【河内長野】岩湧山 2015

素晴らしい景色が待っていた! 1 登山(関西)
素晴らしい景色が待っていた!

快晴だ。 久しぶりにハイキングらしいところに行こう。
秋といえばススキ。そうだ、岩湧山、行こう!

さすらい記録

記録:2015.10.03
天候:晴れ
場所:岩湧山(新日本百名山)
出発:第6駐車場
到着:第6駐車場
地図:山と高原社「金剛・葛城」
道程:[1]第6駐車場→[2]すぎこだちの道→[3]きゅうざかの道→[4]東峰→ [5]岩湧山 →[6]東峰→[7]いわわきの道の分岐点→ [8] 四季彩館→ [9] 第1駐車場→ [10]第6駐車場
歩行:5時間
歩数:12000歩
距離:約 8Km
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★★(すすき)
お店:★ ( 四季彩館に少し)
駐車:第1~6駐車場
トイレ:四季彩館(水洗)、岩湧山の麓付近(水洗)
備考:

岩湧山のルート
岩湧山のルート
岩湧山の高低差
岩湧山の高低差

0810 自宅

今回は、新しく買ったGPS (HOLUX M-241)のテストをする。
近畿自動車道を南下して、美原北IC から南阪奈道路にはいる。羽曳野で降りて、外環(国道170号線)をひたすら南下。府道221号線に入り、住宅街を抜けると山の中の一車線道路となる。

車一台すれ違うこともできない道を5km も走る。途中で、すれ違うためのスペースが設けられているが、そこまで戻るのも大変。ちょっとドキドキする。大台ヶ原山に行ったときを思い出した。

0950 第6駐車場(標高321m)

と、最初に、見つけた駐車場が第6駐車場だ。すでに10台ほど停まっている。細長い敷地だ。全部で20台ほどは停まれるだろう。
早速、GPS をオン。GPS電波をつかむのに30秒ほどかかった。腕時計(プロトレックス)の高度計は、315メートルと表示されている。誤差は5メートルほど。

入り口に無料のマップがおいてあった。2種類置いてあって、どちらか1枚でお願いしますとある。 1枚いただいて歩き始めた。
空気はヒンヤリとして気持ちいい。周囲に人はいない。

入り口には丁寧な案内板がある。すぐに右側に「すぎこだちへの道」への入り口があった。
階段がしばらく続く。木のように似せたコンクリートの丸太だ。いい感じの道だ。ゆっくりと登っていく。

やがて尾根道にでた。歩きやすい道だ。
途中で標識を見つけた。
自分の姿をいれた写真を7枚集めると缶バッジをもらえるのだと先に来ていたハイカーに教えてもらった。7つ道めぐりというらしい。

右側には杉木立の合間から富田林の風景が見える。
寒くもなく暑くもない。秋ならではの気候だ。

ピークを、すぎて下り始める。
やがて舗装林道に出会う。

1052きゅうざかへのみち

左に折れてすこし歩くと「きゅうざか」へのみちの入り口だ。
ここは標高512メートル(GPS) 。東峰は853メートルなので、約340メートルを登る。

初老の夫婦がいっしょに前後してのぼりはじめた。大阪からきましたとのこと。結構、健脚だ。ご主人が先を行きすぎるので奥さんがついていくのが大変そう。

1140 東峰(853m)

ベンチが2つあって、何組かのハイカーが食事をしている。
杉木立に、囲まれた涼しげな空間だ。左に紀見峠、右に岩湧山とある。ここを右に進む。
岩湧山まで10分とある。マップでは15分。

5分ほど下ったところにトイレがあった。
たくさんのハイカーが登ってくる。もうすぐ12時なのでお昼時を狙ってくるのだろう。

やがて、開けた空間にススキの山が見えてきた。青空に包まれたススキの山をゆっくりと上っていく。

1157 山頂(897.7m )

尾根道にでてすぐに岩湧山の山頂の三角点だ。
でかい白犬が、これ以上歩けませんというかんじでへばっていた。
GPS を、見ると高度は896m と表示されている。腕時計を、見ると860mと表示。30m の誤差に広がっていた。どういう原理か分からないが、高度に関してはGPS専用機に軍配があがった。

山頂付近から少しいったところに広場があった。展望所だ。
右側をみると富田林が一望できる。西南には関西国際空港に続いて淡路島がみとおせる。振り返れば金剛山と葛城山がみえる。ここはダイアモンドトレールの途中になる。

たくさんの人が弁当を広げていた。
青空が広がり風はない。景色を楽しみながらの食事はハイキングならではだ。
ここで昼ご飯だ。
神様に感謝しながら全自由泡般若(すなわちノンアルコールビール)をいただく。今日はお湯を沸かしてカップ麺も追加する。汁物が加わるとゴージャスな気分になる。実にいい気分だ。

1240 下山

名残惜しいが帰ろう。
来た道を引き返し東峰の分岐点まで戻る。そこから先は、紀見峠を目指す。

1251 東峰

おばちゃん軍団が楽しそうに弁当を食べていた。
目が合うとニッコリ。すぐに隣の人と喋り始めた。

尾根道は歩きやすくて雰囲気がある。ダイアモンドトレールとはよく言ったものだ。

1315 いわわきの道への入り口(793m)

ここでダイアモンドトレールに別れを告げて岩湧寺へと下る。
そんなに急な坂道ではないが、ダブルストックを使いながらゆっくり降りた。
周囲を木々に囲まれているので眺望は望めない。
この時間帯に上がってくるハイカーはいないだろうと思っていたら2人とすれ違った。

下り坂はそれほどキツくない。石も少ないし、滑る危険も少ない。
メンテされている方々の努力の賜物だろう。

1335 湧き水(669m)

遠くから沢水の音が聞こえてくる。やがて、湧き水の場所にでた。
展望台もある。
このコースは至る所に憩いの場所が用意されている。湧き水の横にコップがあったが、手で受けて一口飲んでみた。冷たくておいしい。

遠くから鐘をつく音が聞こえる。あれは岩湧寺の鐘の音だろう。

1405 四季彩館(478m)

森の家という雰囲気の管理事務所だ。
大きな木製テーブルがでんと構えて多くのハイカーを受け入れできそうだ。
デッキのテーブルで一休みする。携帯電話のアンテナは3本立った。
隣のテーブルでは若者たちが楽しそうに喋っている。

途中の芝生公園にはたくさんのファミリーが楽しげに遊んでいた。

目の前の斜面には、オレンジ色のベストを着た作業員の方々が伐採した木々の皮むきをしている。
数えてみたら、20人近くもいる。総出で伐採作業をしているのだろう。

ここから、いこいの道を行かずに舗装道路沿いにくだることにした。キャンプ場があるので一目みておこうと気が変わったのだ。

1421 キャンプ場

斜面に張り出した木製デッキかテントサイトだ。
わざわざこのために作ったんかいな。整備されてるなあ。

1428 第1駐車場

10台くらいは駐車できそう。
ここからは普通の舗装道路をただただ歩くだけ。

1450 第6駐車場

歩くこと20分。無事到着。
あれっ、最初に停めた時と近隣の車が変わっていない。
まだ、下山してないんだろうか。みんな、ゆっくりだ。
GPSの電池はまだまだ余裕がありそうだ。
単3電池1本だけだが、スペックどおり8時間以上は持つだろう。

1455 出発

帰りも細い道を対向車が来ないよう祈りながら走る。ようやく広い道に出ようかという寸前で軽トラと遭遇。地元の人だろうか。慣れた運転でサッとすれ違って行った。

1630 自宅

感想

[1] 本来の登山ルートではなかったが楽しいコースだった
[2] 良く整備されたコースだ
[3] すすきが綺麗だから、行くなら秋かな。

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