今日も寒いなあ。家の中でジッとしてるともっと寒く感じる。
じゃあ、水族館に行こう!←どういう展開や←たんなる水族館好き
さすらい記録
記録:2018.2.4
天候:晴れ (最高気温10度、最低気温1度)
場所:しながわ水族館
出発:北品川駅(京急電鉄)
到着:北品川駅(京急電鉄)
道程:[1]北品川駅→[2]大森海岸駅→[3]しながわ水族館→[4]大森貝塚→[5]品川歴史館→[6] 旧東海道→[7] 北品川駅
歩行:2時間(ゆっくりペース)
距離:約 6Km
高低:ほとんど高低差はない
備考:しながわ水族館、しながわ観光協会
費用:電車賃154円(北品川→大森海岸)、しながわ水族館800円(割引後)、しながわ歴史館100円
体力:★ (イルカショーは楽しい)
技術:★ (イルカショーは楽しい)
見所:★★ (魚と貝塚)
お店:★ (グッズが好きだったら)
0951 北品川駅(京急)
大都市東京にあって、ローカル感が満載の駅である。
今日は、ここから4つ向こうの「大森海岸駅」まで移動する。
比較的空いているので座れた。乗客はのんびりしている。
0959 大森海岸駅
パラパラと乗客が降りる。日曜日の朝は少ないのかもしれない。
改札口には、しながわ水族館には左へ行けと案内が出ている。
パンフレットによると徒歩8分とある。つまりは、80m×8分=640mというわけだ。
駅を左にでると国道15号に出あう。これをさらに左に進み、最初の信号を渡る。
看板の案内に従って進むと、しながわ区民公園に入る。
水族館は、この公園の中にあるようだ。
1010 しながわ水族館
切符売り場には、5,6人が並んでいた。自動券売機に10名くらい。
10時から開店なので、こんなもんかな。
子ども連れが圧倒的に多くて、残りはカップル。おっさんは、私一人だった。
一般客の入場料は1350円。品川で働いていてたり、住んでたりすると800円になる。
持ってきた水道代の請求書を見せて、800円で入る。住所を確認するモノが必要なのだ。
550円も安く買えたので得した気分になる。
![品川水族館への入り口](/images/shinagawa_180204_01_-500x375.jpg)
![子ども連れが多かった](/images/shinagawa_180204_02_-500x375.jpg)
館内に入ると、すぐに品川流域に生息する水生動物の展示だ。
大昔の品川は、今よりももっと陸地側に海が迫っていたらしい。
外来種生物の展示も多く、環境について考えさせられる内容に構成されている。
コイが外来種だと初めて知った。
子ども達はわずかな距離でも興奮した表情で走っては水槽をのぞき込んでいる。
お母さんたちはスマホで写真を撮るのがいそがしい。
![しながわ水族館の名物「水中トンネル」は地下1階](/images/shinagawa_180204_03_-500x375.jpg)
![悠々と2匹のエイが泳ぐ](/images/shinagawa_180204_04_-500x375.jpg)
ネットでもアピールしているのが、水中トンネルだ。
1階を順路にしたがって進むと、水中トンネルは地下へと案内がある。
ヒンヤリとした階段を降りていくと、ネイビーブルーの世界に出迎えられる。
ほー、ええやんか、これ。思わず、立ち止まって上を見上げた。
目の前に水のトンネルがキラキラと輝いている。
たくさんの魚が泳いでいる。ゆらゆら泳いでいるやつ、ひたすらジッとしてるやつ。
魚にも個性があるねんな。などとキョロキョロしながら10メートルほど歩く。
トンネルの反対側からも眺めることができて、水中カメラをリモートで動かしたりできる。
子どもが一生懸命操作してるのを横でながめていたら、ボクに魚の解説をしてくれた。
お母さんは少し離れたところで水槽を熱心に眺めていて、こっちには関心がない。
地下にはほかにも深層領域に住む生物たちが暗い水槽の底にいた。
ちびっ子の目線で見たら、タカアシガニなどは巨大な怪獣に見えるだろうな。
![カラフルな熱帯魚のコーナー](/images/shinagawa_180204_05_-500x375.jpg)
![なぜか視線があったがこっちが見られているような気持ち](/images/shinagawa_180204_06_-500x375.jpg)
再び、階上に上がってうろつくことにする。
この水族館は、広くはないし魚類の数も少ない方だ。
しかし、説明や配置に工夫が行き届いていて、鑑賞者には親切な設計になっている。
タコや軟体動物、クラゲなどがゆらゆらしていた。奥には、でっかいサメが2頭ゆっくりと泳いでいる。
![にょろにょろとずっと動いていたタコ](/images/shinagawa_180204_07_-500x375.jpg)
![おっそろしい歯をしていたシャーク](/images/shinagawa_180204_08_-500x375.jpg)
1045 イルカショー
どこの水族館でも人気のあるのはイルカショーだ。
みんなここに居たのかと思ったくらい、100人は超える観客は早くから席取りしている。
あんまり、近くに行くと水がかかる恐れがあるので、用心深く立見席で眺めることにした。真冬の水濡れは震える。
飼育員の指示とおり、イルカたちはジャンプしたり、裏返しになったり、輪っかをくぐったりと大サービスだ。
そのたびに、子ども達が大喜びだ。
フィギュアスケートの4回転半ジャンプに匹敵するような技をイルカたちにどうやって教えたんだろう。←そこが気になる
やがて、イルカたちが音楽に合わせて、くぇーくぇーと鳴くではないか。←泣き声をうまく言葉にできん
子どもの頃、アメリカのTV番組で見た「わんぱくフリッパー」を思い出した。
15分ほどでイルカ君たちのショーは終わった。
![思い切りジャンプするイルカ](/images/shinagawa_180204_09_-500x375.jpg)
![クルクルと回転しながらジャンプする。どうやって教えたんだろう?](/images/shinagawa_180204_10_-500x375.jpg)
1115 アザラシのショー
次はアザラシ君のショーだ。
ぶくぶくに太っている。肥満だ。あきらかに肥満している。←アザラシはそんなもん
寒いところに住んでいるので、厚い脂肪層で体を守ってるんやろな。
イルカほどにはキレはないが、ユーモラスな動きにちびっ子も拍手していた。
![鼻でハーモニカを吹いているところです](/images/shinagawa_180204_11_-500x375.jpg)
![アザラシもジャンプするのか!](/images/shinagawa_180204_12_-500x375.jpg)
1140 昼食
水族館を出て、レストランに向かう。近くにはグッズ売り場もあった。
半券さえあれば、水族館にはなんどでも入ることができるのだそうだ。
かきフライ定食でも食べようとレストランに入ったら、すごい数の客がいるではないか。
端末で順番を入力している。ざっと、10人以上が並んで座っていた。
こら、あかんわ。と、あっさり方針を転換。
すぐそばの屋台でビール(380円)と肉まん(250円)を買う。
入場券が安く買えたので、これで昼飯代でチャラやな。
なんともケチくさい関西風の思考のもと、パラソルベンチに一人陣取って食べた。
1210 出発
水族館は見たけど、まだ、時間がある。
歩いて30分くらいのところに「大森貝塚」があるので行ってみることにした。
![レストランはドルフィンという名前](/images/shinagawa_180204_13_-500x375.jpg)
![マリンショップは雑貨でいっぱい](/images/shinagawa_180204_14_-500x375.jpg)
1250 大森貝塚
水族館から街中を抜けて大森貝塚を探す。街の景色は、高槻市と似た感じがする。
目的の大森貝塚は、JRの線路沿いにあるということが分かったが、反対側にいくのにぐるりと回らなければならい。
スマホのGPSが狂っているのか、現在の場所がうまく表示できない。
住所を頼りになんとか、探し当てた。
なにやら、隣にでっかいマンションが建つらしく、白い壁が大森貝塚の横に迫っている。
貝塚公園にはトイレがあって、真ん中には円形競技場のような建物があった。
モース博士の胸像と貝塚を保存した遺跡がある。博士は、電車から眺めていて、この貝塚を発見したのだそうだ。
小学生の頃、教科書で大森貝塚のことを教わった。はるか昔のことのよう。
へー、こんなに貝を食べていたのか。と、歴史とはまったく関係ないところで感心する。
ぐるりと歩いて10分ほどで全部見終わってしまったので、隣にある品川歴史館を見ることにした。
![大森貝塚の入口。遺跡公園らしい。](/images/shinagawa_180204_15_-500x375.jpg)
![貝塚の地層(底にゴミが捨ててあった)](/images/shinagawa_180204_16_-500x375.jpg)
1305 しながわ歴史館
入館料は100円。品川の歴史が江戸時代を中心に細かく展示されている。
さっき見た貝塚ことも、詳細に展示してあった。最初からここへ来た方がよかったかもしれん。
江戸時代の建物を再現したミニチュアも展示されていて、当時の感じがよくわかった。
1340 次へ向かう
30分ほどもブラブラみていたので、次へ向かうことにした。
今回は、旧東海道を歩くことなので、元のルートに戻ることにした。距離的には10分ほどだ。
旧東海道は、電信柱にも「旧東海道」とラベルが貼ってある。ゆっくりと歩く。
![品川歴史館の入口](/images/shinagawa_180204_17_-500x375.jpg)
![江戸時代の品川の街並みの模型が展示されている](/images/shinagawa_180204_18_-500x375.jpg)
1400 浜川橋(泪橋)
鈴ヶ森の刑場で処刑される罪人が護送されるときに、その親族たちと別れを告げた橋だそうだ。
暗い過去があったのね。心の中で合掌してから先に進んだ。
この時刻、旧東海道には人が歩いていなかった。まっすぐにお江戸に向かってるんだな。
![浜川橋(泪橋)はこぢんまりとしていた](/images/shinagawa_180204_19_-500x375.jpg)
![江戸に向かって歩く](/images/shinagawa_180204_20_-500x375.jpg)
1424 品川寺(ほんせんじ)
やがて、青物横丁駅近くまで来た。ここに品川寺があった。品川区で最も古いお寺だ。
ここに来るまでは、「しながわでら」と思っていたが、正しくは、「ほんせんじ」と呼ぶ。
これって、読まれへんで。正面の左にはでっかい仏像が鎮座していた。
境内の端には、これまたでっかいイチョウがあった。枯れてるのかと思いきや現役だった。
![品川寺(ほんせんじ)](/images/shinagawa_180204_21_-500x375.jpg)
![境内にある大イチョウ](/images/shinagawa_180204_22_-500x375.jpg)
1445 品川橋
行き交う人も多くなってきた。いよいよ品川橋である。
旧品川宿まで5分、北品川駅まで10分ほどの距離だ。
まあまあの小探検旅行だった。←おおげさな
![天妙国寺](/images/shinagawa_180204_23_-500x375.jpg)
![品川橋から荏原神社を望む](/images/shinagawa_180204_24_-500x375.jpg)
感想
[1] 水族館は心が癒やされる。
[2] その時の気分で歩くのは面白いもんだ。
[3] ちょっとは歴史を勉強してみようという気になった。