暑い!熱い!hot!こんな時は爽やかな清流の音を聞かねばならない。
さすらい記録
記録:2015.07.11
天候:晴れ
場所:摂津峡
出発:JR高槻駅
到着:JR高槻駅
地図:山と高原社「北摂・京都西山」
道程: [1]高槻駅→[2]旧芥川宿→[3]芥川→[4]摂津峡→ [5]上の口バス停 → [6]JR高槻駅
歩行:4時間
距離:約 10Km
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★★ (峡谷)
お店:★ (途中にコンビニがある)
駐車:高槻駅付近
トイレ:摂津峡
備考:
0925 桃山台
さあ、いこか。いつもなら琵琶湖疎水か、清滝のハイキングに行くところだが、ちょっと待て。摂津峡でもいいではないか。ということで、JR高槻からのルートを探してみた。
0944 新大阪
ここからJR高槻駅までは10分ほど。
0955 JR高槻駅
高槻駅は人でいっぱいだった。賑わってるなあ。
ここで、弁当を購入。
1005 出発
東へ進む。一つ目の信号を北へ進み、最初の信号を東へ進む。
そこには商店街がある。芥川商店街だ。
1020 旧芥川宿
江戸時代に設置された一里塚が残っている。一里塚は4kmごとに立てた標識だ。ここは西国街道の宿場町である「芥川宿」。かすかに街並みが残っている感じ。亨保19年(1734)に描かれた絵図には、いまのままの家並みと同じだ。なんとなく風情がある。背の高いマンションなどはない。
1027 教宗寺
説明を読むと1287年にできたらしい。これも、宿場絵図に書かれている配置図と比べてみると変わらない。お寺の中は整然としている。その中にぽつんと石風呂があった。
人影はなかったが、老松が今にも倒れそうになりながらも、石柱に支えながら懸命に生きているのが見て取れる。そこから、徒歩10分くらいで芥川に出る。
1036 芥川橋
橋のたもとに、お地蔵さんがあった。その横には、神峰山寺毘沙門通りとか。
へえー、こんなところからか。上の口まではかなり距離があるのに。自転車に乗った人が次から次へと通り過ぎる。うん、チャリの町やな。ここ。
気温は30度近くに上昇しているだろう。
カラー舗装していることからみても、この道路は市民のために整備されているとわかった。汗をびっしょりかいたジョガーが通り過ぎる。熱気をおびた道路からむぅっとした空気が立ち上る。川の音も聞こえるが、その涼けさも帳消しにしそう。
しかし、あっついなあ。ほんま。
倒れそうや。とか、思いながら、ふと、横をみたら、くろさぎが悠然と羽根を広げているではないか。
なんで、そんなことをしているのかわからんが、涼んでいるわけではなさそうだ。
エサでもとってるんかいなと、見つめていたら、やがてどこかに飛び去った。
衝撃的なシーンを見逃した感じ。しかたがないから、摂津峡を目指して歩く。
1125 あくあぴあ芥川
こんなところによさげな公園がある。すぐ上に、プールがある。
小さな子供達が遊んでいる。少し歩いたところに、蛍が観察出来る場所がある。
ちょっとした広場でバーベキューをしている人達がいた。どうやら、このあたりは市民の憩いのスポットらしい。
1145 摂津峡公園の入り口
かなりお腹が空いてきた。この道を歩いて、ここまで来るようなハイカーはいないらしい。公園では、どこかのスポーツ少年団(もしかしてYMCA)が、子供達を集めてライフ・ジャケットを着せている。どこかの川に入るのだろうか?
とか、思いながら先を進む。ここまでくると、さすがに冷やっとしている。これぞ、ハイキングやな。
1205 昼食
渓谷に降りると、川の水が近くて涼しい。
さあ、昼食だ。
流れを見てると、気持ちも涼しい。体中から汗が噴き出ている。持参したビールをぐぃと一口。おおおお~。うま。
などと、言っていると。やがて、子供達の集団がどこからともなくやってきて、目の前の渓流に入り出した。最初は恐る恐る川に浸かっていたがやがてみんなパンツ一丁で、川の中に入っている。歓声が上がる。子供たちの水遊びを眺めているだけでも楽しい。
私の後方で親とおぼしき大人がTシャツを脱げとか叫んでいる。
もう、そこは、自然のプールだ。子供たちのはしゃぐ姿を眺めるのも楽しい。
1310 出発
さあ、出発しよう。渓谷沿いの道は、苔むしていて、うっかりすると滑りそうだ。
前後を歩くハイカーはいない。清滝のハイキングコースに似ているな。ここ。
看板がある。この川には鮎がいるそうだ。へー、そんな季節か。とか、思いながら先を進む。やがて、一般道に出て、バス停を目指す。
1332 上の口バス停
上の口のバス停には7、8人くらいが行儀よく並んで座っている。
2分ほどしてバスが到着した。JR 高槻駅まで20分ほど乗る。
1355 JR高槻駅
14024歩。
感想
[1] まあまあの距離。コースも順当だ。でも、春先のほうがよいだろう。
[2] 高槻駅近くには城跡もあるので、そこも見ておけば良い。
[3] 暑さ対策は必須