さすらい記録
記録:2012.12.16 (日)
天候:曇り午後から晴れ。気温若干高い
場所:茨木市内
出発:沢良宜駅(大阪モノレール)
到着:豊川(大阪モノレール)
道程:[1] 沢良宜駅 -> [2] 元茨木川緑地公園 -> [3] 川端康成文学館 -> [4] 西国街道 -> [5] 豊川駅
歩行:4時間
距離:約 10Km
体力:★ (ハイキング感覚)
技術:★ (特になし)
見所:★ (川端康成文学館)
お店:★ (豆腐屋)
駐車: 元茨木川緑地公園にある。
トイレ:沢良宜駅/桜通りに多数/豊川駅
備考:
より大きな地図で 【茨木】文豪と豆腐のハイキング を表示
1009自宅
いつも通りに目覚めたが体がだるい?そう、夕べは飲み過ぎたのだった。
しかし、このままだらだらとしていてはいけない。隊長ゆえにしっかりしないと。
ところが、山に行くには時間が遅すぎる。では、タウンハイキングにしよう。
で、茨木にいくことにした。
1040沢良宜駅
駅前は整備されているが、がら~んとした感じ。誰もおれへんのかいな。
乗客もまばら。ここから、南の方へ歩くと公園がある。
茨木市観光協会の「茨木ひとめぐり」というマップを参考に進む。
1058元茨木川緑地公園
2316歩。
妙にきれいに整備されている。5分ほど歩くと橋があった。
なんで、こんなところに橋があるねん?(あとでその理由がわかる)
桜の種類が結構多い。端まで歩くと駐車場があった。これ以上進めないので、元来た場所へと引き返した。
1105元の場所
3040歩。
これでハイキング終わったら洒落にならんな。とか思いながら北へ進む。
「桜通り」とある。
安威川の支流を廃川にしたところを公園にしたらしい。要するに川を埋めて両側の土手を散歩道にしている。どうりで桜が多いはずだ。
しかし、よく整備されていて、歩いていても心地よい。
今までは車で通り過ぎるだけだったが、歩いてみるととても良いコースということに気がついた。
ジョギングをする人も多い。
1125さわらぎ神社
4500歩。すぐ横には公団らしき建物がある。この辺りは発掘して遺跡がでてきたのだとか。
神社はこじんまりした作りだった。鳥居のすぐ横にトイレがあった。ジョギングしている人やら、犬を連れている人が多い。コースのなかに小川があるなんて、なかなかの風情だ。
えっ、桜?
なんでこの季節に咲いてるのん? ま、見られただけでもラッキー。
すぐ横のトイレの水場に面白い注意書きを見つけたので撮影しておく。
水を飲ませてはいけないというのではなく、直接口をつけてはいけないということか。
こういう注意書きがあるってことは、そういう人が多いってことやな。笑
1145阪急電車の高架下
5950歩。なんや茨木童子って?今、はやりのゆるキャラ?目が異様にでかい。
ま、深くは追求せずに先に進もう。
1155市役所前
7050歩。
ああ、お腹がすいた。オブジェ前に到着。ここから川端通りを北進する。
コースは道路の右端になる。ここもかつての川だったのだろう。
1205川端康成文学館
7750歩。
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/shisetsu/kyoikubunka/1317033511310.html
ノーベル賞作家である川端康成氏が小中学校時代に住んだのがここ茨木市だ。
文学館への入館料は無料で、川端氏縁の展示物がある。
小学校の時の作文などもあって、川端ファンなら一度は訪れたいところだ。
川端康成氏の書斎を再現してあったので撮影した。僕もこんな書斎にしたいな。気持ちだけは文豪気分。
1222出発
7810歩。
1228田中のまるまた
8230歩。
川端通りをまっすぐ進んでしまうと、車の通行する道路がJRの高架下をくぐってしまう。
まてまて。公園の真ん中を通り、裏路地に入いる。すると、そこにちいさなトンネルが現れた。
これが、「田中のまるまた」に違いない。
…どこにもそんな掲示物はないやん。
しかし、茨木市の観光マップにはこのあたりが「田中のまるまた」と書いてある。
猿股(さるまた)みたいなネーミングやな。← つまらない考えが浮かんでしまう。飲み過ぎや。
通称、「ねじりまんぽ」というらしい。一言で言うと、煉瓦(れんが)でつくったトンネルだとか。
同じものを琵琶湖疎水ハイキングで見たな。インクラインだ。
あれといっしょか。
しかし、田中町にあるトンネルだから「田中のまるまた」なのか。
おもしろい名前をつけるもんやな。
1230 豆腐屋の伏見屋
伏見屋(http://www.fushimiya.co.jp/)
こんにゃくと豆腐で有名な伏見屋さん。
この「田中のまるまた」をくぐったすぐのところに工場がある。
その先10数メートルで本店があった。
すでにたくさんの客が来ていた。今日は感謝デーらしい。
私はおいしい豆腐に目がない。昔ながらの製法と水と国産大豆で出来た豆腐はうまい。
ここの豆腐は食べたことがないが、ものは試しとオススメセットを購入した。
氷も入れてもらってザックのなかに慎重に入れる。ついでに、親戚にお歳暮代わりに送ることにした。
年寄りにはおいしい豆腐がいいだろう。
1300出発
8420歩。
さて、ここからどこへ進んでよいのかわからない。
てきとーに北へ行くことにした。町中の路地を進むと川にぶち当たった。
安威川だ。そこが川端通りの発端でもある。
で、すぐのところに国道171号がある。
車がブンブン通っている。これでは風情どころではない。
といいながらもお腹が空ききっている。
1330 餃子の王将
10650歩。
とにかくぅ、ご飯食べんとぅ、歩かれへん。というような幼児のようなレスポンスで店に入る。
ファミリー客で賑わっていた。
飲み過ぎには、汁気の多いラーメンがよい。と、私の体がいう。
まてまて、ゆっくり餃子でも食べよう。← 意外と回復力が早い。
1414出発
10845歩。お腹がいっぱいになると、余裕っちゅうもんが出てくるから不思議だ。
とにかく店を出て、西国街道を行くことにした。
西国街道
山崎街道とも呼ばれる。江戸時代の参勤交代に使われた街道である。
国道171号線が街道と並行している。路は整備されていて、タイル状の路面で敷き詰められている。
郡山宿本陣が現存していて、昔の宿場を感じさせるようだ。
赤穂浪士で有名な浅野内匠頭や明治天皇なども宿泊されたようだ。
路は平面で歩きやすいが、車が結構なスピードで走ってくるので気をつけないと危ない。
1458豊川駅(モノレール)
15120歩。
おおー、駅が見えた。相変わらず人影が少ないな。
ま、適度な運動になった。
感想
[1] 前半はいい感じだったが後半は本陣以外見るべきところもない。
[2] 桜のシーズンのハイキングがオススメ。良いコースだ。
[3] ビーバーなら茨木川緑地公園だけでも楽しいだろう。
[4] 後半は川端康成の生家を見に回ってもいいかもしれない。
以上