【京都】嵯峨野清滝ハイキング 2010

渓谷は涼しい 3 ハイキング
渓谷は涼しい

今日で満願となる51回目のハイキング。
何、真夏日? そうか、こんな時は高い山か、渓谷沿いのコースに限る。じゃあ、嵯峨野に行ってみよう。清滝だ。京都の代表的なハイキングコースをレポートしよう。

さすらい記録

記録: 2010.07.25
天候: 晴れ(最高気温36度)
場所: 嵯峨野
出発: 阪急嵐山駅
到着: 阪急大宮駅
道程: [1]渡月橋→[2]トロッコ嵐山→[3]二尊寺→[4]鳥居本→[5]落合橋
→ [6] 清滝→ [7]月輪寺分岐 →[8]高雄橋 → [9]栂ノ尾バス停
歩行:5時間
距離:約 11Km
体力:★  (ハイキング感覚)
技術:★★  (滑らないように注意)
見所:★★★ (渓流が楽しい)
お店:★  (嵐山駅付近にコンビニ)
駐車: 駅、清滝の登山口付近に駐車場あり
トイレ:駅、途中の公園、清滝の登山口付近
備考:

清滝のコースの高低差
清滝のコースの高低差

0629 桃山台駅

今日も真夏日になりそうなので早くに出発することにした。電車もガラガラ。

0752 阪急嵐山駅

トイレをすませて出発。
客待ちのタクシーが数台停車している。駅前のミニストップで弁当を買う。残りの弁当があんまりなかった。この時間帯にすでにかなりの数が売れたんやろか。そんなことはないやろと思いつつ、そのまま渡月橋に向かう。

渡月橋を渡りきってすぐに左へ曲がり、桂川沿いを上流に向かって進む。犬を散歩している人が多い。なんと犬を泳がせている人までいる。亀山公園を右に曲がり、少しなだらかな坂を上がる。周囲にはあまり人はいない。少し汗ばむ。

渡月橋から川沿いを歩く
渡月橋から川沿いを歩く
トロッコ列車の嵐山駅
トロッコ列車の嵐山駅

0823 トロッコ嵐山駅(1347歩)

すでに日差しが暑い。一組のカップルがいた。電車が来るのを待っているようだ。
路地のような東海自然道を進む。

0829 常寂光寺(4753歩)

周囲にはだれもいない。京都一周トレイルの道標があるので迷うことはない

0835 二尊院(5234歩)

自転車軍団がいた。なんでもテレビ撮影の時にここが使われるケースが多いんだとか説明してる。5分もすると我々が進んできた方向に去って行った。

道なりに進むと風情のある町並みが続く。
この時間帯は観光客もいないけど土産物屋は開けている。道が石畳なので照り返しが暑い。

0851 鳥居本(6639歩)

茅葺の屋根が嵯峨野っていう感じ。打ち水をしている。京都らしい光景だ。
鳥居本の鳥居を左へと進む。ここから山道に入るが道はアスファルトだ。
六丁峠への登り。今回のコースで一番キツイ?登りになるがどうということはない。後ろから何人も自転車で追い抜いて行くくらいだ。みんなトレーニングしてるんやろか。汗びっしょりになっている。木陰があるのでまだまし。

0907 六丁峠(7589歩)

15分ほどの登りで峠に着いた。反対から数人のハイカーがやってきた。この時間帯でこの辺りを歩くってどうよ。遠くに渓谷が見える。
みたいなことを考えながら急坂のS字カーブを下る。次々と自転車やバイクが降りてくるので危なっかしい。ブレーキをキキッという音を立てて走ってくる自転車がいるけど、もう少しでガードレールにぶち当たりそうになっていた。巻き添え事故は御免なので端っこを歩く。

0923 落合橋(9256歩)

せせらぎの音が聞こえてきた。赤い橋が落合橋。そのまま間違って橋を渡ってトンネルをくぐってしまった。道標を見ると、なんか違うと気がついて引き返す。よく見ると渓流に降りる道があった。清滝まで2.5㎞と表示がでていた。

ここからが、実に楽しいハイキングコースだった。
渓流沿いに幅1メートルくらいの小径が続く。エメラルドグリーンの川には小魚が泳いでいる。

渓谷に入ってすぐの石橋
渓谷に入ってすぐの石橋
エメラルドグリーンの川
エメラルドグリーンの川

真夏日でも川沿いは涼しい。
道はよく整備されているので危険なところはない。幼稚園児くらいの子供を連れた夫婦も歩いている。鎌倉峡や摂津峡、武田尾等の渓流のハイキングに行ったがこのコースのほうが断然良い。どうやって降りたんやろと思うようなところで、家族連れが河川敷で泳いでいた。
カメラに入らないように写真を撮るのに苦労した。こうやって40分ほど歩くと清滝である。

1005 清滝(12017歩)

公衆トイレ有。
今まで冬場しか来たことがなかったが、駐車場が身動きがとれないくらいいっぱいになっているので驚く。ふと見回すと水浴びやらバーベキューをしている家族がこの辺りにもたくさんいる。プールにいくより安上がりやろな。(納得)
清滝川の河原で昼食にする。河原にはたくさんの家族連れがいる。このコースならここで昼食するのがよいだろう。あんまり暑いので、川に足をつけて弁当を食べた。
冷たい水が気持ちいい。川の神様に感謝してカップ酒を飲む。後ろがにぎやかになったので振り返ると、中学生らしき軍団が10名ほど。見ると、火起こし器を持っている。リーダーの大人が、カレー係がどうとか指示している。もちろん、中学生たちは話を聞いていない。
ボーイスカウトかなと思ったが、米の炊き方の説明を受けているので違うだろう。
火起こし器を使い始めたが、火がつく気配はない。そりゃそうやろ。
そんなに簡単に火はつかへんで。

1100 出発(12350)

カレーのあとにスイカとバナナを食べようという中学生軍団のことが気になる。
しかし、気温がどんどん上昇してくるのでそろそろ出発することにした。橋を渡って、林道を進む。木陰が気持ち良い。

1113 月輪寺の分岐(12761歩)

この辺りから再び渓流沿いに歩くことになる。
なかなか飽きさせないコースだ。途中で、見事な杉並の道を通る。

1202 神護寺前(15369歩)

公衆トイレ有り。旅館などが立ち並び、送迎バスが行き交っている。
赤い橋を渡る。途中のお店に「もみじの天婦羅」の看板があった。箕面の滝で見たのと同じだ。パクリやな。すぐそばの駐車場には車が1台も停まっていない。
駐車場係と思われる若いお兄さんは炎天下で携帯電話に夢中になっていた。

神護寺前の赤い橋
神護寺前の赤い橋

1222 栂ノ尾バス停(17183歩)

JRバスで四条大宮まで乗ることにする。運賃500円也。
バスは1時間に2本~3本。乗客は私たち以外に4、5名。
12:43のバスに乗った。PITAPAは使えない。JRバスは遅れてる?。

栂ノ尾バス停前
栂ノ尾バス停前

参考(バスの時刻表と路線図)

1320 大宮(阪急)

バスに揺られること約40分。エアコンが効いてようやく汗が引いた。
ハイカーは私たち以外はいない。

1430 南千里(阪急)

ほどよい疲れを感じながら帰途についた。

感想

[1] 51回目の記念すべきこのコースは当りだった。
[2] 真夏日でもハイキングできる。水着を持って行って川遊びもいいかも。
[3] 初秋にもう一度行ってみたい。
[4] 年少の子供なら、落合橋から歩くのがよい
[5] 途中に自動販売機は何台かあるので水分補給は心配いらない。
[6] 交通の便は割とよいが、帰りのバスは40分近く乗ることになる。

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