関東と関西の二重暮らしのため、関東方面で山に登ろうとしても靴がない。せっかくだったら、関東方面でも山に登りたい。私は、単独で低山登山するのが好み。で、それに見合う靴を探した。
購入条件
現在、持っている靴は、軽登山靴とトレッキングシューズの2足。いずれもシリオ(sirio P.F.302)だ。私の足にとても合っている。7月に海抜ゼロメートルから富士山に登った時には、トレッキングシューズを履いて、舗装された道を30キロメートル近く歩いた。ソールが少し固いのか、足がかなり疲れた。1足だけを選べと言うなら、トレッキングシューズしかなかったからである。そんな経験もあって、平地も歩き、かつ、低山も登るためにもう一足、ソールのやわらかなトレッキングシューズを買うことにした。
あれこれ調べて、あらためて次の条件を掲げた。
1)トレッキングシューズを買う
2)ソールがやわらかなミドルカットのモデル
3)日帰りから山小屋1泊程度まで対応しているもの
4)装備は10kg以下しか背負わない
5)幅広甲高に対応したモデル
6)予算は2万円以下
というような条件だった。
色々探していたらモンベルのモデルがよさそうだったので買うことにした。
これから、モンベルのトレッキングシューズを検討している方のためにレポートする。

横から見たところ
言わずとしれたゴアテックスが装着されている。。

購入の決め手
どうして購入したのかというと、決め手は、「履き心地がシリオに近かったから」である。シリオにしても良かったのだが、すぐに買いに行ける店がモンベルであったというのも大きな理由だった。(まあ、モンベルなら間違いはないだろうという信頼感もある)
スペックはオンラインをみると
【重量】525g(25.5cm・片足)
【カラー】オリエントブルー(ORBL)
【サイズ】24.0、24.5、25.0、25.5、26.0、26.5、27.0、27.5、28.0、28.5、29.0
となっている。今回、購入したのは26.5cmのモデル。私は身長165cm。シリオもおなじく26.5cmのモデルを履いている。

ワイドモデル
このモンベルのラップランドシューズのモデルは、普通モデルとワイドモデルの2種類がある。普通モデルというのはいわゆる3E。ワイドモデルは4Eである。
ためし履きしたときは、普通モデルから履いてみた。ちょっと、横幅がキツイような気がした。厚手の靴下を借りていたので、そう感じたのかもしれないと思い、ワイドモデルも履いてみたら、シリオと同じような感触だった。おう、直感でワイドモデルに決めた!
シリオもモンベルも日本人向けに靴を作っているので、よく似た履き心地になるのかもしれない。普通モデルにして、サイズを27cmにするという方法もあった。しかし、そんな冒険はやめとくことにした。

お店の方のお話では、ベロのところがくるっとなっているので、足首に当たって痛がる人がいるとのことだったが、私はなんのこともなく違和感はなかった。
踵の部分

全体的にやわらかな感じがする。思ったほど重くない。
ソールの形状

私の履いているシリオの靴底にはビブラムソードという有名なソールが装着している。
モンベルの場合は、同社が独自に開発した「トレールグリッパー」というソールである。
いわゆるカラメルパターン。スリップしにくいのだそうだ。しかし、こればかりは、実際に山に履いていかないとわからない。
靴紐を結ぶところ

靴紐を結ぶところは金具ではなく、紐通しを通して結ぶ形式である。見た目、トレッキング以外では、キャンプなどでも履いていけそうである。
とりあえず、明日。高尾山に靴慣らしのために登ることにする。
感想
[1] 定価による購入だったがしかたがない。
[2] ソールがやわらかいので狙い通りの靴かもしれない
[3] インソールはしばらく履いてから考える
[4] 色が青色しかないのが残念。でも、この青色でもなかなかよい。
以上