【石切】生駒山 2010

ぼくらの広場から見える風景 1 登山(関西)
ぼくらの広場から見える風景

よお~し。そろそろ生駒にいこか。
前回、くろんど園地やらほしだ園地に行った。ほしだ園地に行ったときに買い求めた1部100円のマップが手元に。5部買ったら400円になるというので5部買ってしまったのだった。だから、もったいないのでくさか園地、ぬかた園地、なるかわ園地を一気に行くことにした。

さすらい記録

記録: 2010.04.17
天候:晴れ
場所: 生駒山(642m)
出発: 石切(近鉄電車)
到着: 瓢箪山(近鉄電車)
地図: 府民の森ハイキングガイドマップ「なるかわ園地」(大阪府みどり公社)
道程: [1]石切駅→[2]くさか園地→[3]生駒山→[4]暗峠→[5]なるかわ園地 → [6]僕らの広場→[7]瓢箪山
歩行:4時間
距離:約 12Km
体力:★  (ハイキング感覚)
技術:★  (むずかしいところはない)
見所:★★ (ぼくらの広場)
お店:★  (とくにない)
駐車:園地
トイレ:園地
備考:

0830 自宅出発

生駒は近いのでゆっくりの出発となる。

0940 石切駅(近鉄電鉄)

1558歩。
南口から出るつもりが、北口から出てしまった。
出口すぐのところにあるミニスーパーで弁当と飲み物を購入。
聞けば南口付近にはコンビニなどはないとのこと。北口に出て正解だった。
南口の方へ回ることにする。
今回は宮川谷ハイキングコースを進む予定。南口に着いて鉄道をくぐってみるが、それらしい標識はない。やむをえず、北口へ向かう急な石段を登る。階段を上りきったところで、道路に出た。
すると、そこに宮川谷ハイキングコースの小さな標識があった。
これって、北口から右手に回ればすぐのところやん!最初から北口からまわればよかったのだった。ガ~ン。写真は南口付近にあった案内板。

観光案内図
観光案内図

道路沿いに住宅街へ向けて進む。
住宅街を抜けて川沿いの道に出て山を巻くようにして登る。アスファルトの道が続くが、途中から林道になる。そこからは里山ハイキングだ。谷を左にずっと登りが続く。

里山の道
里山の道

1044杉木立出発

生駒縦走道への案内にしたがって進む。
最初は生駒さんへは向かわずに、そのまま「くさか園地]から「なるかわ園地]に
抜けて「僕らの広場]へ行くつもりだったが気が変わって生駒山を拝むことにした。
というより、私の歩行速度では昼食が1時を過ぎそうになりそうだからという単純な理由。

くさか園地をいつ抜けたのかわからないまま、ぬかた園地の入り口に来た。
このまま「なるかわ園地」に抜けずに「生駒山頂」へという案内板の示す方向へ進む。どうも、「山頂」とかいう言葉には弱い。振り返ると大阪平野が見える。

急な階段を登りきると、ひょっこりと山上遊園地の駐車場に出た。
ああ、ここか。なんどか車で来たことがあるので思い出した。まさか、数年後に歩いて登ってくるなんて夢にも思わなかった。ケーブルを避けて信貴山ドライブウェイ横の道路を歩いていく。

1155 生駒山上遊園地(7246歩)

風が冷たい。人もまばら。案内板はこんな感じ。ハイカー達がベンチで昼食をとっている。
寒々とした遊園地にスピッツの曲が大音量で響いている。シーズン終わりの夏のプールみたい。
たしか、このあたりに一等三角点があるはずなんだが。山頂はどこだろう。

生駒山上遊園地の案内図
生駒山上遊園地の案内図

1210 一等三角点(642m)

遊園地のなかをうろうろしていて、機関車の遊具のなかに見つけた。
こんなところにあるなんて驚きだ。この一等三角点に触るには、遊具を管理している人に声をかけなければならない。そこまでしなくてもいいだろうと思い写真だけ撮影することにした。

近くの広場で昼食を取る。冷たい風が吹くなかで、桜の木の下で数組の家族連れがお弁当を食べている。

一等三角点だ!
一等三角点だ!

1250出発

尾根沿いのゆるやかな道を下る。登ってくるハイカーも多い。ちょっと昼休憩の時間が長くなったようだ。体が冷えている。

1315 パノラマ駐車場

9743歩。
しばらく山道を下ると、ひょっこりとスカイライン道に出た。
そこにはパノラマ駐車場と看板がある。確かに見晴らしがよい。なんと自動販売機まである。
石碑のそばで記念撮影してから、先を急ぐことにした。数人のハイカーが私達を追い越していく。

パノラマ駐車場にて
パノラマ駐車場にて

1340 暗峠

11455歩。
おおー、ここが暗峠(くらがりとうげ)か。石畳の道に風情を感じる。
江戸時代には、伊勢参りなどで往来が多かったらしい。
すぐ近くの茶屋で、ネギとお酒を買う。どこへいってもお酒には目がいってしまう。茶店では食事も用意されていて、うどんを食べてる人もいた。すぐ横の夫婦連れはぜんざいを食べている。疲れた体には甘い食べ物がうまそうにうつる。

暗峠にて
暗峠にて

すぐ横の路地のような道を南に向かう。スカイラインを左手に見ながら山道を進む。
なんどか、アップダウンを繰り返すと「なるかわ園地」のなかにいることに気がついた。
遊歩道の交差点で、主婦グループがわいわいやってきて、どこから来たのかと尋ねてきた。
1時間前に生駒山から暗峠を越えてきたと答えると、「ああー、くらやみとうげね。やっぱりいきましょ。1時間やったらすぐやわ。」と行ってしまった。
「くらやみとうげ」ではなく「くらがりとうげ」なんやけどと心のなかで突っ込む。

ここを南に進む
ここを南に進む

そこから、「ハイキング道」へと進むと、すぐに貯水池があった。
錦鯉が泳いでるやん。とかすかに驚いて先をすすむ。
しばらく進むと、開けたところが見えてきた。

1410ぼくらの広場

12668歩。
ここがぼくらの広場か。ガイドマップにも景色がよいと紹介されている。
そのとおり、大阪平野が一望できる。素晴らしい景色だ。案内板によると、六甲山まで見えるらしい。花園ラグビー場や八尾飛行場などが小さく見える。
ここで弁当食べたら美味しいだろう。次々と人が訪れてくる。
高校生らしき男の子が二人でやってきて、案内板のまえで大声で叫びだした。
叫びたくなる気持ちもわかる。そのまま、なんかようわからん歌を大声で歌いながら下っていった。

しばらく景色を堪能してから旗立山へと進む。
帰りは「客坊谷ハイキングコース」を通ることにした。

1430 旗立山(486m)

13194歩。なんにもない。
まあるい石のテーブルがあるだけ。
その先に三角点があるのかもしれないが、見るべきところも無いので引き返す。
引き返すといっても1分ほどだ。

旗立山
旗立山

1500 瓢箪山まであと2.2km

15700歩。
結構歩いている。今回は平地を歩くつもりだったのでストックは持参していない。
そのかわり足首をガードするサポーターをつけている。くだりが続くが、左足は痛まない。ベンチで休まず、先に進む。

しばらく街中をすすむと稲荷神社が見えてきた。すぐそこが瓢箪山駅だ。

1537 瓢箪山駅

19287歩。
ようやく駅に着いた。瓢箪山はどこにあるのだろう。
おもしろい名前だ。漢字は読めるが、とっさに書けといわれたら書けそうにない。
電車にのる客もまばらで少ない。ゆっくり座って帰った。

感想

[1] 千里方面から電車で1時間の範囲なので生駒山地は手ごろなハイキングコースである。
[2] スカウトには遊園地が活動には不向きなので生駒山上は避けたほうが無難かも。
[3] 枚岡駅か瓢箪山駅からだと「なるかわ園地」へ向かうコースがよいかもしれない。距離も適当だ。
[4] 昼食は断然「ぼくらの広場」をオススメしたい。

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