【鞍馬山】 牛若丸ハイキング 2014

3 ハイキング

あれから2年かあ。月日の経つのはあっという間やね。
今日はのんびり鞍馬でもいきますか。

さすらい記録

記録:2014.10.18
天候:晴れ時々曇り。
場所:鞍馬山
出発:鞍馬駅(叡山鉄道)
到着:貴船口駅(叡山鉄道)
地図:とくになし
道程:[1]鞍馬駅→[2]由岐神社→[3]本殿金堂→[4]木根道→[5]魔王殿→[6]貴船口駅
歩行:3時間
距離:約 7Km
体力:★ (距離が物足りないかもしれない)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★★★(牛若丸の話が楽しい)
お店:★★ (土産物屋がたくさん)
駐車:駅前にはなかったような
トイレ:駅、神社等
備考:

0900 自宅出発

のんびりとしていたらこんな時間になってしまった。
桃山台から淀屋橋まで乗る。

0930 淀屋橋(京阪特急)

ノンストップ京阪電車に乗る。いつのまにか新しいタイプの特急電車ができてる。
出町柳まで50分らしい。早い。470円。
後で気がついたのだが、「鞍馬貴船1dayチケット」を買う方が得だ。大人一人1600円で京阪電車と叡山鉄道が乗り放題だ。通常料金なら、淀屋橋と鞍馬の往復は1780円だから180円安い。しかも、愛山料も200円が100円だ。

 1020 出町柳

出町柳の改札口のすぐ右手にアンスリーという小さなコンビニがある。ここでお弁当を買った。
さらに叡山鉄道に乗る。相変わらずICカードは使えない。するっと関西は使えるのだが、関西ではこのカードの廃止が決まったそうだ。叡山鉄道はどうするんだろう。終点の鞍馬駅までは大人420円だ。

 1039出町柳

券売機で切符を買っていたらもうすぐ出発だというアナウンスにあわてて改札を通過して電車に飛び乗った。席はほとんど満席だったが、立っている人はいなかった。
せっかくだから先頭車両に移動する。

叡山鉄道は単線だ。途中の駅ですれ違う。ゆっくりと景色を楽しんでくださいと言わんばかりのスピードで進む。情緒があってよい。今はまだ紅葉していないがシーズンにはたくさんの人が押し寄せる

1100 鞍馬駅

2年ぶりにに鞍馬に来たな。駅の小さなトイレに行列ができていた。外国人観光客も多い。
駅前には巨大な天狗のオブジェがある。それを指差して、ジャパニーズピノキオとしゃべってる。
ちょっと違うな。天狗は嘘はつかない。

1110 鞍馬寺仁王門

愛山料として大人一人200円を支払う。急な坂道を登る。周囲の人はフウフウいいながら歩いていた。
今日はケーブルカーが停止している。そういえば、10月22日は有名な鞍馬の火祭りだ。
なんとなく思い出した。

1115 由岐神社

門をくぐると大きな杉がある。大杉さんと親しまれているらしい。まるで人間みたい。
いやいや御神木だ。ここから、段差の小さな階段をゆっくりと歩く。本堂まで800メートルほどだ。
途中の休憩所で休んでいる人がいる。

1130 本堂金堂

ここまで来ると見晴らしがよい。
参拝者がなにやら離れたところに並んでいる。すぐに本堂にいかないのだ。
なんやろと思って観察すると、本堂前の20メートルほど手前に円形になった石の真ん中に三角の石がある。その三角形の石の真上に立って一人の参拝者が本堂を拝んでいるのだ。
しばらくして、そのサークルを出て本堂に向かうと、次の人がサークルの真ん中に進んで拝む。
これを見ている人が順番に並んでいるのだ。こんな儀式は初めて見た。2年前にはなかったな。誰かが始めたのだろう。
もし、これが正式な参拝方法なら説明書きがあるはずだがどこにもない。そばにあった説明板には土を掘ったら板石がたくさん出土して、それを敷き詰めたということは書いてあった。誰かが勝手にやり始めたことなんだろう。

無視してスタスタと本堂に入り参拝した。中には、数人の参拝者がいた。本堂では読経が低く響いている。お参りしてから本堂をでた。

裏に回って奥の院への階段を上がる。
少し急な階段だが、息が上がるほどではない。登り切ると宝物殿にでた。
すぐ横には与謝野晶子が弟子からプレゼントされたという書斎が丸ごと東京から移設されていた。
なんでここに?
説明があって経緯が書かれてあったが詳細には興味がなかったので部屋の中だけチラ見して先へ進んだ。木の根がボコボコでた歩きにくい道になってくると背比べ石に出会った。

1140 背比べ石

たくさんの観光客が訪れていた。
その昔、牛若丸が自分と身長を比べたという石である。120cmほどか。
真偽のほどはわからないが、愉快なネーミングだと思う。

左手を見ると小高い丘のようなところに大きな木の根の集団が目に入った。
転けそうになりながら登り切ると、広く切り開けた場所に出た。

1150 昼食

20人ほどの団体客がすでに休んでいた。木のベンチが8つほどある。みんな楽しげに話をしている。おばちゃんたちは猛烈に喋っている。ちょっと離れたところで、お昼をとることにした。
すると、その20名の集団のリーダーと思しき人が、ひょろろ~と笛を吹いた。なんとも小さな音色だ。そんな小さな音では誰も集合しないだろう。と、思っていたら、なんとなくみんなが立ち上がって集まってきた。聞こえてるんや。すごい。ちょっと驚いた。

一汗かいたので、体が冷える。
いつものように神様と山の神様とボクのご先祖様と両親に感謝して御神酒をいただく。
初冬を思わせるような気温だ。バーナーでお湯を沸かしカップ麺を食べた。
体が冷えているので暖かい食べ物が美味しい。

1245 出発

あー、お腹いっぱい。もう寝たいな。← 酔ってるだけ

1300 魔王堂

たくさんの人がいた。反対側から上がってくる人も多い。前回はここで昼ごはんを食べたことを思い出した。

ここから急坂をゆっくりと降りる。水道管のような手すりが続く。途中でツクツクボウシが鳴いていた。これだけ急な坂を登ってきたのかと思う。

1320 出口

6240歩。
川沿いの舗装道路を歩く観光客と一緒になって貴船口方向に歩く。貴船神社にお参りしたのだろう。
先の20名の集団が、きちんと一列になって歩いていく。

1325 バス停

公衆トイレがある。ここで小休止。
5人の女子大生らしきグループがいて、バスを待っていた。
貴船口まで歩くかどうか話し合っている。歩くなんて考えられないそうだ。

川を左手に見ながら舗装道路を歩いていると正面からバスがやってきた。10分ほどで後ろから折り返しのバスに追い抜かれた。道なりに進み左へカーブするところに貴船口駅が見える。
同時に、あの軍団も見える。狭い駅で一緒になったら大変だとばかり速足で追い抜いた。

1350 貴船口

9150歩
切符をそそくさと買った途端、電車が入ってきた。
ラッキー。電車に飛び乗った。待ち時間ゼロ。車内の乗客はまばら

1420 出町柳

9520歩。
さあ、どうする。このまま京阪電車に乗るか。でも、ちょっと喉が渇いた。
駅横にはロッテリアがある。アイスコーヒーを買って京阪電車に持ち込むことにした。

 1436 出町柳

ここが始発なので余裕で座ることができる。京阪特急に乗る。

1532 淀屋橋

1610 自宅

感想

[1] のんびりとしたハイキング。
[2] お得な切符で行くべし
[3] 千里中央からだと2時間弱もかかるのが難点。
[4] 交通の往復に時間がかかるがほとんど座れるから許す。

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