【兵庫】青木間歩から悠久の館・静思館

青木間歩 3 ハイキング
青木間歩

コロナでストレスがかなり溜まってきた。かといって、人があつまるところは避けないと。あんまり人が歩きそうにないコースを歩いてみるか。

さすらい記録

記録:2021.05.04
天候:晴れ
場所:多田銀銅山遺跡
出発:日生中央駅
到着:日生中央駅
地図:下図参照 能勢電マップ
道程: [1] 日生中央駅→[2] 猪名川町公園→[3] 村上中池→[4] 青木間歩→[5] 多田銀銅山悠久の館→[6] スサノオ神社→[7] 静思館→[8] うぐいす池公園→[9] 日生中央駅
歩行:4時間
距離:約 13Km
体力:★★ (ハイキング感覚)
技術:★★ (むずかしいところはない)
見所:★★ (多田銅銀山跡)
お店:★★ (大型ショッピング、コンビニ有り)
駐車:日生中央駅、猪名川イオン
トイレ:駅、猪名川町公園、悠久の館、稲川町役場、うぐいす池公園
備考:

ハイキングコースガイド
ハイキングコースガイド

0930 日生中央駅

能勢電鉄が配っているハイキングコースガイドをキープしておいたので、今回はそのコースを歩いてみることにした。

自宅を車で出発し、日生中央駅前のサピエの駐車場に停める。一日停めても600円だ。

身支度をして出発。最初は、何の変哲もない舗装道路をあるくのみ。府道68号線だ。たまに通る車はスピードが出てるな。快晴なので道路から熱気が立ち上る。

1030 猪名川町公園

40分ほどで猪名川イオンに到着する。ここでお弁当を買う。すでにたくさんのお客でにぎわっている。

イオンを出てすぐのところに猪名川町公園があった。芝生に囲まれた広い公園だ。コロナ禍のため、公園内での飲食はご遠慮くださいという張り紙があった。園内は子供連れの家族でいっぱいだった。ポップアップテントがそこかしこにある。

公園を通り抜けて、裏側の舗装道路に出て西に向かう。なんの標識もないが、コースガイドによるとこの道らしい。しばらく歩くと、車止めがあった。その先は落ち葉でフカフカの道になっていた。

おおっ、実に気持ちのいいコースだ。途中で近畿自然歩道という標識を見つけた。やっぱりな。道の横には小川が流れていて緑のイオンが漂っている気がする。

20分ほど歩くと、砂利道になってきた。どうやら、ジャリ池というところにきたらしい。それらしい名前の標識はないが状況から見て、ここがそうだろう。ジャリしかない。反対方向から家族らしいパーティがやってきてすれ違う。どこから来たのだろう。あまりに軽装だ。猪名川町公園からちょっと様子を見に来たのかな。

1115 村上中池

やがて、美しい青緑の池に遭遇した。おそらくこれが村上中池だろう。ぽつぽつと人が歩いていた。心が和む里山の風景だ。

ふと横を見ると銀山史跡案内板があった。どうやらここは歴史街道のようだ。田植え間近の田んぼを見ながら進んでいく。実にのどかである。

1135 青木間歩

川沿いに歩いていると、20分ほどで青木間歩(つまりは昔の坑道)に到着した。無料で中をみることができるとあるので、入り口までいってみるとコロナのために5月11日まで閉鎖しますとある。残念。入り口からなかを覗いただけで青木間歩を後にした。

1142 金山彦神社

川を渡らずに歩いていくと、すぐに金山彦神社に到着した。二人のサイクリストが階段に腰かけてお昼を食べている。境内はがらんとして、だれもいない。お賽銭をあげて、パンパンとお参り。

1200 悠久の館(お昼)

金山彦神社から数分で悠久の館に到着。あいにくとコロナの緊急事態宣言が出ているとのことで閉館していた。駐車場に車がいっぱい止まっているのに、みんなどこへ行ったんだろう。

お腹が減ったのでお昼にする。目の前にある悠久の館広場は、利用停止になっていた。これもコロナの緊急事態宣言の影響だ。

しかたがないので悠久の館のすぐ横のベンチでお弁当をたべることにした。ハイカーが次から次へと通り過ぎていく。みんな、お昼を取る場所をさがしているようだ。

1240 出発

おなかもいっぱいになったので出発しよう。
野尻川沿いの道を歩いて行く。数分すると、左側にらせん状の階段があった。このまま舗装道路を歩くだけでは面白くないので、予定していたコースからは外れるが上ってみることにした。

ぐるぐると螺旋階段を上っていくと白金町2丁目のバス停という所に出た。高台だ。一戸建ての分譲地のようだ。見晴らしが良い。

周囲はおしゃれな一戸建てのニュータウンという感じ。へえーと感心してながら歩くも、コースからは外れてしまっている。はてさて、元に戻る道がないかと思いながら住宅地を歩くと、広根素盞嗚(ひろねすさのお)神社への参道という標識を見つける。おっ、ここやな。きっと。

1314 スサノオ神社

面白そうなのでこの参道を下りていくと素盞嗚神社(すさのお)というのがあった。へえ~、こんなところに神社があるんや。なんか古そう。

汗まみれの男性がベンチに座っている。スマホを触りながら、こちらをちらりとみて頭を下げた。私も同じように黙礼した。ちょっと、こんもりとした木々に囲まれているので涼しい。ささっと参詣して参道を降りていく。

そこからすぐのところに雲覚寺があった。神社とお寺が並んでいるのか。石段を降りてみるとハイキングコースが掲示してあった。へー、知らなかったなあ。きまぐれにらせん階段を上ったコースはミニハイキングコースだったなんて。ちょっと、得した気分だ。

スサノオ神社から出て、府道12号線に出る。広根大水口の交差点を横切って、遠くに見える新名神を目指す。この交差点を左にいけば猪名川イオンだ。最初からイオンに駐車しておいても良かったかもしれない。

今回は予定通り静思館を目指すことにした。

1338 静思館

のっぺりとした細い道をただひたすら歩く。変化がないので面白みはない。気温がかなり上がってきて暑くなってきた。周りは誰もいない。スマホの地図を見ながらなんとか静思館に到着。ところがここもコロナの影響で配管停止となっていた。あらら。

仕方がないので少し休憩してすぐ出発した。猪名川町役場の前の信号を右折し彫刻の道を行く。

1413 うぐいす池公園

変化のない道を歩くのみ。30分ほど歩いて、うぐいす池公園に着く。公園は池もあっていい感じに涼しい。本当にウグイスが鳴いていた。

1430 日生中央駅

結構歩いた。スマホで計測したら16㎞あるいたことになっている。コースガイドでは13㎞だ。ほとんどが舗装道路だったので距離はそうでもなかったが足の裏が痛むな

サピエでアイスクリーム(MOW)を買って食べた。

よく歩いた。さあ、帰ろう。

感想

[1] 日生中央駅から稲川町公園まではなにもない。車なら、猪名川イオンに停めて、そこを基点にハイキングしたほうがいいと思う。
[2] このコースはスニーカーでないと足を痛める。トレッキングシューズではかえって疲れるかもしれない。
[3] 猪名川町公園から村上中池までは、ハイキング向けのよいコースだ。
[4] 常に川が近くにながれているので癒やされるだけでなく涼しさを感じることができてよい。
[5] ストックは必要なかった。

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