さすらい記録
記録:2009.10.03
天候:早朝は小雨、途中から曇り後晴れ
場所:鞍馬山から貴船神社へ
出発:鞍馬駅(叡山鉄道)
到着:貴船駅(叡山鉄道)
地図:とくになし
道程:[1]鞍馬駅→[2]由岐神社→[3]本殿金堂→[4]木根道→[5]魔王殿→[6]貴船神社→[7]奥宮→[8]貴船口駅
歩行:3時間
距離:約 4Km
体力:★ (距離が物足りないかもしれない)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★★★(牛若丸の話が楽しい)
お店:★★ (土産物屋がたくさん)
駐車:駅前にはなかったような
トイレ:駅、神社等
備考:
早朝から雨。7時に自宅を出発する予定だったが、1時間程様子をみることにした。
しばらくして雨も上がり午後から晴れるという天気予報をあてにして出発した。
0758 桃山台駅
0830 淀屋橋(京阪特急)
0945 出町柳(叡山鉄道)
叡山鉄道の20周年記念?なのか、臨時グッズ売り場に長蛇の列。
でも、私たちが乗る鞍馬駅行きのワンマンカーには乗車する人はまばら。
1015 鞍馬
途中の景色はかえでがいっぱい。紅葉の季節になったら素晴らしい眺めだろう。
鞍馬駅におりると大きな天狗のオブジェがお出迎えしてくれた。駅前にはしなびたお土産物屋さんが数軒。弁当でも買おうかと思ったが、コンビニなどは一軒もない。
もし、お弁当を買うなら、出町柳の駅で買い求めた方がよいだろう。土産物屋さんでよもぎ餅とバラ寿司をパックにつめてもらった。
1030 鞍馬寺
駅から歩くこと100mくらいで、鞍馬寺の門前に。愛山料として、200円。案内のしおりをもらう。まっすぐ進む。もちろん、ケーブルには乗らない。階段の道だが、歩きにくくはない。
1045 由岐神社
すぐに由岐神社に到着。大きな杉が見える。ご神木だ。樹齢800年。高さは53メートル。
願かけ杉とかいうらしい。いきなり大きな杉を見たので、少し感動する。
由岐神社は、天慶3年(940年)。鞍馬寺から御所から鎮守社として勧請されたとのこと。
これはしおりの受け売り。火祭りで有名だ。
なぜか、お清めの水のところにある龍が気になるので撮影。毎度のことながら、ドラゴンの表情が気になる。ちょっと目が細い。
1100 義経公供養塔
牛若丸が7歳から10年間、ここにすんでいたらしい。そのまま、九十九折り参道に進む。
清少納言が「枕草子」で「近うて遠きもの」の中に「くらまの九十九折りといふ道」
と記したのがこの道だそうだ。よく整備されていて歩きやすい。
ふむふむ、清少納言が歩いた道を歩いているのか。
いや待て、うわさを書いただけかも。ま、そんなことはどうでもいいか。
1120 本殿金堂
少し日が照ってきたので暑い。境内は広く、数人がお弁当を食べていた。
ここから京都の比叡山が垣間見える。やはり、お清めの水の龍が気になるので撮影。こいつはかっこいい!迫力がある。
狛犬ならぬ狛トラ?
両方に控えているのは犬ではなくトラだ!そばに寄ってみると迫力がある。
1140 背くらべ石
牛若丸が奥州平泉に去るときに、名残を惜しんで、ここで背くらべをした石といわれている。
身長何センチくらいだったんだろう?
木の根道だ。
岩盤が固くて地下に根が張れない杉の根がこんなふうになっている。ガイドブックによく出ている光景。そんなに長くは続かない。せいぜい数十メートル。
1200 魔王殿
1220 西門を経て貴船神社
1300 奥院
ここまで来るのに、河床などを営む旅館が軒を並べている。お食事などどうですかと声をかけられた。ソバが1000円もする。やっぱり、お弁当やな。
この近くの河川敷でお昼を食べた。
1330 お参りして貴船口へ向かう。
1407 貴船口駅
実にのんびりとしたハイキングだった。足も痛くない。
感想
[1] 見所も適度にあって、ハイカーを飽きさせない。
しかし、千里中央からだと2時間弱もかかるのが難点。ま、電車の中では寝てるだけやけど。
[2] 叡山鉄道もしなびた鉄道で風情がある。
[3] 紅葉の季節は素晴らしい眺めになることだろう。もう一度、訪れたい場所だ。