さすらい記録
記録:2013.07.27
天候:晴れ
場所:高野山
出発:高野山 大門
到着:高野山 大門
道程:[1]大門→[2]金剛峯寺→[3]奥の院→[4]珠数屋四郎左右衛門→ [5] 大門
歩行:2時間
距離:約 8Km
体力:★ (ウォーキング)
技術:★ (特になし)
見所:★ (墓地)
お店:★ (コンビニ)
駐車: たくさんある
トイレ:たくさんある
備考:

0845 自宅出発
久々の休日の狭間。えぃ、とばかりバスツアーで高野山へ行くことにした。
1230 天王院で昼食
バスに揺られること約3時間。
くねくねとした道をバスで登る。すぐ近くに大台ヶ原山がある。昔の人は、こんな細い道を歩いてあがっていたんだ。と、感傷に浸る。60年前までは女人禁制だったらしい。
と、いきなり賑やかな町並が展開してきた。
大型バスは器用に展開しながら、目的の宿坊「天王院」の前につける。
この町では、旅館はちいさなものが2軒だけで残りはすべて宿坊だそうだ。つまり、お寺さん。
そこで、寝泊まりするらしい。
いただいた精進料理がこれ。
とても美味しくいただいたんだが、時間が経てば腹が減ってくる。そんな感覚を覚えた。
お酒は、「般若湯」。ビールは「泡般若」。芋焼酎は「芋般若」という。らしい。
この表現いただき。← こういうのには目がない


1310 金剛峯寺
門の敷石の間隔が広いのは、馬に合わせているらしい。
門を潜ったところに見れるのが本殿。
生きた檜の皮で屋根を葺いているので、維持するのが大変だとか。
ガイドの方は、金剛峯寺を「こんごうぶーじ」と呼ぶ。


格好いいので横から撮影したところ。
正面を向かって左にあるのが、昭和天王がお手植えになった槙の木が見える。
お風呂に入ったときに槙のなんともいえぬ良い香りがしたから記念樹に槙を植えられたとか。
樹齢30年ほどらしい。それでもデカイ。


1400 奥の院
標高は900メートル近い。気温は23度。
御大師さん(空海のこと)は、宗派は問わずということで、だれでも受け入れたらしい。
お墓が30万基もあるらしい。もう、どこにも余地がないとか。
時計回りに奥の院を目指す。途中で、親鸞聖人のお墓の前を通過。


昔はお墓の横に杉の木を植える習慣があったとか。
だから、お墓の横に立つ木の古さで、お墓の古さがわかるらしい。
この日は、全国野球大会があるとかで参拝客でいっぱいだった。


もう、お墓だらけ。
こんなに写真撮影してええのん?と思うのだが、せっかくだから撮影。
写真はお酒好きな方の(どこかのお殿様)お墓。


徳川家の何とかさんのお墓。(すんません、かなり高名な方)
男と女では鳥居の格好が違う。横にでているのが男。でていないのが女。


水掛不動さん。
ここで15体あるお地蔵さん(水向地蔵)に水をかけてから、橋を渡って本堂へ向かう。
本堂から先は、撮影禁止。一礼してから、本堂に向かい参拝。


たくさんの人がいる。約20分ほどで参拝を終え、もとのところへ戻る。
高野山では、お米が取れない。だから、わらがない。
しめ縄が結えない。だから、紙を切ってしめ縄代わりにしたそうな。
途中で無縁仏に出会う。
もう、お墓だらけ。
そして、驚くべきことに歴史上の有名人のお墓が所狭しと並んでいる。
向こうに徳川家康のお墓が見える。


有名企業の創業者のお墓などもたくさんある。
そうやったんや。
こんなところに日本の聖地があったんや。
初めて知ったわ。
世界遺産だけじゃない。歴史の縮図を見た。
[感想]
[1] 遠い。
[2] しかし。一度は訪れてみたい。
[3] 精進料理だけでは腹が減る。
以上