【能勢】妙見山(初谷渓谷から上杉尾根コース)2022

1 登山(関西)

来月20日に親子ハイキングを計画しているけど、どこがいいかな?
2日前に妙見山に行ったけど、まだ行っていないコースがあるな。
じゃあ、もういちど、妙見山に下見にいってみよか。

さすらい記録

記録:2022.10.15
天候:晴れ
場所:妙見山(660m)
出発:妙見口(能勢電鉄)
到着:妙見口(能勢電鉄)
地図:山と高原社と駅前でもらったハイキングマップ、のせでん
道程: [1]妙見口駅→[2]初谷渓谷→[3]妙見山頂→[4]山上駐車場→[5]上杉尾根→ [6] 妙見口駅
歩行:3.5時間
距離:約 11Km(初谷渓谷コース5.9km、上杉尾根コース4.3km)
体力:★★ (★1と★2の間って感じです)
技術:★★ (沢渡りがある)
見所:★★ (大阪みどりの100選)
お店:★  (スーパーはない、自販機はある)
駐車:駅前、山上駐車場
トイレ:妙見山の入り口
備考: 千里中央モノレール)~妙見口駅 810円

コース名頂上までの距離特徴
大堂越4.2km
1時間30分
ケーブル駅の左横から出発。
台場クヌギの多い変化に富んだコース
新滝道3.6km
1時間20分
裏参道。ガレ場が多く足元注意。
妙見山までに登りが続く。最短コース。
上杉尾根4.3km
1時間45分
前後半に少しきつい上りあり。尾根沿いに展望は開けている。
気持ちの良いコース。
初谷渓谷5.9km
2時間
いくつものせせらぎをわたりながら登る。
大阪みどりの百選」指定の美しい渓谷コース
天台山8km
3時間10分
吉川峠から木陰の続く山の中。長い上りが続く光明山経由のコース
妙見山への主なハイキングルート(参考 豊能町観光ボランティアガイドの会)

0756 千里中央モノレール

2日前にいったばかりなんだが、今度は正式な下見。カブ隊のリーダーと一緒に行くことになった。千里中央から妙見口駅まではちょうど1時間位。モノレールから阪急蛍池駅。そして、川西能勢口を経由して妙見口駅へ向かう。めっちゃ良い天気。

0859 妙見口駅(能勢電鉄)

土曜日なんで、平日に比べるとハイカーは多い。トイレは駅の外
駅前にある観光ガイド所は、閉まっていた。もういちど、無料のガイドをもらおうと思ったのに残念。近くにはみやげもの屋はあるがコンビニはない。ジュース類の自動販売機などはある。腕時計の標高計は190mとなっている。団体だとトイレがすむまで20分みておかないといけないな。

0903 出発

今回は、上りは④初谷渓谷コース。下りは③上杉尾根越コース。を下見する。本番では、このルートを中心に考えることになる。近くには6~8名のハイカーが準備運動をしているぞ。さあ、ケーブル駅とは反対方向に歩き出そう。

0908 初谷渓谷コースへの分岐(標高190m)

私達の前には小グループのハイカーが歩いている。その他には見当たらない。ワイワイ言いながら楽しそうだ。陽射しはすでに暑くなりそうな兆しがみえる。最初は舗装道路をぼちぼち歩いて行く。

やがて、Y字の分岐点にさしかかった。左が初谷渓谷コース。右が天台山コース。先日と同じように小さなお子さんと同じくらいのゆっくりペースで登る。実際のコースタイム(5.9km)は2時間とある。時速3kmとややゆっくりの設定だ。声がするので振り返ったら、先行していたグループだった。間違って、天台山コースに進んだらしい。

0915 入り口から砂防ダムまで

ひんやりとした山道をゆっくり進む。広々としていて空気はマイナスイオンでいっぱいだ。右側には小川(沢)がさらさらと流れていて雰囲気がある。標識に大阪みどりの百選。ゴミ一つ落ちていない。ほぼ平坦な道が続く。歩きやすい。

このコースには、緊急通報ポイントのカンバンがある。初谷渓谷コースでは、初1~初21まであるとのこと。これを見ていたらゴールがわかるな。

0943 初谷渓谷憩いの場(初8の手前)

なにこれ?巨人の足跡?タマゴにキバまであるやん!
すぐそばに説明板があった。子どもたちはこれを見ると驚くだろうなあ。

1000 最初の沢わたり(初11)

川沿いの道を歩いていくと、やがて河原に降りていく。
最初の沢わたりポイントにつく。説明板によると、沢わたりは13箇所あるようだ。

水位は足首くらいまでなので、濡れるのを厭わなければ、じゃぶじゃぶと入っていける。とはいうものの、やっぱり濡れるのは嫌なので、濡れないように小さな岩を渡っていくのだが、転ばないように慎重に歩かないといけない。前を行く他のハイカー集団は、きゃあきゃあいいながら渡っていた。
慣れれば怖くないんだが、スニーカーの履いた人だと、濡れるだろうな。沢わたりがあるとコースが面白くなるなあ。

いくつかの沢を紹介

まあ、13箇所も沢わたりがあると、とちゅうからいくつ渡ったのかを忘れてしまう。子どもたちなら、間違いなくビショビショになるな、これ。でも、間違いなく楽しいはずだ。久しぶりに楽しいコースに出会った。

1051 最後の急登

沢わたりも終わると、「初18」ポイントに着く。ここから、急登が始まると説明があったが高低差60mほどか。急登というほどでもない。

1058 出会(大阪府道 国崎野間口線)

とはいうものの、平坦なところから上り坂が続くと、さすがにハアハアと息が上がる。それでも8分ほど。府道605号にえっちらと上がった。標識には国崎野間口線とある。この道路を左に進むと、再び山道に出会う。そのまま自動車道を進んでもいいのだが、迂回すると距離が長くなる。当然、山道を直進。

ふたたび605号と交差するが、目の前に山道がある。下見では、この山道を直進した。けっこうキツイ。周囲のハイカーもうわーやめて!と叫んでいた。
道路沿いを左に進むと山上駐車場に向かうので、子どもたちはそちらのコースのほうがいいだろう。

1115 山頂

ほぼ、コースタイム通り。2時間
実に楽しいコースだった。5.9kmも歩くので、普段あるきなれていない人はちょっとしんどいかもしれないが、それを上回る楽しさがある。

妙見山の裏口に到着して、山門をぬけて星領で景色を眺めた。

1130 昼食

少し早いけど昼食にしよう。参詣道の横の広場で昼食。周囲にはハイカーがちらほら。まだまだ、少ない。

1150 出発

あっという間におにぎりを食べて、さあ、出発。
たった20分しか経っていないなあ。まあ、体力を回復するには十分な時間。そのまま大鳥居に向かいトイレ休憩。その後、山上駐車場から「上杉尾根コース」に向かう。

1200 上杉尾根コース

山上駐車場はガラガラ。本番当日は、ここで団体で記念撮影してもいいかな。他のハイカーや参拝客には迷惑をかけることはないだろう。

12時ちょうどに、「上杉尾根コース」に入る。ここにも緊急通報スポットがある。上1~上15だ。山頂から下るので、上15がスタートとなる。尾根道特有ののっぺりとした感じの道が続く。

1225 展望のひらけたところ (ベンチ)

尾根道というのは歩きやすいが単調になりがち。しかも下り坂だから、もくもくと下山するしかない。と、開けたところにでた。ベンチがある。まあ、10人~15人ほどが休憩できるかな。スカウトたちだと遊んでしまうので、向こうがわに落ちないように注意しないといけないかも。(と、カブ隊のリーダー談)

1253 上杉尾根コースの入り口

尾根道の下山は、特徴がすくないのでレポートにこまるな。尾根道は歩きやすいんだが、地形上、沢があるわけでもないし、変化が少ない。そのかわり、子どもたちでも安心して歩かせる

1310 妙見口駅

お昼休憩20分。本堂のあたりをうろうろと10分くらいかかったが、4時間ちょっと。団体で行動してたら、もう少し時間はかかるだろう。
万歩計は2万歩くらい。

感想

[1] 初谷渓谷コースは沢わたりなど変化に富んで楽しい最初の頃は高低差がないので特に歩きやすい。
[2] 体力に自信がないこども(親)は、上りか下りにケーブルを使うといいだろう。
[3] カブ隊(小学3年生~5年生)は初谷渓谷コースは行ける
[4] 上りに「上杉尾根コース」は変化が少ないのでやめておいたほうがいい。前半に盛り上がったほうがいいから。
[5] 全体が集まる場所がないので、各グループが時間を調整して山頂に集合すればいいだろう。

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