上皇してきた時の話か。とにかく1300年前の話は実感が沸かない。

1340 笠置山(288メートル)

自分のスマホを見ると、笠置山の山頂はすぐそこだと示している。一体どこなんだろう。と思いながら歩く。途中で、横の崖をよじ登って山頂を目指してみた。ところが、なにもない。しかたがないのでもとのコースに戻った。ところが、コース途中の「行在所」の跡が山頂に相当するのだった。標高が288メートルと低いので、山という感じはないが、それでも山は山。このコースは、風情がある。紅葉のシーズンに来れば素晴らしい景色を堪能できるだろう。道が狭いから観光バスも来ないし、結果的に海外からの観光客も来ないだろう。それが、いいと思う。閑静な雰囲気のなかで、歴史の重みを感じながら歩くことができる場所は早々ない。

1350駐車場

あっというまに戻ってきてしまった。すれ違いに、軽自動車から海外の方と見受けられ人が降りてきた。何気なく会釈した。こんなところに来るなんで、ちょっと、マニアックやなあ。ここを愛する人々の憩いの場所になることを祈りつつ。

さあ、次はキャンプ場へ移動しよう。

感想

[1] 電車(JR)できて、麓から登ってくるという方法もある。
[2] 観光客に荒らされたくない場所だと思う。
[3] 靴はしっかりとしたもの(スニーカーで十分)を履くこと。
[4] 道幅があまりに狭いので車の運転に自身のない方はやめておいたほうが良い。

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