【兵庫】風吹岩から金鳥山

巨大な森林ドームだ 1 登山(関西)
巨大な森林ドームだ

台風が過ぎ去ったあとは暑い!30度は超えるやろな。じゃ、どこ行く?
風吹岩からちょっとそれてみるか。

さすらい記録

記録:2014.07.12
天候:晴れ
場所:風吹岩
出発:芦屋川駅
到着:岡本駅
地図:山と高原社「六甲」
道程:[1]芦屋川駅→[2]ロックガーデン→[3]風吹岩→[4]打越→ [5]金鳥山→[6]岡本駅
歩行:5時間
距離:約 10Km
体力:★★  (低山登山)
技術:★★ (むずかしいところはない)
見所:★★★(森の中が癒しになる)
お店:★  (駅近くにコンビニ)
駐車:なし
トイレ:駅、ロックガーデン入り口
備考:阪急南方→ 芦屋川 270円

0720 自宅

もっと早く出発してもよかったが、昨晩が遅かったのでこの時間になってしまった。
阪急南方駅で乗り換えようと電車待ちしていたら、阪急電車が事故のため遅れているとか。

0803 十三

ここから特急に乗る。ホームは人でいっぱい。ハイカー姿の人もパラパラみかける。

0822 芦屋川駅

1510歩。
見慣れた駅。ここから南へ少しいったところにあるコンビニで弁当を買う。
今回も小さな弁当にした。ハイキングに行くと食べ過ぎてしまう。← いやしいだけ

ハイカーで賑わっている駅前
ハイカーで賑わっている駅前

0828 出発

1600歩。
軽く準備運動をしてから出発した。周囲はハイカーグループでいっぱいだ。

0842 住宅街を抜けてハイキングコース

3200歩。
ハイキングコースに入るとほっとする。前後にハイカーが続く。
ちょっと蒸し暑い。雨は降ることはないだろう。鳥の鳴き声は聞こえない。

15分ほどで住宅街を抜ける
15分ほどで住宅街を抜ける

0849ロックガーデンの入り口

いつもの見慣れた風景。トイレがある。
何組かのハイカーがザックを置いて、身なりを調整している。
芦屋川駅を出発して20分くらい。すでに汗をかいている。

ロックガーデンの入り口
ロックガーデンの入り口

0850高座の滝

4112歩。
すぐに滝がみえる。しばらくヒンヤリとした空気を吸い込む。
ここから急坂の岩場を登ることになる。

高座の滝は昔は修験の場だったらしい
高座の滝は昔は修験の場だったらしい

子供連れのハイカー集団が多い。何かのイベントかもしれない。
子供達は喜んで岩場を登っている。楽しいんだろうな。お父さんが下から心配そうに見守っている。
適当にハイカーをかわしながら登っていく。両手を使わないと登られない場所がいくつもある
これくらい刺激がないと面白くない。岩場は日差しが直接照りつけるので暑い。
汗が噴き出る。うしろから団体客がやってきた。うしろから追い立てられるように登るのは嫌なので適当に道を譲る。岩場が終わりしばらく普通の山道を行く。

0907ひとつめの鉄塔

4670歩。
やがて、ひょっこりと鉄塔にでる。数人のハイカーが座って休んでいる。
風は吹いていない。そんなに涼しくない。ここはスルーして先を急ぐ。

0915 ふたつめの鉄塔

5150歩。
そうそう、鉄塔は2つある。ここまでで駅から45分くらい。
いつ歩いてもこれくらいの時間。

0925 風吹岩

5860歩。
たくさんのハイカーが休んでいる。シングルの人が多そうだ。景色はよい。
次から次へとハイカーがやってくる。イノシシは見かけない。いつもの猫たちもいない。

0932出発

10分休憩したので出発することにした。
大岩のすぐ後ろの小径を南下すれば、目指す金鳥山にでるはずだ。
と、思っていたのに、そのまま20メートルほど進んでしまった。
でも自分が間違っていることに気がついていない。

0934分岐点

最初の分岐点。右へ進むと六甲山の山頂だ。左に進めば打越山と書いてある。
ボクは、左への道が金鳥山へのルートと勘違いしてしまった
道は狭く、人が一人分通るのがやっとだ。人気がないらしく、誰も通っていない。
ま、空いてていいな。くらいの気分で進んだ。

歩いて数分のところの分岐点
歩いて数分のところの分岐点

0950 尾根の岩場

あれっ?おかしい。地図のルートとは違う。西へ向かってるやん。
ザックの肩口には、いつもコンパスを着けっぱなしにしている。あきらかに方向は西だ。
自分がいるポイントをGPSで確認した。
やっぱり違う。
手元の地図を見ると「迷」というマークがある。ここに来て初めて、岩場のすぐ裏のルートと勘違いしたことを理解した。通常なら引き返すところだが、現在位置は確認できたので前へ進むことにした。

道に迷いかけた尾根の岩場
道に迷いかけた尾根の岩場

地図に書いてあるとおり、道に迷いそうだ。
大きな岩場が連続しているので、人の踏み跡がわからない。岩場に登ってみると、見晴らしがいいことに気がついた。
しばらく下のほうをながめていると鉄塔が見える。
最初に通り過ぎた二つの鉄塔群とこれから目指す鉄塔を見比べる。目視で地図上のクロスベアリングをやってみた。あっちだ。オリエンテーリングの知識に感謝。と見ると、そこに踏み跡を無事発見。
普通のルートになった。
やがて、横池にさしかかると、続いて雌池を見る。間違いない。ルートに復帰した。やれやれ。
いやあ、失敗したなあ。と、反省。
でも、面白い経験をしたからええやろ。と、自分を許すことにした。

やがて森の中の道を下る。
ここからが実に素晴らしい小径が続く。手作りの柵があって、その横をゆっくりと歩く。周囲には誰もいない。こんもりとした森。空を見上げるとちらちらと青空が見える。

巨大な森林ドームみたいだ。
この森の空間だけが、ぽっかりと空いていて、その中をゆっくり歩くという感じだ。
イオンの空気が体を通り抜けるようだ。

失敗したかと思ったが「災い転じて福と成す。」とは、まさにこのこと。
いいところに来た。

1010 分岐道

8380歩。通行止めの看板を見つけた。
そうか、右へは行けない。えっ、マジックで「すぐそこ、通れます。」って書いてある。
ハイカーを迷わす落書きだ。
地図を見ると左が正解。右は七兵衛山へと続く道。

ここから細い山道を進む。勾配はほとんどなく平坦な道だ。

ザックには山鈴を着けているので歩くたびにチリンチリンとなる。
かなり遠くまで聞こえるだろう。
ゆったりと規則的に歩いているときは、小さな音がリズミカルに鳴る。
急ぎ足になったり、変則的な歩き方をすると音が変わる。ペースを確認するのに良い指標となる。

1015 阪急岡本駅への分岐点

8638歩。

1030 金鳥山への交差点

9990歩。
4本のルートがここで合流する。やってきた道への道標をみると、「森林浴コース」とあった。
なるほどなるほど。まさに森林浴だった。良い道なので、いつかまた訪れることにしよう。
ここからは幅の広い道を下る。

1036 ビューポイントの広場

10450歩。
休憩所と書いてある広場に着く。
さあ、昼食だ。
神戸ポートアイランドが一望できる。心地よい風が吹く。
おおー、山の神様ありがとう。と、いつもの泡般若をいただく。いい気分だ。

1105 出発

森林の整備事業活動をされている方々が、雑草を刈っている。
なんでもグリーンベルト整備事業だとか。こうした地道な活動のおかげで、我々は気持ちよくハイキングができる。感謝。
さあ、下ろう。

1119 保久良神社

11835歩。
ベンチでハイカーが休んでいた。おばちゃんハイカーだ。
口々にアメちゃん食べて、チョコレート食べてと言い合っている。
ボクと目があうとニカッって笑う。せっかく持ってきたもんは全員で食べんとあかんし。とか言ってる。

ま、そうやな。そうそうに先にすすむことにする。

やがて住宅街の中に降りた。
ここからしばらくは住宅街の中を歩くことになる。岡本駅付近はほんとに住宅しかなくって、ひっそりとしている。

1150 岡本駅

14510歩。
ほどほどの距離だった。アクシデントはあったけど偶然に良いコースを発見できた。

感想

[1] 金鳥山の森林浴コースはよい。オススメだ。
[2] 風吹き岩のすぐ裏側にも小径がある。今回はこれを見落とした。
[3] 最高でも風吹き岩の447メートルだが、コースは変化に富み面白かった
[4] 午前中に終わるプログラムとしてキープしよう。

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