【兵庫】大船山 2019

大船山の山頂(653メートル) 1 登山(関西)
大船山の山頂(653メートル)

久々に仕事が休み。
良い天気なので初めての山に行ってみよう。

さすらい記録

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【兵庫】大船山 ハイキング 2019
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記録:2019.02.25
天候:晴れ
場所:大船山
出発:大船山登山口
到着:大船山登山口
地図:山と高原社「北摂・京都西山」
道程:[1]登山口→[2]コル→[3]山頂→[4]コル→ [5]バス停 →[6]登山口
Map:

大船山の登山ルート

大船山のルート

歩行:2時間20分
距離:約 5Km
高低:

大船山の高低差

大船山の高低差

体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★ (山頂の展望のみ)
お店:★ (近くにコンビニはない)
駐車:登山口 500円
トイレ:なし
備考:カーナビは「三田アスレチック」でセットした。

0910 自宅を出発

関西の山でも登っていない山が結構ある。
どこかに適当なところがないかとパラパラと山の本を見ていると、大船山というのがあるではないか。自宅からも近い。
というわけで行ってみることにした。
新名神を通って川西ICで降りる。

1008 登山口に到着

平日なので県道はガラガラ。
とりあえず三田アスレチックを目指して車を走らせた。
登山口とアスレチックは同じところにあった。
登山口前のスペースに車を停めると、野焼きをしていた方がやってきて、ここは専用駐車場です。とのこと。500円也。
専用駐車場は他にもあって広々としている。
どうやら、アスレチックの利用者用らしい。
他には誰もいない。それにしても良い天気だ。
ささっと身支度をして出発した。
案内図を見ると山頂までは1時間くらい。

大船山の登山口にあった案内図

大船山の登山口にあった案内図

山頂は653メートルとある

山頂は653メートルとある

アスレチック場を左に見ながら登山道を進む。
いい感じのなだらかな道が続く。
急ぐこともないのでゆっくり登ることにした。
ハイカーはだれもいないのでのんびりしたものだ。
足元は、握りこぶし大の石がゴロゴロしている。
周囲は植林に囲まれていて風景は見えない。
20分ほど歩くと峠についた。新しい標識があった。
ここを左に進む。

最初はいい感じの里山の道

最初はいい感じの里山の道

峠の標識は新しかった

峠の標識は新しかった

1046 コルに到着

すり鉢状の登山道を歩く。
どうにも歩きにくい。と、すぐ横に歩きやすい道があることに気がついた。
あまり踏みなれていない道だ。

峠からずっと景色は見えない。
そういえば鳥の鳴く声が聞こえんな。
20分ほどでコルについた。
ここにも真新しい標識が設置されていた。
周囲は木々に囲まれていて陽はあたらない。

すり鉢状の道を歩く

すり鉢状の道を歩く

大船山への分岐点。コルに差し掛かった

大船山への分岐点。コルに差し掛かった

コルから山頂に向かって登り始めた。
地図では結構な等高差がある。
案の定、勾配がキツくなってきた。
このコースで唯一キツイ登山道だろう。
ゆっくりゆっくり登っていく。

10分ほどすると、話し声が聞こえてきた。
シルバー世代の3人連れが下山してくる。
こんにちは。もうすぐですよ。と挨拶。
初めてハイカーに出会った。

1100 山頂に到着(653メートル)

15分ほど登ると、ポッカリと視界が開けた。

ほうっ、ここが山頂か。
あまり広くない。

山頂の真ん中には祠があった。
その後ろには三等三角点がある。
眺望は良く周囲の山がよく見える。遠景は霞んでいる。

コルから山頂への道

コルから山頂への道

大船山の山頂(653メートル)

大船山の山頂(653メートル)

1110 昼食

山頂には私だけなので、景色をおかずにしてゆっくり弁当を食べることにした。
おにぎり2個とミニカップラーメンだ。
とりあえず、お茶で神様にお祈りを捧げる。

柿本人麻呂の歌には、内海から遠景でこの大船山を見ると関西に帰ってきたと感慨深い。とある。
へぇ、ということは、ここから明石海峡が見えるってことだな。
首を伸ばして、淡路島方面を眺めてみたが
霞んでいてよく見えない。

大船山の三等三角点

大船山の三等三角点

大船山からみる眺望

大船山からみる眺望はよい

1130 下山開始

さあ、お腹もいっぱいになったことだし、そろそろ下山しよう。
登ってきた急坂を落ち葉で滑りそうになりながら降りていく。
あっという間に、コルに戻ってきた。
ここからは、波豆川バス停に向けて下っていく。

1139 大舟寺跡

説明板がなければ、ここにお寺があったことはすぐにはわからないだろう。
1499年に廃寺になったそうだ。
石垣や卒塔婆などが残っていた。
下りのルートは落ち葉に覆われているのでわかりにくい。
虎ロープがあったので、それを目安に進んでいく。

大昔、大舟寺があったそうな

大昔、大舟寺があったそうな

石塔がひっそりと佇む

石塔がひっそりと佇む

1145 町仏13基ってどこに?

登山道というよりは、枯れた川の跡という感じだ。
石がゴロゴロしていて歩きにくい。
林の間なので道標はないが他に進む道はない。
昼前に出会ったハイカーたちもこのルートを歩いたのかな。
よく考えてみると登山口には私の車以外は見かけなかった。
してみると違うルートを下ったのかもしれない。

足元は石だらけで歩きにくい

足元は石だらけで歩きにくい

町仏13基の一つ

町仏13基の一つ

1205 堰堤

下り始めて30分ほどして真新しい堰堤にでた。
妙に新しいので登山道であることを忘れる。

おっ、堰堤ができてる!

おっ、堰堤ができてる!

工事されて整備されている

工事されて整備されている

1210 イノシシ除けの電気ショックが行く手を阻む

気分良く歩いていたら、いきなり通行止め!
それもイノシシ避けの電線が張り巡らしてある。
くぐれないことはないが、「感電注意」とある。
どうしよう。なんで、登山道を封鎖してるねん。
人が通れる仕掛けがないんかい。と、ボヤキながら途方に暮れる。

強行突破して感電してしまったらと思うと前へ進めない。
仕方がないので左の護岸された川を降りてみることにした。
苦労しながら20メートルほど降りてみると、電気コードがぶら下がっていて、安全にくぐれそうだった。
ひょいとくぐり抜けて、道なき道を登ると元の道に戻ることができた。
いったい、普段はどうなっているのだろう。
厳重に封鎖されていたらと思うと冷や汗ものだ。
せめて、登山口に掲示しておくべきだ。

イノシシ避けの電気ショックがあるではないか

イノシシ避けの電気ショックがあるではないか

柵の向こうをぐるっと迂回する

柵の向こうをぐるっと迂回する

1215 波豆川バス停に出た

下山から40分ほどでバス停まで降りてきた。
あっという間だったな。
ここからは、舗装された道路をただただ歩くのみ。
良い天気であるのにもかかわらず、付近でまったく人をみかけない。
ぶらぶら歩きながら周囲を見回すけど、これといって面白いものはなにもない。

バス停に出る

バス停に出る

ゴールに向かってひたすら歩く30分

ゴールに向かってひたすら歩く30分

1227 登山口に到着

出発してから2時間20分少々。まずまずの距離か。
普段、山に登りなれていない人でも十分登れるな。
駐車場には私一人だった。
さあ、帰ろう。帰りは宝塚北ICから箕面有料道路を経由した。
まるで、我が家のためにあるような高速道路だ。←千里中央に住む人なら全員に該当する

1330 自宅

なんと、50分で自宅についてしまった。

感想

[1] 刺激は少ないが、山頂の展望は良かった。植林が多いので紅葉は期待できないかも。
[2] イノシシ避けの電気ショックは、ハイカーにも知らせるべきだ。
[3] 新名神ができたので、大阪市内からでも近い。
[4] 近くにコンビニはないので注意。

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