さあ、今年のテーマはグルメランチにしよう。
いつもよりお昼時間は長めに。早春は奈良へでかけようか。
さすらい記録
記録:2017.02.18
天候:晴れ
場所:二上山
出発:道の駅「ふたかみ」
到着:道の駅「ふたかみ」
地図:特になし
道程:[1]道の駅→[2]雄岳→[3]雌岳→[4]祐泉寺→ [5]大池 →[6]道の駅
歩行:4時間
距離:約 5Km
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★★ (山頂の展望やガチョウ)
お店:★★ (道の駅がある)
駐車:道の駅「ふたかみ」
トイレ:道の駅、雌岳、馬の背
備考:
0842出発
天気予報では終日曇り。最高11度最低4度とある。
雨でなければ十分だ。昨年もこの時期に二上山に出かけたことを思いだした。
0928 道の駅ふたかみ
去年より15分早く到着した。かろうじて1台空いていた。ラッキー!
道の駅は朝早くから客が来ている。
野菜や仏花がよく売れていた。スーパーより安いからだろう。駐車させてもらうので、野菜類を買い込んだ。
0945出発
太陽が時より雲の間から顔をだすたびに暖かく感じる。風はなく、のどかな奈良の街並みがとおくに見える。
道の駅は小高い丘にある。今回も半時計回りで雄岳山頂を目指す。
二上神社口駅からやってきたらしい女性ハイカー達がぞろぞろと歩いてきた。ソロハイカーが20メートル先をゆっくりと散歩するような感じで歩いている。ヒバリの鳴き声が聞こえたような気がした。
二上神社
鳥居を見上げると新しいしめ縄が威張ったようにつり下がっている。神社を右横を100メートルほど進むとイノシシ防止の二重柵がある。
ここからはしばらく勾配が急になる。
後ろから、子供連れのハイカーが楽しそうに登ってくる。子供でも安心して登れるのが人気なのだろう。
ひんやりとした山肌から湿ったような空気とともに漂ってくる。
二上山はいつきても風がなくおだやかだ。道は歩きやすくハイキングコースといった感じだ。
数人の下山してくるハイカーとすれ違う。早朝から登っていたのだろう。
1053大津の皇子
歴史の教科書に出てくる人物のお墓だ。
先に進んでいたハイカーたちが誰のお墓だろうと言っている。他府県から来たのだろう。奈良は歴史だらけ。
1057雄岳山頂
気温は1度。毎回ここで記念撮影してるが、たまには違うところで撮影せんとあかんな。
シルバーハイカーたちが、顔見知りらしく声高に挨拶を交わしている。二上山は日課のように生活に組み込まれていそうだ。
山頂にいても眺望がいいわけでもないのでさっさと雌岳を目指して進む。
ここからは下り坂だ。
1108馬の背
ハイカーが6人休んでいた。トイレがある。
祐泉寺からの道やダイヤモンドトレールなどが交差している峠だ。 曇り空でひんやりしている。ここでも少し立ち止まったが雌岳を目指して登坂へ。
1115雌岳山頂
すでに20人くらいの人たちが弁当を食べていた。空いているベンチは2つあった。曇り空だが風がないのでそれほど寒くはない。
1119休憩所
雌岳山頂から少し降りたところに休憩所がある。
曇り空の向こうにうっすらと大和3山がみえる。耳成山、天香具山、畝傍山だ。
万葉人もこの風景を見たのだろうな。この休憩所は野鳥観察にはもってこいだ。野鳥がハイカーからもらえる餌を目当てに集まってくるのだ。
さて、お昼にしよう。
今年のテーマはグルメランチだ。
いつもはコンビニ弁当などでお昼をすませてきたが、これでは楽しみが少ない。そこで、今年からは低山登山では、少し手の込んだ昼食を目指すことにした。
今日のメニューは、ホットドッグ、焼き鳥、リゾット風ラーメン。
これ、何ともいえない組み合わせ。
バーナーは2つ持ってきた。ボーイスカウトでも愛用しているバーナーだ。
水は500mlペットボトル2本。100円ショップで買った網焼き。
三田屋のパスチャーウィンナー6本入り、チキンラーメン、ホットドッグ用パン、スライスチーズ。
調理してきたキャベツのカレー炒め。白身魚のフライ。
高級ウィンナーをボイルする。あらかじめジプロックのなかにカラシとケチャップを入れておいて、その中にボイルしたウィンナーを入れる。
キャベツと玉ねぎをカレー粉で炒めたものは自宅で用意してある。パンをバーナーで温める。
できあがったホットドッグを食べる。
うん、暖かいホットドッグの美味しいこと、美味しいこと。パリッとした食感がいい。
ウインナーをボイルする パンを加熱。隣は卵焼き。
ボイルしたウィンナーのなかにラーメンをいれて2分程度そのまま。チーズを入れてリゾット風ラーメンのできあがり。
ネギをもってくればよかったかな。
うんまぁ。思わず声が出る。ラーメンとウィンナーの組み合わせはけっこういけるナ。
ちょっと食べ過ぎた。
1223出発
十分食べた。1時間も昼食に時間を取った。ゆったりとした時間だったな。食べるのに夢中になっていたのであっという間に時間が経った。急に冷えてきた。
さあ、出発しよう。
下山道は歩きやすく、途中で景色も楽しめる。トントントンという感じでリズム良く歩くことができる。ほどよい勾配を下っていくとやがて岩屋峠にでる。
1236岩屋峠
ここにも数人のハイカーが休んでいた。私たちは立ち止まらずに祐泉寺へ向かう。
こんもりとした森のなかをいい感じで降りていく。
下りきったところにある標識 森のなかにある水飲み場
1252祐泉寺
紅葉の季節には見事な赤色に染まるお寺だ。今日のところは寒々とした木々に囲まれるだけ。ここからは舗装された道を歩くことになる。下から親子連れの夫婦がニコニコしながら登ってきた。やがて視界が開けてくる。
1300 大池
みなれた池にカモたちが遊弋(ゆうよく)していた。
と、そこにつがいのガチョウがやってきた。エサが欲しいのだろう。食べ残したホットドッグをちぎって池に投げ入れてやるとカモたちは興奮して群がっていた。
冬はエサが少ないんだろうな。結局、ホットドッグ丸々1本をあげてしまった。
池を出発すると集落のなかを歩く。細い生活道は奈良ではお馴染みの風景だ。
1325中川酒造
途中でお酒を買う。1800円。
中川酒造の「透泉」の大吟醸酒だ。小売りをしている。前回もここでお酒を買ったがこの「透泉」は美味しかった。
1335道の駅
あいかわらず、お客さんでいっぱいだった。
美味しそうだったので草餅を買って食べた。← すでにお腹いっぱい
感想
[1] 早春のハイキングにはもってこいの山だ。
[2] ランチを工夫するとハイキングも楽しみが増える。
[3] また、メニューを考えないと。