【伊勢】気ままにお伊勢 2014

4 ウォーキング
御手洗場

この夏はボーイスカウトの活動でお盆休みを過ごすことになったので9月に小旅行に出かけることにした。日帰りでもいけるが、ここは久しぶりに伊勢に行くことにした。20年ぶりだ

さすらい記録

記録: 2014.09.06
天候:曇り後雨
場所:伊勢
出発:自宅
到着:自宅
道程:[1]自宅→[2]新名神→[3]伊勢→[4]松阪→ [5]三重総合博物館 →[6]関宿→[7]自宅
歩行:5時間
距離:約 6Km
体力:★  (散歩)
技術:★  (特になし)
見所:★  (伊勢神宮)
お店:★  (おかげ横丁)
駐車: 伊勢内宮、2時間迄¥500 以降30分毎¥100
トイレ:
備考:

0840 自宅

前回は確か西名阪道を経由していったが、今日は新名神を走ることにした。
現地まで185kmだ。車のナビによると3時間ほどで到着する予定。
お天気はまあまあ。雨は降らないだろう。手早く準備して出かけた。
一泊するつもりだが、伊勢のホテルは満室。止むを得ず松阪にホテルを予約した。

1000 土山SA

渋滞にはまったく遭遇せず順調に走る。95kmほど走ったところでSAで休憩。牛マン390円なり。
何じゃこれ。豚まんではなくて牛マン?近江牛が入ってるとか。おっ、けっこういける。
今からこんなモノを食ってたら昼飯が食べられないかも。
早々に出発。がらがらの伊勢自動車道を走る。車は数えるほどだ。

伊勢は外宮から参るのが本筋だが、そこから内宮まではけっこう距離があるので内宮近くの駐車場に止めることにした。たくさんの駐車場があるが、どれも満車とある。どんどん遠くに誘導されて、結局、五十鈴川沿いの市営駐車場に止めることになった。

1130 駐車場

車を降りてみると外は蒸し暑い。
たくさんの車が所狭しと並んでいる。
他府県ナンバーの車ばかりだ。名古屋や岐阜の車が目立つ。
伊勢自動車道はガラガラだったのに、これだけの車はどこからやってきたのだろう。
子ども連れの家族を見かける。河川敷をまっすぐ進めば内宮はすぐだが、腹が減ったので、おはらい町を歩くことにした。

通りに出てみたらビックリするくらいの人通りだった。
どこからきたんや!←おまえもな
昔風の建屋が軒を連ねて、宿場町の風情を漂わせている。通りはカラー舗装で歩きやすい。
金比羅さんにいった時のことを思い出した。そこの門前町に似ている。
赤福の社長さんが中心となって企画して作った宿場だそうな。よくできている。

通りは人でいっぱい一見すると建物は江戸時代からあるように思うがこれは錯覚。
わざわざこのように作っているらしい。趣があってよい。お伊勢参りをしている気分になる。

お腹が空いてきたのでお参りする前にうまいもんを食べよう。

うまそう

1145 鈴木水産

焼きあさり390円、サザエ290円、焼きあさりは特にうまかった。
なぜか、「その手は桑名のやきはまぐり」というフレーズを想い出す。
伊勢マグロトロ丼1480円。
やきウニ410円。これはイマイチ。
昼間から贅沢な気分だ。
隣で6名の学生グループがいた。
マナーがいい。食べ終わったあと、食器を自分たちで持っていった。
うん。日本はまだいけるな。

1345 内宮

たくさんの人がお参りにきている。境内はゴミ一つない。
鳥居を潜って宇治橋を渡る。「俗界と聖界の境にある橋」らしい。

丁寧に整備された庭砂利道をザッザッと踏みながら、内宮を目指す。
境内は広い。日差しがキツイので日傘を差して歩く人が多い。

途中で五十鈴川に降りる場所がある。御手洗場だ。20年前と変わらないな。手を洗う。
その昔、倭姫命が御裳のすその汚れを濯いだという伝説がある。別名、御裳濯川(みもすそがわ)の異名を持つ。五十鈴川の流れは速く透明な水が何と無くありがたいような気持ちにさせる。

建て替えられたばかりでどの建物も白っぽい。20年に一度建て替えるそうな。
建て替えは昨年、62回目になる。
みんな行儀よく列をつくって参拝を待っている。
よくもまあ、これだけの人が来るなあ。って、僕もそのうちの一人だ。

天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)がお鎮まりになっている。
2拝2拍1拝とお参りする。
神社独特のお参りはテンポがよいので好きだ。← 好き嫌いの問題ではないが

さあ、お参りも済んだので、もういちどおはらい町に戻ろう。

1415 赤福氷

ようはかき氷だ。待ち時間が15分と聞いて断念。たかだかかき氷に15分待つことはない。
床机にギッシリと座ってかき氷が来るのを待っている。

土産屋はどこも人だかりで店内はいっぱい。どちらかと言うと京風のものが多い。
定番の陶磁器や伊勢折りという布を使った小物だ。伊勢神宮を象った土産が見当たらないのが不思議。
安易に土産にはできないのだろう。雰囲気に押されて、思わず土産を買いそうになるがグッと堪える。
しかし、感じのよい湯呑茶碗を見つけたので買ってしまった。

東京や大阪と違い、海外からの観光客は非常に少ない感じがする。
特有の言葉が聞こえてこない。欧米人もほとんど見かけない。2時を回って気温もさらに上昇してきた。蒸し暑い。相変わらず人通りが多い。

1430おかげ横丁

かき氷を食べる。湿気が多く蒸し暑い。かき氷を食べる人が多いのもうなづける。
昔の駄菓子屋を彷彿とさせる横丁だ。
大きなタライに氷をいれてサイダーを冷やしている。時代をワープしてきたような錯覚に陥る。

1500 松阪に向けて出発

雨がポツリポツリと降ってきた。
これから松阪に向かうが北の空は入道雲が見える。途中から雷を伴う激しい雨になった。

1600 松阪

ホテルにチェックイン。
ここでちょっと休憩。

1900ノエル(焼肉)

せっかく松阪に来たので松阪牛を食べる。和田金やかめやなどの有名な高級店がたくさんある。
一人前が15000円から20000円もするので、これはちょっと贅沢すぎるから穴場を探して「ノエル」という焼肉屋を事前予約しておいた。

激しい雨の中、ホテルから歩いて5分。
交差点の角に小体な洋風ステーキハウスがある。階段を上がりドアを開けてみたらおしゃれな感じがする。スタッフの方々は黒のハンチング帽、黒のチョッキを着て雰囲気を盛り上げているようだ。
ロースステーキが150gで7500円。ヒレステーキは150gで6500円。
美味しい。当たり前か。
タレも用意されていたが、塩をちょっとつけて口に入れる。甘い肉汁がじわっとしみ出てくる。
そのあとのご飯が美味しい。もっと味わえば良いのに、がっついて食べてしまった。アホやな。

すぐにお腹いっぱいになって、眠くなって来た。たんじゅんなる体だ。
あっ、ステーキの写真を撮るのを忘れた。高級なステーキなぞ、そうそう食べることはない。
記念にと思っていたが、腹が減っていたのでそんな考えは何処かにいってしまった。

帰り際に初老の店長らしき方にお味はいかがでしたか?と聞かれた。
もちろん美味しかったと答えた。ガツガツ食べる姿を目撃されているはずだ。

0600 起床

あさ、5時から目が覚めたがホテルの朝食は7時から。
テニスの錦織選手の決勝進出のニュースに宿泊客が見入っていた。

0830 出発

さあ、どこ行こう?
これといって行きたいところはないが。ルーブル彫刻博物館でもいくかな。
と、チラッと頭をよぎったが、別に彫刻がそんなに見たいわけではない。
手元にある「るるぶ」をめくると、今年オープンしたばかりの博物館があるとか。
三重県のことを熱く語っているらしい。じゃあ、ここに行こう。

0930三重県総合文化センター

立派な広々とした駐車場に停める。駐車料は無料だ。
2階が入口になっている。入場料金は1080円也。
受付嬢が年間パスポートを進める。丁寧にお断りして、展示室に入った。

ミエゾウの復元模型があった。3メートルを越えるそうだ。
このゾウは三重県で初めて発掘されたそうな。マンモスよりも前に栄えたゾウらしい。
ゾウというのは平野よりも森、大陸より島国にいるほうが、より小さくなるものらしい。
動きやすいってことか。
ちょっと、ゾウのことについて詳しくなった。← 取るに足らない知識
できて間もない施設なのできれいだ。子供連れがぽつぽつとやってきた。

三重県のことをしっかり説明しているコーナーがある。
へー、そうなんか。なるほどね。おっ、大台ヶ原山のこともある。
やたらと感心して資料館を回る。

1100 出発

さあ、かえろうか。そのまま亀山ICにいくのももったいないので、るるぶで調べた関宿にある道の駅に向かう。

1130関宿の道の駅

ガランとしている割には、駐車場は満車だった。
ここの食堂で食べる亀山ラーメンがうまいそうだ。ネットでもクチコミが寄せられていた。
なるほど、2013年のご当地ラーメンで優勝したというだけあって美味しかった。
三重県産の小麦を使った縮れめん。3種類のキノコに牛骨スープだ。僕の好みの味だ。スープを全部飲み干してしまった。

1300 さあ、大阪に帰ろう。

関宿から大阪まで110kmほど。新名神を走ると15時前には自宅に到着。
食べ過ぎて太ったなあ。明日から精進しよ。

[感想]

[1] 伊勢は意外と近い。小学校の修学旅行以来か。
[2] おはらい町のおかげ横丁はぶらぶら歩きだけでも楽しい
[3] 松阪牛は地元で食べると安くて美味しい。
[4] 亀山ラーメンはもういちど食べたい。

以上

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