【兵庫】武田尾 廃線敷ハイキング 2023

3 ハイキング

来週、ビーバー隊とカブ隊は、武田尾の廃線敷ハイクにいく。ところが、いそがしくて前日に下見に行くというので、代わりに私が下見に行くことにした。コロナ禍が明けたので、ひさしぶりのハイキング。5年ぶりに詳細にレポートします。

さすらい記録

記録:2023.05.22
天候:晴れ
場所:兵庫県宝塚市
出発:JR生瀬駅
到着:JR武田尾駅
地図:山と高原社「北摂・京都西山」、廃線敷マップ(2023年3月7日)
道程:[1]生瀬駅→[2]国道176号線→[3]廃線敷→[4]親水公園→[5]さくらの道→[6] どんぐりの道→[7] もみじの道→[8] JR武田尾駅
歩行:3時間
距離: 約9.8Km
高低: 廃線敷コースは高低差はほとんどない。さくらの道からもみじの道だと高低差は100メートル
体力:★   (楽しく安全)
技術:★   (むずかしいところはない)
見所:★★ ★ (渓谷の景色)
お店:★   (生瀬駅近くにスーパー)
駐車:武田尾駅付近に有料駐車場がある。
トイレ:生瀬駅、廃線敷(生瀬側)の入り口に簡易トイレ、親水公園近くに簡易トイレ、公民館付近に水洗トイレ
備考:にしのみや観光協会

0613 桃山台バス停

いい天気だ。いつも早朝ウォーキングしているので早朝の出発は苦にならない。電車やモノレールで阪急線に乗り継ぐ方法もあるけど、桃山台駅からだと電車で行くよりもバスを経由した方が運賃は安くなるし、乗り換えも少ない。

0635 豊中駅

バスから阪急電車に乗り換える。

0717 JR宝塚駅

阪急電車からJRに乗り換える。駅前のローソンでおにぎりを一つ。サラダウインナーもついでに買う。

0719 生瀬駅0730 出発

月曜日の朝ということもあってハイカーは私一人。なぜの駅にあるトイレは2個しか便器がない。もし、トイレを済ますなら、宝塚駅で済ましておいたほうが良い。宝塚駅から生瀬駅までは一駅2分だけ。

さあ、廃線敷ハイクに出発。他に一人だけサラリーマン風の人が歩いているだけ。
国道176号線沿いに北上する。改修工事をやっている。朝の交通渋滞がすごい。

五年前と基本的に変わっていない。入り口のすぐ前の横断歩道だが、信号がないので車がなかなか停車してくれない。しかも、スピードが出てるので危ない。ここから100メートル先に信号のある横断歩道があるのでこれを使った方がいい。

0755 廃線敷コースの入口

案内板が出ているので迷いはしないが、ぐるっとUターンして降りていかないといけないのに住宅街にまっすぐ進まないように注意が必要だ。(右上の写真)
坂をおりきったところには簡易トイレが設置されている。5年前とかわらない。トイレは親水公園の先、8キロメートル付近までない。このトイレが最後のトイレと考えておこう。 逆コースを歩く人にはありがたいトイレだ。まわりを見まわしたがハイカーは私一人。

では、出発。渓谷の水の音を聞きながら歩くと心地よい。

最初のトンネルは北山第一トンネル。以前は、新4号トンネルと紹介されていたと思う。
このトンネルの前で、スマホの電波をチェックしてみたが、まったくアンテナが立っていなかった。速報はお預けだ。真っ暗なトンネルをヘッドランプをつけて進む。私一人しかいないので、なんとなく冷やっとする。気温が低いだけか。子供たちだったらワイワイと喜ぶところだろう。

前回も指摘したが、このコースは、「線路の跡」を歩くので、気をつけないと地面からわずかに出ている枕木に引っかかる。 それとトンネルの中は砂利道だ。最低でもスニーカーでないと危ないな。

0825 北山第二トンネル(413メートル)

400メートルもあるトンネルを一人で歩くと不安になってくる。と、そのとき、前方からヘッドライトの灯りがせまってくるではないか。ちょっとドキドキしたが、初老のハイカーだった。すれ違いざまに挨拶したらトンネル内なので声が響いた。

長い長いトンネルを抜けると、しばらくは渓谷を眺めながら歩く。実に気分の良いコースだなあ。期待を裏切らないコースだ。

0845 溝滝尾トンネル(149メートル)0850 長尾山第一トンネル(306メートル)

名物オブジェである赤い鉄橋だ。サビが来てるが、歩道は補強されている。男性が一人休んでいた。 かなり汗をかいているようでタオルで首筋を拭いていた。今日は30度近くにまでなるだろう。

0905 親水公園

長尾山第一トンネルをぬけると平坦な道になる。5分ほどで親水公園に到着した。
まだ9時なのでお腹も空かない。そこで、カブ隊が探検のために親水公園から山コースを歩こうという話を思い出したので行ってみることにした。

0920 東屋

さくらの道から時計回りで歩くことにした。説明では、高低差が100mぐらいあるという。まあこれくらいと思っていたけど、結構きつかった。コロナで運動不足だから脚が弱っている。東屋についたときには、汗がびっしょり。

0932 城が丘

10分間歩きづめで息があがってしまった。なさけない。とおもいつつ、コースを進むことにした。

次は、どんぐりの道だ。この道は案外勾配がきつい。ふとももの筋肉が弱っているのがよくわかる。城が丘から先に進むとしばらくは急な下り坂が続くが、もみじの道なのか、やがて穏やかな里山の道になった。

0945 親水公園

今回の山のコースは一番短い。合計40分程で一周回ったことになる。全コースを通して道幅が狭く、勾配が急なところもあるので、ちいさな子供は転ばないように注意が必要だろう。東屋の往復コースというのもありかもしれない。そんな案内も書いてあった。

すっかり体力を消耗したので、お腹が空いてきた。そのまま川まで降りて食事することにした。元々、早朝出発を想定していたので、朝ごはんは抜いている。だから、お腹はペコペコだ。
今回の食事は、おにぎり1個。サラダウインナー一本。カップラーメン。と、お神酒。ハイキングの神様、ありがとうございます。

1025 出発

食事休憩は40分。なぜか、いつもこれぐらいの時間になる。さあそろそろ行こうかと思い腰を上げるとたくさんの人がいた。十数名はいただろう。草刈りなど、このコースの整備をされている。会釈をしてして通りすぎる。頭が下がる思いである。

長尾山第二トンネル(147メートル)長尾山第二トンネル(91メートル)

親水公園からすぐのところにトンネルがある。そんなに長くはない。整備事業をやっている方はヘッドランプ無しで通っていく。10分ちょっとでコースのゴールに着いた。きれいなトイレが整備されている。

1050 JR武田尾駅

反対側から数人のハイカーがやってきた。いまからコースを歩くのだろう。武田尾駅に向かって歩く人は私以外にもう一人だけ。駅はICカード対応だった。これは前回と同じ。トイレは男女兼用。切符販売機はひとつだけ。団体だと、ここが混みそうだ。工夫がいる。
ほどよく歩いた。体力をつけないとあかん。

1120 宝塚1145 豊中駅1220 桃山台

月曜日の朝からハイキングに行ってるのは私ぐらい。まあ、のんきなことだと思う。

感想

[1] 生瀬側の入り口の前の横断歩道は使わず信号のある横断歩道を使ったほうが安全。
[2] 山のコースは体力に応じて考えたほうがよい。
[3] 懐中電灯は必須。靴はしっかりしたものを。
[4] トイレは宝塚駅で。コース最初のトイレは緊急にそなえてありがたく使わせてもらおう。

タイトルとURLをコピーしました