【滋賀】伊吹山 初夏 2019

日本武尊 1 登山(関西)
日本武尊

来月は富士山を予定しているので、練習で伊吹山に行ってきました。

さすらい記録

記録:2019.06.08
天候:曇のち晴れ
場所:伊吹山
出発:登山口
到着:登山口
地図:特になし
道程:[1]登山口→[2]山頂→[3]登山口
歩行:6時間(ゆっくり登山)
歩数:計測せず
距離:約 12Km
駐車:300円駐車場
トイレ:駐車場、三合目、山頂
備考:日帰り温泉は 米原市伊吹薬草の里文化センターを利用
体力:★★ (高低差を考えると体力がいる)
技術:★ (特にむずかしいところはない)
見所:★ (山頂からの景)
お店:★ (山頂にレストラン)

伊吹山のルート
伊吹山のルート

0520自宅を出発

自宅から伊吹山まで126kmある。現地には午前8時前までには到着したい。余裕を持って出発した。今回は、家内といっしょだ。朝5時半までに自宅を出発することにした。
ところが、名神高速道路はメンテナンス工事で不通。しかたがないので京滋バイパス経由で遠回りして向かうことになった。

0745 登山口近くの駐車場

予定では7時頃には着きたかったが、遠回りしたので8時前の到着となった。あらかじめ、ネットで登山口付近の駐車場を調べておいた。300円の駐車場ができている。10年前に来たときは、もう少し離れたところに500円で駐車した。トイレや靴洗い場も完備しているので助かる。登山道入り口まで100m下るだけだ。
ここまでたどり着くのに迷ったと管理人さんに言うと、親切に案内図をくれたのでアップしておく。次に自分が来るときにも役に立つだろう。

0750 登山口 (標高220m 山頂まで6km)

伊吹山へ来るのは10年ぶりくらいだ。家内といっしょなので、ゆっくりとしたペースで登ることにする。高低差は約1100mくらいある。富士山の5合目から山小屋までの高低差よりは大きいが、練習登山にはもってこいだ。あいにくの曇り空だが、気温が上がらなければ晴れているよりましだろう。

0830 1合目 (標高420m 山頂まで5.1km)

体ほぐしの1合目だ。あいにくの天候で雨がぱらついている。レインウェアを着ているのだが、ゴアテックス製といえども、少し蒸れる。道はゴロゴロとした石で少し歩きにくい。以前は運行していたロープウェイの横に到着する。非常にゆっくりとしたペースだが、これで良し。

伊吹山 一合目
伊吹山 一合目

0855 2合目 (標高580m 山頂まで4.3km)

周囲はガスのため、視界が悪い。といっても、2合目までの景色は変化もすくなくただただ歩くだけ。こんな天候でもハイカーは多い。人気の山だけある。関西はまだ梅雨入りしていない。

0940 3合目(標高720m 山頂まで3.6km)

3合目までは非常にゆっくりとしたペースで歩いてきた。1時間50分くらいか。中高年にとっては、これくらいのペースのほうが足に負担がなくていい。3合目にはトイレが有る。ここが最後のトイレだ。すぐそばの休憩所には先客がいた。みんな嬉しそうな表情で弾んだ会話をしている。こういう天候でも登りにくるというモチベーションがあるだけ元気なのだろう。

0955 4合目 (標高800m 山頂まで2.9km)

もし、4合目は目と鼻の先。ガスがなければ3合目から見えているだろう。若い男女3人のパティーがワーワー言いながら記念撮影をしていた。女子が一番元気だ。

1010 5合目(標高880m 山頂まで2.4km)

相変わらずのガス。ここでようやく半分だ。5合目にはオープンなベンチと自動販売機がある。水が240円。いい値段だが、このポイントなら仕方がない。いざというときの水分補給ができる。

1030 6合目(標高990m 山頂まで1.9km)

6合目から山頂までは、一本道の登山道だ。木々がない道をひたすら上を向いて登っていくので変化がない。季節が良ければ高山植物が満開というところなのだが、今はそんなに咲いていない。登山道で唯一の避難小屋を過ぎてから急勾配を登っていく。

1100 7合目(標高1080m 山頂まで1.4km)

足元は粘土質の土と雨水でグチャグチャだ。靴の裏に土がへばりついてくる。7合目前後で標高1,000mを超える。家内ははじめての1,000m超えだと感無量の様子。

伊吹山 7合目
伊吹山 7合目

1122 8合目(標高1220m 山頂まで0.9km)

この登山コースは7合目から山頂までが一番しんどい勾配だ。つづら折りの坂道をひたすら登っていく。私が単独で登るときは1合登るのは15分ピッチだが、今回は十分ペースを落としてゆっくり登っていく。家内もこのペースなら十分だという。

1150 山頂(標高1377m)

靴がドロドロになりながら、ようやく山頂にたどり着いた。気をつけて歩いているにもかかわらず、ズボンの内側は泥で汚れている。スパッツをつけてくるべきだったな。
家内は、普段は山には興味がないが、人生初の1,377mだと喜んでいる。
山頂で記念撮影と思ったが、雨風が強くてそれどころではない。山頂のベンチに腰掛けて弁当でもと思ったがとんでもない。やむを得ず、山頂レストランに入ることにした。

1205 レストランで昼食

レストランに入ったときは、7,8人の登山客がいた。お店のおじさんがストーブで乾かしていったらと席を勧めてくれた。とにかくお腹が減ったのでテーブル席に陣取って、食事をオーダーした。お弁当は持ち込みOKだそうだ。体が冷えたので伊吹そばを頼んだ。家内はきつねうどん。買ってきたお弁当といっしょに食事する。
しばらくすると、次から次へと登山客がやってきた。なかには転倒したのではないかと思われるハイカーもいる。背中にべったりと泥がついている。
 あたたかい部屋で温かい食事をとると元気が出てくる。足はなんともない。まだまだ登れそうだ。かれこれ1時間ほど休憩したので下山することにした。

1300 休憩終了→下山開始

山頂でトイレを済ませて下山する。午後から曇りだという天気予報を信じて、ゆっくり下山することにする。相変わらずのガスだが、雨はすでに上がっている。地面がみるみる乾いていくのがわかる。晴れていたら素晴らしい景色を眺めながらの下山となるのだが、5合目まではガスでなにもみえない。途中から少しずつ雲が晴れてきて、下界が見えてきた。

1445 5合目

家内が膝が痛いというのでペースダウン。下りで使う筋肉が違うので膝に来るのだ。ふたりともダブルストックだ。中高年には欠かせない。
途中から、かなり膝が痛みだしたのか、立ち止まることが多くなった。超スローペースとなる。無理は禁物だ。
家内をよくみるとストックの使い方が違っている。ストックを少し長い目にして、松葉杖を使うような気持ちで膝の負担を軽減するようにしたらとアドバイス。これで、下山できるようになった。

1700 登山口

なんとか登山口まで到着した。よかったよかった。駐車場まで戻ってみると、私達の車ともう一台だけとなっていた。他に10数台駐車していたのだがすでに帰ったのだろう。
靴の洗い場で、ゴシゴシと靴についた泥を落とす。山から水を引いているので遠慮なく洗うことができる。備え付けのブラシが役に立った。

1730 伊吹野草の里

これで帰ったら実にもったいない。ということで、車で5分くらいのところにある温泉施設に行くことにした。登山後の温泉は格別だ。温泉の料金は600円。お風呂はあまり大きくないが、露天風呂が気持ちいい。これでビールでも飲めたら最高なんだが、車なのであきらめて水を飲む。
午後7時にはここを離れて自宅へ向かった。

2120 帰宅

感想

  1. 駐車場は登山口ちかくの300円駐車場がおすすめ
  2. 伊吹山は粘土質の土なので、雨のときはスパッツを持っていったほうがよい
  3. 登山道は石がゴロゴロして歩きにくい。しっかりとした靴を。
  4. 登山道は一本道なので迷わない。
  5. 近くの温泉があるのがよい
  6. 中高年はゆっくりペースの登山がいいと思った。
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