【京都】京都一周トレイル 大文字山ハイキング

クロスしたカマド 3 ハイキング
クロスしたカマド

天気予報は雨模様だが、一夜あけると秋晴れだった。
さあ、どこ行こう?そうだ、京都、いこう。←安易なパクリ

さすらい記録

記録:2015.10.17
天候:晴れ
場所:大文字山
出発:蹴上駅(地下鉄 東西線)
到着:出町柳駅(京阪)
地図:特になし
道程:[1]蹴上駅→[2]日向大神宮→[3]大文字山→[4]大文字山火床→ [5]霊鑑寺→[6]銀閣寺→[7]出町柳駅
Map: とくになし
歩行:5時間
距離:約 11Km(概算)
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (むずかしいところはない)
見所:★ (京都の風景がみえる)
お店:★ (京都市内にたくさんある)
駐車:駅周辺にあるだろうが、京都には車で出かけるべきではない。
トイレ:蹴上駅、日向大神宮、出町柳駅
備考:

0838桃山台

天気予報では曇り一時雨。しかしだ、晴れている。
絶好のハイキング日和やん。
いつもは山を中心に考えて計画するのだが、今回はハイキング主体。
以前より京都一周トレイルを歩いてみたいと思っていたので京都に出かけることにした。
京都一周トレイルは伏見桃山を起点に全長70kmを嵐山方面まで歩くコースだ。
何回かに分けて歩くのだが、すでに2つのコースを歩いている。今回は蹴上から銀閣寺までのコースを歩くことにした。

0904新大阪

コンビニで弁当を買う。新快速にのって山科で下車。東西線に乗り換える。

0947蹴上

1000出発

2447歩。
最初は2番出口にいって反対側にでてしまった。失敗。
地下鉄の1番出口をあがる。付近には売店もコンビニもない。

駅から北へ30メートルほど歩くとトンネルがある。ここが東山コースの出発点だ。
このトンネルのなかが、ねじりマンボという。トンネル構造をそういうらしい。
たしか、茨木市にも同じ構造のトンネルがあったな。
ハイカーが記念撮影している。トンネルをでてすぐに右に曲がるとインクラインだ。

みなれた線路のうえを歩く。たくさんのハイカーが歩いている。

1005 石橋のたもとに道標があった

橋を渡って日向大神宮に向かう。参拝道なのだろう。ひんやりした道だ。琵琶湖疎水ハイキングでは、逆方向から歩いてくる道だ。

1013日向大神宮

3584歩。
大神宮の前の休憩所にはたくさんのハイカーがいて休んでいた。ここはトレイルの分岐点だ。
左手の大神宮のなかを通り抜けると天の岩戸がある。コースをショートカットできる。
今日は右側のコースを反時計回りに進むことにした。

出だしは少し急な坂道だ。地面はよく踏まれていて固い。
坂を上りきると5人の中年ハイカーが、腰を下ろして休んでいた。どうやら毘沙門堂から来たようだ。
挨拶を、交わして先をいく。反対側からもハイカーがやってくる。人気のあるコースなのだろう。

急な上りは最初だけで、あとはゆるやかな尾根道だ。
鳥の鳴き声がする。

1033七福思案処

4534歩。
どちらへ進んだらいいか悩む分岐点だ。
七福というから分岐点は7つあるのかとみたら、6箇所だった。それでも多い。標識をみていたら、初老のハイカーから、このあたりに見晴らしの良い場所があると聞いたがどこだろうかと尋ねられた。
ネットにかいてあったそうな。ここは鞍部になるので見晴らしは悪い。
どうなんでしょうねえ。わかりませんと答えた。
ちょっとした広場かあって数人が休憩していた。
チラッと横目でみて、大文字山へと向かう。
歩き始めて30メートルほどすると、少しだけ展望が開けている場所にきた。先ほどの男性が、きっとここのことでしょうねといいながら追い越していった。
左胸のポケットからラジオの音が聞こえている。いつもひとりで歩いているに違いない。
あっという間に遠ざかっていった。
適度なアップダウンする道を気分良くあるく。もったいないのでゆっくり歩くことにした。

コースタイムでは大文字山への分岐点まで小一時間歩くことになる。
歩きやすい道なので周りの雰囲気を楽しめる。あっという間に時間がすぎる。

1130 四つ辻(標識45番)

やがて、交差点に出くわした。
ここを左に進むのが東山コースだが、大文字山へ向かうことにした。山と聞けば行くしかないと体が無条件に反応するのだ。大文字山までの道はいかにもハイキングの道だ。
いい感じの道がつづく。

1138大文字山(三等三角点465.46m)

8392歩。
急にパッと展望が開けた。
ここが山頂かな?と標識を探す。たくさんのハイカーがベンチに並んで休憩していた。
海外のハイカーが多いので驚いた。他のブログの情報では山頂の標識があるということだったが、なにもなかった。
三等三角点だけがぽつりと取り残されている。
でも、状況から判断してここが山頂に違いない。GPS もここが山頂だと示している。満員だったので、ご飯は先で食べることにした。

1155大文字火床

10012歩。
ここでお昼ご飯にしよう。京都市内が一望できて爽快だ。たくさんの人が上ってくる。
火床というのは五山の送り火のときに文字をかたどった火を焚くカマド群のこと。大文字山では大という文字をかたどる。
まるで、カマドの段々畑のようだ。
遠くに京都タワーがみえる。
その向こうには阿倍野ハルカスのシルエットがうっすらと。いつものように山の神様に感謝しながら御神酒をいただく。風もなく、昨日の雨の天気予報は見事にはずれた。

弁当を食べている間にも次から次へと人々が上がってくる。軽装なのでハイキングではなさそうだ。アジアからの観光客も多い。
日陰が無いので、太陽光が直接あたる。暑い。日傘をさしてご飯を食べてる人もいる。

1243下山

そろそろ降りよう。
ルートはいくつかあるようだか、適当に下ることにした。というか、地図がない。
どこから降りようか。注意深くハイカーの動向を観察する。

銀閣寺にいくつもりだが、東山コースに合流したいので霊鑑寺をめざすことにした。

ここからは少しゴツゴツとした道だ。ハイカー姿の人々はこの道を降りていく。
コンパスで方向だけは確認する。
うん、この道を行こう。一般の観光客は歩いていない。

最初は石段だったが、途中から石が多い山道になった。普通の靴ではちょっときついだろう。
途中にロープを張っているところもある。左側からせせらぎの音がする。

1310 登山口

1315 霊鑑寺

12500歩。
まっすぐ進むと哲学の道にでるが、標識は北にすすめとある。向かうは銀閣寺だ。
営業の人力車が向こうからやってくる。
このあたりは銀閣寺の裏道らしい。京都は古都。裏通りに風情がある。
ひっそりとたたずむ家々をよくみると、なにかの店もある。看板が目立たないので、注意してみないとわからない。

1330銀閣寺

13700歩。
いきなりの観光客の群れに驚いた。ほとんどが海外からの観光客のようだ。有名なんだろうな。
受付あたりまで入ったが、あまりの人の多さに退散することにした。
土産物屋を見ながら白川通りを目指す。人が多いのでなかなか先に進めない。

哲学の道を少しだけ歩く。
このあたりが哲学の道の最後なので気持ちだけ歩いてみた。

付近にはタクシーの列が続いている。バス停にも人だかりだ。反対側の歩道を歩くことにした。

白川今出川通りを通り過ぎたときに道標52を見落としたことに気がついた。
ま、いいか。目的は達した。

1420マクドナルド

16600歩。
あんまり喉が渇いたので喫茶店でもないかと探すも見当たらない。すると、マクドナルドがあったのでここで休憩することにした。

1450出町柳駅

17500歩。
良いコースだ。高低差もあまりない。
距離も適度だ。変化には富んでいないがバランスの取れたコースといえる。道標もしっかりと設置されていて初めてのハイカーでも安心して歩くことができる。

感想

[1] 全体にバランスの取れたハイキングコースだ。
[2] 初めての人でも十分楽しめる。運動靴でも歩くことが可能。
[3] ただし、雨が降ると運動靴では下り坂では滑るかもしれない。

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