【天王山とポンポン山】合戦ハイキング 2009

合戦の様子 1 登山(関西)

今回は久しぶりに単独行。
天気もいいし、前々から行こうと思っていた天王山とポンポン山をダブルでハイキングすることにした。

さすらい記録

記録:2009.11.07
天候: 晴れ
場所: 天王山
出発: JR山崎駅
到着: JR高槻駅
地図: 山と高原地図47「北摂・京都西山」50000分の1
道程:[1]山崎駅→[2]天王山→[3]釈迦ヶ岳→[4]ポンポン山→[5]本山寺→[6]神峰山寺→[7]原立石バス停→[8]高槻駅
歩行: 5時間 (自宅から30800歩)
距離: 約18Km
体力:★★ (ちょっときついか)
技術:★★ (むずかしいところはない)
見所:★  (歴史好きなら是非)
お店:★  (近くにコンビニはない)
駐車: JR山崎駅
トイレ: [1]山崎駅と[6]本山寺の2カ所にトイレがある。
備考:

0815 自宅出発

ハイキングに行くかどうか迷っていたため、自宅を出発するのが遅れてしまった。だが、意を決して出発することにした。本来なら7時には出発したいところだが、単独行なんで、軽い気持ちで出かけることにした。

0827 新大阪駅(快速)

0905 JR山崎駅 (トイレ)

数名のハイカーがここで待ち合わせをしていた。
駅前には、歴史街道百選として天王山の絵がある。

0910 コンビニ

0920 出発

歩数計は2500。
線路沿いに東へ100mほど進み、すぐの踏切を渡る。
交差点を直進したところに「天王山 登り口」とある。
少し急な坂を10分ほど道なりに進む。

0930 宝積寺

聖武天皇が行基に命じて建立したそうな。
お寺のすぐ横を抜けると天王山まで1.1kmの標識を発見。

0948 旗立松展望台

すぐよこに合戦の様子を描いた屏風図のようなものが2枚あった。
今日は天気が良いので眺めがよい。なるほど、屏風図のように合戦の様子が想像できる。
私の前を初老の女性二人がおしゃべりしながらゆっくり登っていた。

0955 十七烈士の墓

0957 酒解神社

1004 天王山山頂(270メートル)

標高270.4m。地元の方々が清掃登山しておられた。なんでも、町長さんも参加しての清掃活動らしい。私を除くほとんどの人がゴミ袋を持っておられたので、なんだか気後れしてしまう。
山頂はこれといってなにもない。広場はあるが、眺望は開けていない

1015 出発

北進したいのだが山頂から直接通じる道を発見できなかった。
少し迷ったがとりあえず、 いったん、天王山山頂から少し降りてみる。すると、小倉神社の方へと進む道があった。
平坦な道でとても歩きやすい。竹林が続く中を進む。

1037 小倉神社分岐

地図では天王山からここまで30分と記載されているが22分で来た。
ここで、柳谷と小倉神社の分岐に到着。左の柳谷へと向かう。
テーブルがある。数名のハイカー達が休憩していた。
途中で山崎の町が見える。紅葉はまだまだ。

小倉神社分岐
小倉神社分岐

1053 三叉道

山道から畑の道に出た。そのまま進むとアスファルト道に突き当たった。
左にいけば乗願寺だろう。けっこういいペースで来たようだ。
アスファルト道からみたら「天王山ハイキングコース」と看板がある。

三叉道
三叉道

1100 乗願寺

小休止。お参りを済ませてから出発。
後でわかったことだが、乗願寺を右手に見て進んではいけなかった
乗願寺の右側に分岐する道があるはず。
つまり、お寺の裏側を右に進まなければならなかった。
先に出合ったハイカー達も同じように先を進んでいった。

乗願寺
乗願寺

1110 高原テニスクラブ

高原テニスクラブの角にさしかかった。
右へ進むと柳谷観音とある。地図ではこの道が表示されていない。
登ってきた中年3名のハイカーに話を聞くと尺代から来たという。
地図もないので自分たちの歩いてきた道がよくわからないとのこと。
この時点で、私はまだ道を間違っていることに気がついていなかった
しかし、柳谷観音へ進むということはわかっていたので、右へ進むことにした。
10分のロス。 蛇行したアスファルトの道を進む。
途中、府道79号線の下をくぐる。

 高原テニスクラブ
高原テニスクラブ

1140 柳谷聖苑

駐車場横に到着。右へ進めばポンポン山(約二時間)と標識がある。
そのままお寺の横の道を進むと、左手に真新しく府道79号線が見える。
ちょっと、こっちの道を歩いてみようと府道79号線を進む。
途中で、道が合流していた! 結局、お寺の横を進む方が早かったようだ。

1200 ベニーカントリークラブ

途中で「しいたけの直売所」の前を通過。
店のおばちゃんが、「トレッキングのダブルストックっていうのは楽?」と質問をしてきたのでちょっと驚く。「ええ、楽ですよ。」と答えたら。「やっぱりね。」との返事。

1210 大沢の分岐

小休止。釈迦岳まで2.4kmとある。ポンポン山まで4km。
歩数計は13200歩。

1222 釈迦岳への分岐

釈迦岳まで1.7km。 左へ進む。途中、誰とも出会わない。とても静かな山道だ。途中で木段を発見。ちょうど降りてくるハイカーがいたので道を尋ねると釈迦岳から降りてきたとのこと。もし、彼らに会わなかったら右の平坦な道を進んでいたかもしれない。

1244 大杉

山頂まであと10分。急な登り坂が続いたのでちょっと疲れた。
ここまでハイカーとは数名しか合わない。

大杉
大杉

1300 釈迦岳

631.4m。視界はなく標識があるのみ。三脚で記念撮影。
かなりお腹が空いてきた。途中で出合ったハイカーがこの先の鉄塔付近に少し開けたところがあると教えてくれた。

1305 鉄塔

一つめの鉄塔。ここはなにもない。

1310 鉄塔

少し開けている。もう少し頑張ればポンポン山だけど、あまりにお腹が空いたのでお弁当を食べることにした。今回は単独行なので頑張りすぎないようにする。
例のごとく山の神様に感謝して、御神酒を半分だけ飲む。あとはポンポン山で飲むことにした。

1325 出発

1340 ポンポン山

山頂678.9m。数字が連続している。360度眺望が開けている。
数名のハイカーが食事をしていた。残りの御神酒を感謝していただく。
歩数計は16800歩。

1350 下山開始

東海自然道を進む。こんもりとした森の中。歩きやすい道である。
本山寺へと向かう。コースタイムは1:10とある。
後で気がついて悔やむのが、私のつけているGPSがなぜかこの時点でOFFになってしまっていたこと。スイッチを触ったつもりはないし、電池がなくなったわけではない。どうにも合点がいかないが仕方がない。

1420 高槻の古木

しめ縄がある。地図では、夫婦杉と記載されている。おそらく、ここがそうだろう。
美しい自然林が続く東海自然歩道だ。
もっとゆっくりと歩いても良いのだが、時間がないのでペースを上げることにする。コースタイム1時間10分とあるところを50分で進む。ちょっと早い。

 1437 本山寺(トイレ)

お参りする。ここにトイレがある。歩数計は20800歩。
1300年前からわき出ているという水を水筒につめる。飲むと美味しい。

1443 本山寺出発

ここからアスファルトの道。だらだらと下る。足には堪える。
これが登りだと少し辛いかもしれない。若いカップルが私の前を歩いている。女性がヒールなのでえっ?という感じ。

1455 本山寺駐車場

なあるほど。駐車場から歩いて本山寺にいったのだなと合点がいく。
車なら10数台は停めることができるだろう。参拝者専用とある。

1510 川久保への分岐

左へすすむと川久保だが、まっすぐ進む。

1527 神峰山寺(かぶさんじ)

へー、「カブさん寺」みたいに聞こえる。
カブ隊がきたら喜ぶかも。隊長が受け狙いを考えること間違いなし。
紅葉はまだまだだ。参拝客は少ない。

1533 勧請掛

めずらしいものを発見。聖地との境界を意味するのだとか。
実際は、米相場の占ったとか。
相変わらずアスファルトの道が続く。ちょっと足にきたかもしれない。

1539 参拝の入り口

歩数計は28000歩。
何人かの人々が手を合わせて拝んでいる。
ふと見ると道標に「ポンポン山 7.6km」、「本山寺 4.1km」、「神峰山寺 0.8km」とある。
 よくもまあ歩いてきたもんだと一人感心する。

1550 原立石のバス停

美しいバス停ができていた。地図には上の口しか記載されていなかったが、その1つ手前に立派な原立石というバス停があった。時刻表を見るとあと数分でバスがくる。ありがたくバスを待つことにした。

1556 バス

1620 JR高槻駅

[感想]

[1] 5万分の一の地図だとちょっと里山ハイキングは迷うことになる。
  1ミリが50mにもなるし、地図に表現できない道が多数。
[2] 山と高原地図はいつも愛用しているが、この周辺の地図は5万分の1のまま。人気コースなら2万5千分の1まで拡大してくれているのに残念だ。 私と同じように道に迷っていたハイカーは、おなじ地図を持っていた。他のガイドブックを参考にしたほうが迷わなくてよい。

[3] ポンポン山から本山寺へ向かう道は自然林の山道で気持ちがよいが、本山寺から先がアスファルト道なので足を痛める恐れがある。出灰方面からの裏道を登ったほうがよいかもしれない。(検証しないといけないが)

[4] 途中のコンビニは山崎駅前のみである。
 本山寺方面から登る場合でも、コンビニは見あたらなかった。
 水は、本山寺の美味しい水がある。(もちろん、感謝の心を忘れてはいけない)

[5] コース全般を通して、急登はわずか。あとはなだらかな歩きやすい道である。出灰をスタートして山崎駅に行くコースだと距離も適当かもしれない。

[6] ダブルストックは正解
 全部で18kmほど歩いたが、ストックのおかげだ。足の負担がかなり和らいだ。というより、最近ハイキングずくめなので足も丈夫になった?

最近では一番の長丁場ハイキングでした。

さてさて、この次は。

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