良い天気だ。花粉が間違いなく飛び交う予感がする。
しかしだ、東京観光シリーズを続行せねばならん。
前回に引き続き水族館に的を絞ることにした。
さすらい記録
記録: 2018.3.3
天候: 晴れ (最高気温16度、最低気温3度)
場所: 葛西臨海水族園
出発: 天王洲アイル駅(りんかい線)
到着: 葛西臨海公園駅(武蔵野線)
地図:葛西臨海水族園公式ホームページ
道程: [1]天王洲アイル駅→[2]葛西臨海公園駅→[3]葛西臨海水族園→[4]淡水生物園→[5]展望広場→[6] 葛西臨海公園駅→[7] 天王洲アイル駅
Map: グーグルマップ
歩行: 1.5時間(ゆっくりペース)
距離: 約 1Km
高低: ほとんど高低差はない
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★ (山頂の展望のみ)
お店:★ (近くにコンビニはない)
駐車: 葛西臨海水族園
トイレ:同上
備考: 電車賃片道483円(天王洲アイル→葛西臨海公園駅)、葛西臨海水族園700円
0915天王洲アイル駅
休日はがらんとしているな。
海底まで降りるんとちゃうんかと思うほどエスカレーターで降りる。
ここから新木場まで乗る。
0926新木場(しんきば)
新木場から武蔵野線に乗り換える。いったんりんかい線の改札をでてからホームに上がる。
ホームは人であふれかえっているではないか。
なんとか電車に乗り込む。
ディズニーランドに向かうお客さんで満員の状態だ。
泣き叫ぶ幼児をあやす若い夫婦。コスプレで何かになりきった感じの女性達。
ぎっちぎちの中で一駅だけ乗る。
0940葛西臨海公園
ここで下車するひとはまばらだ。
立派な駅である。階段を降りて地上に降りて、ロータリーのほうに向かうとNewdaysというコンビニがある。
ここで飲み物と弁当を買って、公園に向かう。
今日の最高温度は16度だそうだ。もう、春になった感じ。
周囲は、家族連れやカップルだらけ。おっさん、一人なのは私だけやん。
ちょっと、気後れしそうになるが、自分を励まして前へ進む。
やがて、標識が見えた。水族園というのか。なぜ、水族館ではないのか。
調べてみたけど、厳密な定義はないようだ。ま、この際、どうでもいい。←でも、気になる
入場料は700円。これははっきり言って安い。切符の販売機の横には巨大なマグロの模型が展示してある。
ここでせいくらべをするのが定番なんだとか。
試したくなったが、周囲はちびっ子でいっぱい。わざわざ、他の人に写真を頼むのもなんだかなあ。
と、いうような複雑な気持ちになってマグロだけを撮影するだけで我慢して入場した。
1000入場
ゲートを通過してもすぐには水槽を見ることはない。
しばらく歩いて、目の前に見る丸いドームに向かうことになる。
ふと気がつくと、周囲は、日本語と中国語が交錯していて、団体ツアーに紛れ込んでしまったようだ。
足早に抜けて先を急ぐ。
ドームは水族館のイメージとはかけ離れているではないか。水槽がないじゃないか。
おしゃれなドームの中に入ると、下りのエスカレーターが動いていて、そこから入り口に降りていくのだそうだ。
係の女性が微笑みながら教えてくれた。
入り口のよこには、イベントの予定が掲示してあった。
イルカやアシカのショーはないらしい。
最初にみる水槽には、サメがいた。シュモクザメだ。
あの、トンカチのような形をした頭をもつサメだ。ハンマーヘッドという。
なんで、こんな形に進化したのか不思議に思う。目と目が離れすぎやろ。←そこか
いろいろな魚を飼育展示しているが、地球の各地域をテーマに分類した水槽になっている。
その方面の魚だけを集めて飼育されているのだ。わかりやすく説明が掲示されていた。
ちびっ子達は、もちろん、そのような説明を読むはずもなく、興奮しながら魚を指さしていた。
なかでもクロマグロが泳ぐ様子がわかる大水槽が見応えがあった。
高速で泳ぐと言われているが、そうでもないな。
新幹線がホームに入ってくるときのスピードがだいたい30kmくらいだけどそれより遅い。
人間のジョギングくらいのスピードだ。
水族館の水槽のなかだから、そんなに必死のパッチで泳ぐ必要もないのだろう。
ぐるりと見物していると、やがて「潮だまり」を模したコーナーに辿り着いた。
うん、良くできてる。ほんまもんそっくり。
少し離れたところには、ペンギンたちがいるようだ。
ちょうど、エサやりの実演が始まった。
人だかりで、ペンギンたちがよく見えない。フェアリーペンギンとか言うちいさなペンギンにエサをやっている。
小さい。1Lのペットボトルくらいの大きさか。それより、小さいかもしれんな。
はやくエサをくれよといわんばかりに飼育員にくっついている。
エサは冷凍のワカサギだとか。ビタミンを混ぜてあげるのだそうだ。
潮だまりにはなにもいなさそうだが、よくみるとヒトデとか地味な奴らが生息しているそうな。
水槽にはタコなんかもいて、子ども達が触れるようになっている。
エサやりタイムが終わると観客がいなくなった。
そこで、ゆっくりと見物することにした。
ペンギンの種類が多いではないか。
水面には、やたらと毛繕いしているペンギンが所狭しと浮かんでいるし、岩の上にはキングペンギンが、尊大な感じでこちらを見ている。
たまに、ボウボウとおっさんのような声を出して鳴くからびっくりする。
もっと、愛らしい声かなと思ったが、イメージが違った。
最後はウミガラスだ。
初めて見た。最初は、痩せたペンギンかと思ったが、海鳥だそうだ。
ウミガラスというのが、カラスには申し訳ないが可哀想なネーミングだな。
カラスとは似ても似つかないのに。
水槽の中を高速で泳いでいた。こやつらは、飛べるし潜れるしと運動神経抜群。
しばらく、水槽の中を潜りまくるウミガラスを見入ってしまった。
1130水族園を出る
ゆっくり見物して90分くらい経った。お腹が減ってきた。
すぐのところにセルフ形式のレストランがあったがお弁当を買ったので外で食べることにした。
1135淡水生物園
ぐるりと散策道を歩いて、水族園をでるのだが、途中で淡水生物園があった。
川魚とかカエルとかヤモリが飼育されていた。動きがないのでさっと見ただけ。
1145展望所
ブラブラ海の方へ歩く。
目の前に透明感溢れるおしゃれな建物があった。展望所である。
3Fまで階段で上って(もちろんエレベーターもある)、風景を眺めてみた。
対岸には、東京ディズニーランドが見える。
真下の公園では、家族連れがシートを敷いて、お弁当を食べている。
さあ、僕も食事にしよう。
1200 昼食
「彩り野菜のにぎわい弁当A」475円(税込み)を食べる。
もちろん、その前に、海の神様やご先祖様に感謝しながら、泡般若をいただく。
グビグビと飲んでしまう。←うまいなあ。いつもそう思う。
子ども達がサッカーボールを一生懸命蹴っている姿を見ながら弁当を食べる。
のどかな風景で心が癒される。
あっと、いうまに泡般若がなくなってしまったが、今日は、マグボトルに赤般若を詰めてきた。
これも美味しくいただくと、次第に眠くなってきた。
昨夜は12時に寝て、なぜか4時半から起きているからだろう。酔いが眠気を後押しする。
1250 終了
弁当も食べ終わったし、このままだと寝入ってしまうといけない。
下山することにした。平地でも下山すると思ってしまうのは変か。
ぶらぶら歩いて駅へ向かう途中で大道芸人のパフォーマンスがあった。
チキという芸人さんだ。たくみに水晶を使った芸やルービックキューブの早回しには驚いた。
見入ってしまったので、終わった後に寸志を寄附させていただく。
さあ、帰ろう。
1337 葛西臨海公園駅
天王洲方面に乗る客は少ない。座れた。
寝過ごさないように注意。
面白かった。東京にはいろいろ見物できるところが多い。
次は水族館ではなく、ほかのものを見ることにしよう。
感想
[1] 水族園は心が癒やされる。
[2] 葛西臨海公園は広大な芝生公園や観覧車もあって家族で楽しめる。
[3] ペンギンの鳴き声を初めて聞いた。意外なおっさんの鳴き声だった。