【SEAMGRIP】 レインウェアを修繕しました

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2017年8月に入って立山連峰を縦走してきました。
当然、レインウェアは雨対策だけではなく防寒対策にも威力を発揮しました。

帰宅してから、レインウェアを干していると、裏側の防水シートがペロリと剥がれている!
そう、ここから水がしみ出してきているのです。ゴアテックスでありながら濡れる?

気づいたのは昨年頃から。
ゴアテックスの素材自体には異常がなくても、つなぎ目から水がしみ出してきている
縫製の都合上、どのレインウェアも同じ運命をたどるはずですね。

ネットでいろいろ調べて、同じような防水テープを上から貼って、アイロンで圧着すれば良いという情報を目にしました。
しかし、アイロンで何度も再加熱して圧着してきましたがもう限界のようです。
テープ部分がヘロヘロになってしまうのです。
ゴアテックスのレインウェアは高価なんでできるだけ修繕したいと思います。

モンベルに行って相談したら、モンベル製のレインウェアだったら持ち込み修理できますがと云われました。しかし、私のレインウェアは、アシックス社製のもの。ICI石井スポーツで購入しました。当時でも2万円ちょっとはしたと記憶しています。

じゃあ、モンベルでの修理は無理やなあ。だったらと、悩みに悩んで接着剤を買うことにしました。同じようなことで、防水テープか接着剤かどちらにしようかと迷っている方のためにレポートします。

シームグリップというのは、ネットで評判が良かったので購入しました。(1078円。2017年8月15日現在)
要するに接着剤です。アメリカ製だとか。なにが良いのかよくわかりません。
単に接着するだけなら、セメダインとか日本の有名な接着剤メーカーのでも十分だと思いましたが、テントの補修とかの専門とかと紹介されるとやはりこれを購入してしまうことに。
含有物だけをみれば、他の強力な接着剤で良いのではないかと思いました。

接着剤の口の部分をキャップの爪で穴を開けます。
この接着剤には専用のちいさな刷毛がついていますので、これで接着剤を塗っていきます。
ちょっと薄めに塗って、上から強く圧着します。べたべたしていて、手につくと石けんで手を洗ってもすぐには取れない感じです。

剥がれたシールの裏に刷毛で接着剤を塗っていきます。これを丹念に繰り返すこと1時間。
ようやくすべての接合部分の接着が完了しました。あとは乾かすだけ。
説明書を読むと12時間は乾かすこととあります。
長いな。プラモデルを作ったときにもそんなことが書いてあった記憶がある。

接合部分のシールは、元からあるものを接着剤で接合しました。あらためて、シールを買う場合は上から圧着するか、もしくは、切り取って、あらためて上から接合するかの二択となります。今回の補修した部分は、次の3カ所です。

1) 右上の腕から左上の腕の部分までの約50cmくらいの部分。
2) 背中の中心から腰の部分までの部分。T字部分の下へ伸びるところ。
3) 腕の中の接合部分(左右)

今のところ、しっかり接着できているようです。これだけ修復して使ったのは、接着剤の内、数パーセントだけ。しばらくの間。(おそらく数年は)、これで修繕できそうです。接着剤と言えども、数年劣化しそうですが、どうしてもダメになったら、新しく補修テープを買うことになるかもしれませんね。他の補修にも使えそうですので、迷ったら接着剤はアリだと思いました。

とりあえず報告でした。

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