【能勢】妙見山(新滝道から大堂越コース)2022

1 登山(関西)

来月20日に親子ハイキングを計画しているけど、どこがいい?
いろいろ候補があるけど、近くて、誰でも登れるところって。
じゃあ、妙見山に下見にいってみよか。

さすらい記録

記録:2022.10.13
天候:晴れ
場所:妙見山(660m)
出発:妙見口(能勢電鉄)
到着:妙見口(能勢電鉄)
地図:山と高原社と駅前でもらったハイキングマップ、のせでん
道程: [1]妙見口駅→[2]黒川駅→[3]妙見山頂→[4]妙見山駅(リフト)→[5]大堂越えの分岐 → [6]台場クヌギの森→[7]黒川駅→[9] 妙見口駅
歩行:3.5時間
距離:約 9Km(新滝道コース3.6km、大堂越コース4.2km)
体力:★ (ま、ふつうかな)
技術:★  (むずかしいところはない)
見所:★  (山頂からの眺望)
お店:★  (スーパーはない)
駐車:駅前、黒川ケーブル駅前に有料駐車場
トイレ:ケーブル乗り場(外にある)、妙見山の入り口
備考: 千里中央モノレール)~妙見口駅 810円

コース名頂上までの距離特徴
大堂越4.2km
1時間30分
ケーブル駅の左横から出発。
台場クヌギの多い変化に富んだコース
新滝道3.6km
1時間20分
裏参道。ガレ場が多く足元注意。
妙見山までに登りが続く。最短コース。
上杉尾根4.3km
1時間45分
前後半に少しきつい上りあり。尾根沿いに展望は開けている。
気持ちの良いコース。
初谷渓谷5.9km
2時間
いくつものせせらぎをわたりながら登る。
「大阪みどりの百選」指定の美しい渓谷コース
天台山8km
3時間10分
吉川峠から木陰の続く山の中。長い上りが続く光明山経由のコース
妙見山への主なハイキングルート(参考 豊能町観光ボランティアガイドの会)

0737 自宅出発

思い立ったが吉日とばかり、平日にもかかわらず妙見山に向かうことにした。千里中央から妙見口駅まではちょうど1時間位。
モノレールから阪急蛍池駅。そして、川西能勢口を経由して妙見口駅へ向かう。良い天気だ。ひさしぶりにソロで登山することになる。

0859 妙見口駅(能勢電鉄)

さすがに平日なのでハイカーはいないだろうと思ったけど、数人のハイカーがいた。トイレは駅の外にある。駅前にある観光ガイド所で無料のガイドをいただく。かかりの方が親切にいろいろ情報をくれた。
近くにはみやげもの屋はあるがコンビニはない。ジュース類の自動販売機などはある。腕時計の標高計は190mとなっている。

0905 出発

今回は、上りは②新滝道コース。下りは①大堂越コース。を下見する。数日後には、③と④を下見する予定。駅前の道をぶらぶら歩いて行く。10分ほど歩くと国道477号に突き当たる。押しボタン式信号を渡ってケーブル駅を目指す。周りは誰も歩いていない。秋晴れだ。

0928 黒川ケーブル駅(標高246m)

12年ぶりにケーブル乗り場にやってきた。よくみると今日は定休日とある。木曜日は定休日なんだな。どうりでだれもいないはずだ。

今日の下見は、小さなお子さんと同じくらいのゆっくりペースで登ることにした。実際のコースタイムは1時間20分とある。

0936 最初の鳥居から雄滝行場まで

舗装された山道をまっすぐ上っていく。このあたりはゆるやかな上り坂という感じか。周りには誰もいない。駅前で聞いた話では、この道は台風の被害でしばらく通行止めになっていたらしい。

0945 雄滝行場 標高400mくらい

単調な登山道だ。15分ほどで雄滝行場(あんたきと読む)に到着。ちょっと、一汗かいた感じ。そこからいい感じの山道が続くかと思ったが、途中から石ころだらけの道(ガレ場)になってきた。

山頂までの風景

ゆっくり登っているつもりなんだが、予定よりも早いみたいだ。
途中で休憩できる場所もあまりないし、このままだと1時間ぐらいで山頂に着いてしまいそうだ。それにしても歩きにくい。崩落した痕を発見。ここやな。通行止めの原因は。きちんと修復されてる。
せせらぎもあって、いいなと思っていたんだが、途中から階段の連続。階段は短くても心が折れるな。それに、ずっと上りなので、周りの風景を楽しむ余裕がない。

1032 山頂の鳥居

あれっ、やっぱり1時間くらいで山頂についてしまった!コースタイムより20分は早い。そんなに速いペースで上ったつもりはないんだが。最短距離なので勾配はキツイけど、時間は早い。それにしても、1時間とは、早すぎるな。鳥居の前の休憩所にはトイレや自動販売機がある。そのまま本堂へと進む。

1039 三角点(660m)

鳥居をくぐり階段をまっすぐ上がっていく。左横に参拝客やハイカーが休憩できるような広場が数カ所ある。それぞれ20~30人は休憩できるだろう。ただし、火気厳禁とある。バーナーなどは使えないな。三角点の案内標識があったので脇道へ。すぐに「三角点」に到着した。誰もいなかった。見返すと、数人のハイカーが上ってくる。

1048 星嶺

すぐに星嶺に到着。景色は良い眺めだ。すぐ近くに10人くらいが座れるような広場があったが、団体客にはむかない。

しばらく景色をみて、きれいな山門をくぐって開運殿に参る。本番のハイキングでは混雑しているのでここに来ることはないだろう。遠くで読経の声が聞こえる。なんか神妙な気持ちになるな。

1105 下山開始 (標高620mくらい)

昼食に向いた場所がない。強いて言えば、途中の広場かな。いくつかの広場に分散しないといけないかも。昼食にしようと思ったが、まだ11時なので下山がてら足をのばしてみることにした。大鳥居まで出て、再び山上駐車場に。そこから、リフトへの道を下る。
ここから大堂越コースとなる。

1115 妙見山駅(リフト)

歩きやすい道を歩くこと10分でリフト駅に到着。当然、定休日。
ぼくは勘違いしてたけど、ケーブルではなくてリフトだった。つまり、スキーで乗るやつ。6歳以下の子供は親といっしょに乗ってくださいと説明にある。10分くらいだそうだ。乗ってみたかったな。

1127 木漏れ日の径へ

しかたがないので、歩いて下山することにした。当然そうなる。だって、大堂越コースを歩かないと下見の意味がない。

1140 昼食

ふれあい広場まで降りようと思ったが、よくよく考えてみると、今日は定休日。ケーブルには乗れない。そこから黒川駅まで降りる道はない。
なので、ふれあい広場まで降りるのはやめた。途中の見晴らしのよいところにベンチがあったので昼食をとることにした。久しぶりに山の神様に献杯。

1215 出発

さあ、大堂越へ降りよう。少し進むと、ふれあい広場への標識が。なにもその前の分岐を進む必要はなかったのだ。ま、結果的にケーブルは定休日だったから、進まなかったけど。本番はここを曲がるといい。
そのまま大堂越コースを進む。
このコースは、典型的な山道なんだが、少し勾配がきつい感じがするな。上ってくるときは、このあたりで息が上がりそうだ。でも、歩きやすいので小さな子供でも十分登れるだろう。

1230 大堂超え(標高436m)

20分ほどで大堂越えに到着。下りだから早い。上りだと30分くらいはかかるな。ここは広々としているが、道に迷うことはない。

1245 台場クヌギの森

峠から下りの道。これが変化に富んでいてなかなか楽しい。上りでも十分楽しめるだろう。新滝道よりこっちのほうがいいと思う。

1256 黒川駅

昼食の時間は35分だったので、山頂からここまで1時間25分。途中でグダグダしていたので10分くらいはロスしてる。つまり、1時間15分くらい。これが上りだったら、1時間30分くらいかな。コースタイムは1時間30分とあるからぴったりだ。楽しいコースである。

1318 妙見口駅

意外に早く駅に到着した。昼ごはんの時間を入れても4時間ちょっと
駅で電車待ちをしているのは、ぼく一人。平日に妙見山のハイキングに来る人は少ないらしい。スマホの歩測計をみたら約1万5千歩だった。

感想

[1] 新滝道はコース時間は短いが、ガレ場が多く、あまり楽しくない
[2] 大堂越えコースのほうが変化に富んでおもしろいだろう
[3] 筋力がなくても上れる。高低差は400mくらい。
[4] 道標はしっかりあるので道に迷うことはないだろう。

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