【兵庫】魚屋道から六甲山へ 登山 2015

岩梯子は10数メートルの高さ 1 登山(関西)
岩梯子は10数メートルの高さ

今日は、特例中の特例で仕事はお休み。月曜日ってどんな感じ?温泉でも行こうか。
でもな、やっぱり登山してから汗流さんと。

さすらい記録

記録:2015.11.30
天候:晴れ
場所:六甲山
出発:阪急「芦屋川」駅
到着:有馬温泉駅
地図:山と高原社「北摂・京都西山」
道程:[1]芦屋川駅→[2]鷹尾山→[3]荒地山→[4]六甲山→ [5]有馬温泉
歩行:5時間
距離:約 15Km
体力:★★ (ちょっと体力いるかも)
技術:★★ (岩梯子を上る)
見所:★★ (六甲山や有馬温泉)
お店:★★ (有馬温泉のお土産屋)
駐車: 六甲山 一軒茶屋付近
トイレ: 芦屋川駅 、一軒茶屋付近、有馬温泉街
備考:

0638 桃山台

前と同じ時刻に出発したかったが、なぜか起きるのが遅かったので1時間遅れとなった。
周りはすでに通勤客で混み始めている。みんなスーツ姿なのに、自分だけハイカー仕様なのでなんとなく申し訳ない気持ちになる。

0730 芦屋川駅

学生が大挙して降りる。1時間違うとこんなに…。
駅南のローソンでおにぎりとどら焼きとカニかまぼこを買う。← 最後のやつはなんやねん
ハイカーの姿がパラパラと見える。

0748駅前

1635歩。トイレをすます。
駅前広場のベンチには学生が座っていた。他にも数人のハイカーを見かけた。
GPSのスイッチをONにして、準備運動なしに出発。今回は単独行なのでのんびりいこう。
芦屋川沿いをぶらぶら歩き、一つ目の信号を左斜めに進む。
でかい家が建ち並ぶ。ここからロックガーデンまでは定番の道だ。

0807城山の看板(分岐点)

ふと目をとめた。いつもは素通りする城山の説明案内。これを右へ行けば荒地山だとか。
そういえば行ったことがない。どうせなら初めての道のほうが楽しそう。気まぐれだが、そういう気分もいいだろうと思い、右へ進んだ。
しばらくすると、コースの入り口が現れた。おっ、いい感じ。

0834 TVの電波塔

5208歩。空気が澄んで素晴らしい景色が展開している。
山道は歩きやすく傾斜もキツくない。典型的なハイキング道だ。

0902 鉄塔の下

6568歩。秋晴れとはこのことか。
空気は冷たいが寒くはない。ハイカーは数人。若い人はいない。← ま、当然やな
山道は歩きやすくて展望がよいので気分がいい。ナイスな道やん。ここ。
とか、思いながらゆっくりと歩く。

0930岩梯子

なんにも下調べをしていなかったので、岩梯子?なんじゃいな、それって感じだった。
ま、ロックガーデンのようなもんだろうと思って、よじ登り始めた。
垂直な岩をくぼみに指をかけて登っていく。案外、普通に登れるな、これ。
ちょっと、剱岳を思い出したが、こちらの方が登りやすい。
でも、これってコースどおりの道なんかいな。とか、思いながら登っていったら。

どでかい岩の下にたどり着いた。後ろを振り返ると、神戸の街並みが見える。
さあてと、と見上げるが、指を掛けるところが見当たらない。高さは3メートルほどある。
カメレオンのようにへばりついて登れというのか?
少し試してみたが、危ない。滑り落ちたら10メートルくらい滑落しそうだ。頭を冷やすことにした。
ほんまにこの道であってるんやろか。と、周囲を見回すと左手に岩と岩の間に10センチメートルくらいの溝が続いている。
その先には、小さな岩がちょこんと乗っただけの空間があった。
人がひとり、かろうじてくぐり抜けるくらいの大きさだ。

ん?これいけるんとちゃうか。と、慎重に進む。
三角形の空間に体をねじ込んで抜けようとする。ザックが詰まって抜けない。
体をよじって、なんとか空間を抜けた。
そこにはペットボトルやらが隙間に落ちていた。同じように抜けようとしてザックからこぼれ落ちたんだろう。
そう、これがルートだった。
あとで、地図で調べたら、「新七衛門蔵」とかいう名所だとか..。知らなかった。

0946荒地山 山頂(549メートル)

7846歩。
ふうー、緊張したなあ。岩梯子はドキドキやった。
簡易三脚でカメラをセット。記念撮影。
すると、初老のハイカーが黙礼をしてすたすたと通り過ぎていった。
えっ、あの岩梯子を登ってこられたのか!すごいなあ。

0950 出発

5分ほどして後を追うようにしてコースを西へ進む。
やがて、山道は北西に進路をとる。周囲には誰もいない。
ちょっと休憩しようと座っていたら、先ほどのハイカーがやってきた。
どこかで追い抜いたのだろうか。先方は、あんた、速いなあ。やっぱり若い人はちゃうわと関心された。そこでちょっと情報交換することにした。
先ほどの岩梯子は登ってこられたのですかと尋ねたら、違うルートから合流したとのこと。
もう少し東に、地図には載っていないが良いコースがあるらしい。ありがたく教えていただいた。
健脚ですねというと、老人は家におってもしょーがないからな。の一言。
5分ほどか。横池経由で神戸に戻るというご老人に別れを告げて、六甲山を目指すことにした。

1022 ゴルフ場の入り口

9992歩。
落ち葉でフカフカの道を楽しみながら歩く。気分がいい。ふと前をみると大柄な人がゆっくり歩いている。会釈をして追い抜いたら、白髪の女性だったのでびっくりした。

ゴルフ場への入り口になるガード
ゴルフ場への入り口になるガード

1040 雨が峠

11446歩。
若い女性ハイカー3人組がうれしそうに話をしながら案内板の前にいた。
今にも出発しそうなので、遠慮して休憩所で腰を下ろすことにした。水分を補給して汗を拭いていると、先ほどの白髪の女性ハイカーがやってきた。ちょっと、しんどそうだが、慣れた感じがする。
さあ、出発しよう。

雨ヶ峠
雨ヶ峠

1100 本庄橋跡

先に出発していた女性トリオに住吉川の手前で追いついた。記念撮影していたらしい。
なにやら、ポーズをとってキャッキャと嬉しそうだ。少し待って、その横をすり抜ける。
ちいさなアップダウンを繰り返して、本庄橋跡につく。
ここから急な階段を上っていく。
やがて、七曲がりへの分岐点の手前の広場につく。予定だったが、なにやら工事をしている。
土嚢のようなものが積み上がっている。

1103 七曲がり

ここからしんどい七曲がりだ。一気に300メートルほどの標高を登る。
といっても、巻き道も多いので、しんどいのは最後のほうだけだ。
とか、思いながら歩いていると6人の高齢者パーティがふうふう言いながら歩いていた。
やっぱり、キツいなこの坂。

1137 一軒茶屋

18240歩。
舗装された急な山道を登っていく。

1144 六甲山山頂(931メートル)

15760歩。
とうちゃーく。山頂には、3名のハイカーがいた。
こんな平日にもかかわらず。← おまえもな
そばにいたハイカーにお願いして写真を撮ってもらう。
さあ、ご飯にしよう。とばかり、少し下ったところにある休憩所に向かう。

神戸の街並みを見ながら、いつものように神様に感謝。
おにぎりと、なぜか衝動買いしたどら焼きを食べながら景色に見入る。
抜けるような青い空だ。ゴオゥーという空気の響く音が遠くから聞こえる。そばのススキがゆらゆらと揺れている。実にいい気分だ。

1220 下山開始

さあ、十分休息した。有馬へ向かおう。そして、温泉に入ろう。

魚屋道の入り口

有馬への道はだれも歩いていない。
ボクひとりだ。思わず鼻歌の一つも口ずさみながら歩く。速く歩くのがもったいない
マイナスイオンを一身に浴びながら歩いているような。
それでも下り道なので歩くペースは速くなる。

1326 登山口

22662歩。
やがて、登山口にでた。目の前には道路がある。これを右方向へ歩く。すぐに稲荷神社があって、その前の急な道を有馬へと降りていく。

1134 炭酸泉源公園

23300歩
もう、このコースも終わりだ。あとは、温泉に入るだけ。
今回は炭酸を飲まなかった。別に美味しくはない。

炭酸泉源
炭酸泉源

そこから5分ほどで銀の湯だ。
入浴料550円。

金の湯でもいいが、観光客でいっぱいだろう。
ここのほうが空いていてよい。

ゆっくり湯船につかると至福のひとときだ。
思わず寝入りそうになる。
湯上がりにはお約束のビールを飲んだ。

銀の湯

1445 温泉終了

いい気分で有馬の温泉街を抜けていく。
ふと、左をみると源泉とか。
ちょっと、立ち寄って撮影。もうもうと白い湯気をはき出している。

1530 阪急高速バス

1080円。
千里行きは本数が少ない。40分は待たないといけないらしいがしかたがない。
おとなしく待合室で待つことにした。
寝そうになる。

バスがきた。
2Aという席は前から2番目。バスは乗客は半分くらいは埋まったか。
バスが動き出してしばらくして寝入ってしまった。

1611 桃山台

不思議なものでバス停の直前で目が覚めた。

感想

[1] 荒地山へのコースは、もうひとつの地図に載っていないコースもある。
[2] 有馬の温泉が癒やされる。
[3] 平日は歩きやすい。

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