【滋賀】金勝アルプス

天狗岩からの風景 1 登山(関西)
天狗岩からの風景

昨日までの雨は上がって今日は絶好の好天気。最高気温は28度とか。
よっしゃ、今日はいっぱつ、以前ボーイ隊のときに行った「金勝(こんぜ)アルプス」へ行こう。
今回は、カシミールで作成した地図を持参してGPSを活用することにした。

さすらい記録

記録:2010.05.22
天候:晴れ
場所:竜王山(604.7m)
出発:上桐生
到着:上桐生
地図:金勝山のハイキングマップ(
道程:[1]上桐生→[2]たまみずきの道→[3]落ヶ滝→[4]天狗岩→[5]耳岩→[6]竜王山→[7]重岩→ [8]狛坂磨崖仏→ [9]出合→ [10] 逆さ観音→ 上桐生
歩行:5時間
距離:約 16Km
体力:★★ (ハイキング感覚)
技術:★★ (川を登るところがややむずかしい)
見所:★★★(変化に富んだ景色)
お店:★ (近くにコンビニはない)
駐車:登山口 500円
トイレ:駐車場
備考:

金勝アルプスの高低差
金勝アルプスの高低差

0800 自宅出発

草津田上ICで降りて近くのスーパーで弁当を購入。
スーパーで15分ほど時間を消費。

0940 上桐生の駐車場(トイレ)

駐車料金500円。トイレはバイオマストイレ。50台は楽に駐車できるだろう。ほかにハイカーは女性が2名。
滋賀のボーイスカウトがキャンプに来ている。カブスカウトたちだった。
駐車場のおじさんに進むべき方向を尋ねたら、金勝山のハイキングマップをくれた。
へー、いつ作ったんやろ。よくできてる。
支度を整えてから0950に出発。道標に沿って川沿いを歩く。道標は整備されているようだ。

1015 たまみずきの橋

せせらぎの音を聞きながら小径を進む。気持ちのよい道だ。途中で何度か川を渡る。
そこで道を間違った。川を渡らないといけないところを突き進んでしまった。
すると、たまみずきの道という整備された道路に出た。結果的に、たまみずきの橋にたどり着いた。気温が上がってきた。暑い。

たまみずきの橋
たまみずきの橋

1028落ヶ滝

途中で落ヶ滝への道を進む。
5、6分ほど歩くと滝にたどり着いた。水量はそんなにない。水は冷たくて気持ちがよい。
他の団体客(数十人)とすれ違う。みんな軽装だ。若い女性だけの6名のパーティと合う。今、流行の山ガールかな。元来た道を引き返す。

落ヶ滝でポーズ
落ヶ滝でポーズ

ここからの道が変化がおもしろい。日本庭園みたいな風景があったり、岩をロープで登ったりと飽きることがない。けっこう急な登りだが、六甲のロックガーデンほどではない。
カシミールで作成した緯度経度を書き込んだ地図とGPSを見比べながら位置を特定してみる。おおー、GPS定規を使わなくてもわかるやん。(ちょっと感動)

1108 交差路(鶏冠山と天狗岳の交差点)

北峰縦走路に出る。コースポイントK6とある。もし、トラブルがあったら消防署に連絡する際にコースポイントを伝えると場所が特定できてよいらしい。
ここから尾根道である。
太陽はますます照りつけてきて暑くなってきた。長袖をまくりたい誘惑を抑えて日焼けしないように我慢する。時たま吹く風が冷たくて気持ちよい。周囲の風景はよい。

1146 天狗岩

本日のハイライト。とにかく大きな岩だ。リュックを下においてよじ登る。
小学生くらいの子供も親子連れで登っている。岩の頂上は360度の絶景ポイント
しかし、下をのぞくと目がくらみそう。落ちたらやばい。周囲の人は口々に危ない!と叫んでいた。記念撮影の間も、足元が不安だ。

1200出発

1210 耳岩

耳岩というのがよくわからん。双眼鏡を持ってくればよかったと後悔する。
遠くに大きな岩が見える。

1220 白石峰

コースの分岐点。すでに何名かのハイカーが来て休んでいる。
ここで小休止してから、竜王山に向うことにした。

茶沸観音

ちっちゃな茶沸観音さんがいた。

1240 竜王山(604.7m)

山頂の眺望は良くない。すぐ下の空き地に仏様が祭ってある。
その横で昼食をとることにした。竜王山山頂付近はスペースが少ないのでたくさんの人数での昼食には適していない。せいぜい10名程度か。
今日はよく歩いたな。
気温が高いのでちょっと疲れた感じがする。ラジオの気象予報では、午後から曇りとなり夕方からは雨の降るところもあるとか。

1320出発

お腹がいっぱいになると元気になる。

1335 白石峰

たくさんのハイカーがいるので通り過ぎるのも大変。
狛坂磨崖仏の方へ進む。

1342 重岩

よくもまあ、こんなにでかい岩がちょこんと乗ってるもんやと感心する。
「重ね岩」の看板の「ね」の字がはねすぎ。

国見岩

遠くに見えるのが国見岩? そういえば国を見下ろしているようだ。

1402 狛坂磨崖仏(こまさかまがいぶつ)

奈良時代後期の作品らしい。
柳生街道で見た朝日観音に似ている。あれも奈良時代の作品とかいってたな。
奈良時代は仏像ブームやったんやろ。

狛坂磨崖仏
狛坂磨崖仏

1419 出合

ここから先はおだやかな下り道だ。他のハイカーはほとんど歩いていない。林道のような道が続いている。空は曇ってきた。どうやら、天気予報の通りになりそうだ。

1452 逆さ観音

久しぶりに見た「逆さ観音」。
なぜ、逆さなのかは現地の説明を見てほしい。それより、ここが整備されているのに驚いた。
観光スポットにするつもりなんだろう。

逆さ観音
逆さ観音

1502オランダえん堤

えっ、泳いでる?
水深数10cm程度の川の流れがあって、そこで子供達が泳いでいる。こんなに暑いんだからしかたがないな。

オランダえん堤
オランダえん堤

1508 上桐生駐車場

車は10数台というところか。ペットボトルのお茶も飲み干してしまったので自動販売機を探したが、あいにくなかった。この駐車場には自販機がないんだ。

感想

[1] 尾根沿いの道は日陰が少ないので炎天下の対策はしっかりしておいたほうがよい。
[2] 水分補給のタイミングを遅れないようにしなければならん。年のせいか、喉の渇きを覚えるのが少し遅くなってきたような気がする。炎天下なら水は最低ペットボトル2本は必要である。
[3] コースは変化に富み、風景もよい。オススメのコースである。
[4] トイレは、駐車場付近に2、3あるが,山頂にはない。
[5] 小学生も登っていたが、行くときはしっかりとした靴をはかないといけない。
[6] 上桐生までバスで行く場合は時刻表を確認すること。草津駅から30分
[7] 今回は、フリーソフト「カシミール」で作成した2万5千分の1の地図に緯度経度を表示させて印刷してみた。結果は、GPSを利用しての位置特定がめっちゃ便利にできたことに大いに満足。緯度経度ともに10秒ごとに線を引くと、目分量でも十分に位置を特定できる。私のようなハイキングに利用するだけなら、十分実用に耐える。

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