【明日香】 歴史ハイキング(下見編)

3 ハイキング

この11月にハイキングを予定しているので下見を兼ねて出かけてきました。

さすらい記録

記録:2009.10.12
天候:快晴
場所:明日香村
出発:飛鳥歴史公園館
到着:飛鳥歴史公園館
道程:[1]飛鳥歴史公園館→[2]高松塚壁画館→[3]猿石→[4]鬼の雪隠→[5]鬼の俎(まないた)→[6]亀石→[7]石舞台→[8]亀形石造物→[9]酒船石→[10]飛鳥寺→[11] 蘇我の入鹿首塚→飛鳥歴史公園館
歩行:4時間
距離:約 8Km
体力:★ (ハイキング)
技術:★  (特になし)
見所:★ (歴史がいっぱい。亀石など楽しい。)
お店:★  (なし)
駐車: 飛鳥歴史公園館(駐車場)
トイレ:
備考: ガイド「日帰りウオーキング」を参照

0740 自宅を車で出発

近畿自動車道→太子本道の葛城IC→大和高田バイパスからR169を南下。
途中、24時間スーパーの「オークワ」で弁当を買う。他にこれといったコンビニもないのでここで買うのがベストだった。明日香周辺にはコンビニはありませんので、弁当はそれまでに手配をしておくこと。

0910 飛鳥歴史公園館

駐車場に停める。無料。
5,6台は空いていたが、あとで聞くとすぐに満車になるとか。
9時前には着いていたいところです。他にも駐車場がありますが、有料駐車場はだいたい500円くらいです。

公園案内図

0930 高松塚壁画館 9:00~16:30

大人250円 小中学生70円 高校大学生130円(学生証)
いきなり、拝観料です。ちょっと高い気がするけれど史跡を守るためには必要でしょうね。
複製の壁画を見ました。よく見ると、折りたたみのイスを持ってる!
ボーイ隊といっしょやん。と思わずつぶやいてしまいました。

高松塚壁画館

0935 出発

史跡と史跡の間は、こうしたのどかな周遊歩道を進みます。周囲は田んぼ。
ガイドマップを見ていると犬の散歩に通りかかったおじいさんが近道を教えてくれました。

0955 猿石

なんか「千と千尋の神隠し」でトンネルを入る前にあった石仏に似てます。
ちょっと不気味な感じ。スカウトなら大騒ぎになるでしょうね。吉備姫王墓らしいです。これが、なんたるかは本番のためにとっておきます。下見で全部わかってしまうとおもしろくありませんからね。

1010 鬼の雪隠

よくもまあ、こんな面白い名前をつけたもんですね。
スカウト達に雪隠(せっちん)とは何かを調べさせたら面白いかも。
これが何なのかというのも今回は伏せておきます。

鬼の雪隠

1012 鬼の俎(まないた)

こんな俎(まないた)で料理してみたい?
どうして、こんなところにこんな大きな石があるのでしょうね。
これも秘密。

鬼の俎(まないた)

1025 亀石

これでも、カメなんでしょうね。大きな岩にかわいらしい顔が掘ってありました。
スカウトが喜びそうです。
近くに説明の看板がありました。ほー、なるほどね…。

亀石

1034 天台宗 橘寺

拝観料 大人350円 高校300円 中学300円 小学100円
かの有名な聖徳太子が生まれたという橘寺
拝観料に二の足を踏んでしまった貧乏性の私は、ここの拝観をパスして次の史跡に向かいました。
途中の飛鳥川沿いに歩く風景は実にのどかで気分がいい。

1105 石舞台公園

そのまま石舞台へ
拝観料 大人250円 高校200円 中学150円 小学100円
私が子どもの頃は、確か拝観料などはなかった。草むらに大きな石があっただけ。
今は、こうして拝観料(文化協力金?)が必要となっている。ちょっと高いんとちゃう?
大人はしかたがないとしても、せめて、子どもは無料にしてあげてほしいな。
史跡は国民の宝物。子どもも国の宝物。

1135 昼食

屋根付きの板場で食事。石舞台を遠くに見ながらの昼食。
この板場はかなりの人が座れるだろう。10メートル×30メートルの広さはありそう。

1220 休憩終了

1248 亀形石造物

大人300円 子ども100円
露出オーバーで撮影してしまった!
ここでも拝観料だ。有名なんでここまで来たら見るしかない。
それにしても不思議な石だ。なんで、こんなもん作ったんやろう。
みんなに考えさせてみようか。それとも、その当時の様子を想像図で描かせてみてもおもしろいかも。

亀形石造物

1254 酒船石 無料

どういうわけか、ここは無料だった。土地の所有者が誰かで料金が決まるのかも。
それにしても、変な石。何につかったんだろう。
どこかの小学校の団体が来て、石の上に乗って記念撮影していた。女の先生が怒鳴っていたが、子ども達は平気な顔。

酒船石は不思議な溝がある

1300 出発

1315 飛鳥寺

大人350円 高校250円 中学250円 小学200円
やっぱ、ここでも拝観料だ。飛鳥寺というのは教科書にも出てくる有名なお寺。
詳細説明は省略。本番のハイキングの時のお楽しみ。
この鐘を突いてきました。ええ音でした。

飛鳥寺の鐘はゴーンと心に染みるような音でした

1320 蘇我入鹿の首塚

ここで、1500年も前に、蘇我の入鹿が暗殺されたんやろか?
ちょっと怖いやん。

蘇我入鹿の首塚

1350 脇本酒造

結局、橿原神宮前に抜けずに、甘樫の丘の横を通って、元の道に戻りました。

1356 鬼の雪隠

1405 歴史公園到着

ようやくゴール。アップダウンはほとんどなく、車の往来も危なくないのでゆったりとして歩くことができた。

1420 出発

ハイキングコースだが、自転車も多い。レンタサイクルが軒を並べている。自転車に乗り慣れない人は、怖い。いきなり後ろから追い抜かされる。それも何台も。それ以外は安心して歩くことができる。
スカウトに地図を渡して、まわってこいといいたいところだが、適当な地図がない。
市街地マップでも購入しておくこと。
道標がしっかりしているので道に迷うことはないだろう。(ボーイ隊だったら)

しかし、電車で行くか、車で行くか迷うところだ。
近鉄電車のお得な?切符も、よく検討すると実は微妙だ。
経費のことを考えるなら、すべての史跡を拝観料を支払って見るのは考えもの。
交通費より高くついてしまう

ま、あんまり拝観料のことばかり言っていてはいけないな。
なにしろ、大和朝廷から大化の改新のころのロマンを目の前で見られるのだから。

感想

 [1] 本番のハイキングは、この他に味付けするともっと面白い物になるだろう。
 [2] 途中で、出逢った小学生軍団はスケッチと記録記入表?みたいなものを持って
 いろいろな掲示板からキーワードや数字を書き写していた。
 
 なるほどね。

以上

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